『モンハンワイルズ』無料タイトルアップデート第4弾が12月16日配信決定 最後の追加モンスター“ゴグマジオス”が登場

カプコンは、ハンティングアクションゲーム『モンスターハンターワイルズ』の無料タイトルアップデート第4弾を、12月16日(火)に配信すると発表しました。。
本アップデートでは、シリーズファン待望の古龍種「ゴグマジオス」がついに登場するほか、新たな武器強化システムや高難度クエスト、サポートハンターの追加など、多数の新要素が実装されます。

さらに、この第4弾アップデートが「追加モンスターを含む大型アップデートとしては最後」になることも告知されており、『モンハンワイルズ』にとって一つの大きな区切りとなる内容になっています。その全貌は、「モンスターハンターショーケース」にて映像とともに公開され、プレイヤーの間で大きな話題となっています。

古龍種“ゴグマジオス”が登場 最大8人で挑む終盤の大決戦

今回のアップデートで最大の目玉となるのが、古龍種「ゴグマジオス」の実装です。。
ゴグマジオスはHR100以上で受注可能なエンドコンテンツ級モンスターとして位置づけられており、腕に覚えのあるハンターたちの新たな目標となります。

公開された映像や情報によると、ゴグマジオスとの戦闘は、広大なフィールドを舞台にした長期戦となることが予想されます。。
また、サポートハンターを含めて最大8人でのマルチプレイが可能とされており、これまでの強敵モンスター以上に協力プレイの重要性が増したバトルになると見られています。

ゴグマジオスは高い攻撃力を誇る強敵であるため、防具の強化や武器の準備が重要になります。。プレイヤーは後述する新システム「限界突破強化」や、ゴグマジオス素材での武器強化を活用しながら、万全の態勢で挑むことが求められます。

新サポートハンター“ナディア”がゴグマジオス戦に参戦

タイトルアップデート第4弾では、新たなNPCハンターとして、ライトボウガンを扱うサポートハンター「ナディア」が登場します。。
ナディアは、ゴグマジオスのクエストに同行する専用ハンターとして設定されており、プレイヤーとともに強敵への挑戦を支えてくれます。

さらに、アップデートではナディア以外にも、鉄の隊所属の大剣ハンター「グリフィン」や、白夜隊所属のライトボウガン使い「夜霧」といったキャラクターも新たに登場します。
これらのサポートハンターは、それぞれ異なる武器種や戦闘スタイルでハンターを支援してくれるため、ソロプレイ時の心強い味方となるでしょう。

また、後述の季節イベント開催中には、従来から登場しているサポートハンター「ファビウス」に加え、ナディアもサポートとして同行可能になるとされており、イベント期間中はより賑やかで心強い狩猟生活が楽しめます。

ゴグマジオス素材で新たな“巨戟アーティア武器”を解放

アップデート第4弾では、ゴグマジオスの素材を用いることで、既存のアーティア武器をさらに強化し、「巨戟アーティア武器」へと進化させることが可能になります。

巨戟アーティア武器は、ゴグマジオスの専用素材を使用することで、シリーズスキルグループスキルをそれぞれ1種類ずつランダムで付与できる仕組みとなっており、自分のスタイルに合わせたカスタマイズ性の高さが特徴です。
プレイヤーは、何度も素材を集めて強化に挑戦することで、自身の理想とするスキル構成を持った武器を目指すことができます。

また、PlayStation公式ブログでは、ゴグマジオス素材を用いた武器強化システムに関連して、「巨戟復元強化」「スキルの再付与」といった詳細なメカニクスも紹介されており、プレイヤーがより自由度の高いビルド構築を楽しめるよう配慮されています。

防具の「限界突破強化」でさらなる高みへ

本アップデートでは、防具の強化システムとして新たに「限界突破強化」が導入されます。
HR100以上になると限界突破強化が解放され、既存の防具をさらに強化し、高難度クエストに耐えうる性能へと引き上げることが可能になります。

限界突破を行った防具は、鎧玉による強化の上限が拡張されるほか、レア5・6防具では装飾品スロットが強化されるなど、スキル面でも恩恵があるシステムとなっています。
これにより、防御性能のみならず、スキル構成の幅も広がり、ゴグマジオスのような高火力モンスター相手でも、より柔軟なビルドで挑戦することができるようになります。

高難度フリークエストや歴戦王が追加 腕試しの場がさらに拡充

第4弾アップデートでは、終盤プレイヤー向けのコンテンツも大幅に拡充されます。
まず、新たな高難度フリークエストとして、複数の★9モンスターが出現するクエストが追加されます。
これらのクエストをクリアすることで、特別なネームプレートを入手できるため、腕に自信のあるハンターにとっては腕前を示す格好の目標となるでしょう。

さらに、歴戦個体の強化版である「歴戦王」の一体、歴戦王ジン・ダハド常設イベントクエストとして登場することも明らかにされています。
歴戦王は通常個体をはるかに上回る危険度を持つため、防具の限界突破強化や巨戟アーティア武器など、今回のアップデートで追加される要素を活用したうえで挑むことが推奨されます。

また、歴戦★9モンスターを練習できる「狩猟演習クエスト」も追加されるとのことで、高難度コンテンツに挑戦する前の腕慣らしや、パーティ連携の確認に活用できるようになっています。

★9リオレウス追加や武器バランスの上方修正など、既存要素も強化

攻略サイトの情報によると、第4弾アップデートでは、★9個体としてリオレウスが新たに追加されます。
この★9リオレウスは調査クエストとしても保存可能で、他モンスターとの2頭クエストとして登場する場合もあるため、よりスリリングな狩猟が楽しめそうです。

また、さまざまな武器種に対してバランスの上方修正が行われることも発表されています。
「上方修正」と明言されているため、全体的にはプレイヤーにとって使いやすさや火力が向上する方向で調整がなされると見られており、これまで扱いにくかった武器種にも再び注目が集まりそうです。

加えて、ゲーム全体の安定性向上や細かな調整も実施されるとされており、長く遊んできたプレイヤーにとっても、これを機に再び武器構成や戦い方を見直すきっかけになりそうです。

季節イベント「冬の交わりの祭事」や各種イベントクエストも開催

アップデート第4弾にあわせて、ゲーム内では季節イベント「冬の交わりの祭事」が開催されます。
このイベント期間中は、大集会所の装飾が特別仕様に変化し、限定の特別な食事を楽しめるほか、限定装備やジェスチャー、簡易キャンプの装飾など、さまざまな報酬が用意されています。

また、季節イベントの一環として、防具強化用の重鎧玉を効率よく入手できるクエストや、特別な装備を生産できるイベントクエストも順次配信されるとのことです。
防具の限界突破強化とあわせて、これらのイベントクエストを活用すれば、エンドコンテンツに向けた装備づくりを一気に進めることができるでしょう。

さらに、イベント開催中はログインボーナスや特別なコンテンツ配信も行われるほか、前述のようにサポートハンター「ナディア」も同行可能になるため、普段とはひと味違った雰囲気の狩猟生活が楽しめます。

有料DLC「コスメティックDLCパック4」も同時配信

無料アップデートに加えて、有料の見た目用コンテンツとして「コスメティックDLCパック4」も配信されます。
このパックには、14武器種すべてに対応した「ハンター武器の重ね着装備」が新たにラインナップされており、既存装備に上書きすることなく、好きな見た目で狩猟を楽しむことができます。

そのほかにも、各種コスメティック系ダウンロードコンテンツがまとめて収録される予定で、自分のハンターや装備をより個性的に彩りたいプレイヤーに向けた内容となっています。

地震で延期された「モンスターハンターショーケース」が通常公開で配信

第4弾アップデートの情報は、本来は「モンスターハンターショーケース」にて公開される予定でしたが、地震の影響により一度延期されていました。

その後、12月11日17時より“通常公開”という形で改めて配信され、ゴグマジオスや巨戟アーティア武器、防具の限界突破強化、歴戦王の追加といった内容が詳細に紹介されました。
映像とともに実際のプレイ画面が公開されたことで、アップデート内容への期待感が一気に高まり、SNSやコミュニティでも大きな話題となっています。

2026年以降のアップデート計画 追加モンスターは第4弾が最後に

PlayStation公式ブログでは、今回の第4弾アップデートをもって、新たな追加モンスターを含む大型アップデートは最後となることが明言されています。
ただし、アップデートが完全に終了するわけではなく、2026年2月に「歴戦王」の追加を含む最終アップデートが予定されていることもあわせて発表されています。

この最終アップデートでは、歴戦王モンスターの掉尾を飾る存在として、“歴戦王アルシュベルド”が登場する予定であり、「オリジナル武器・チャームデザインコンテスト」の最優秀作品を元にした武器とチャームも実装されるとのことです。

つまり、今回の第4弾アップデートは、『モンハンワイルズ』における追加モンスター展開の集大成であり、ゴグマジオスをはじめとした新コンテンツを全力で楽しめる重要なタイミングとなります。
これまで遊び続けてきたハンターはもちろん、しばらく離れていたプレイヤーにとっても、復帰のきっかけとなる内容が数多く盛り込まれているアップデートと言えるでしょう。

参考元