筧美和子、「人がいない東京の正月」と“B級グルメ愛”が話題に ラジオトークとグルメエピソードから見える素顔

女優でタレントの筧美和子さんが、ラジオ番組で語った「東京で迎える1人ぼっちの正月」への独特な思いや、久しぶりに味わったB級グルメへのハマりぶりが話題になっています。芸人たちが「キツイ」と口をそろえる“東京の孤独な正月”を、筧さんは「結構楽しみ」と笑顔で語り、さらに別の場面では「本当においしくて」と語るほどのB級グルメ体験を明かしました。そこから見えてくるのは、マイペースで前向き、そして食べることが大好きな等身大の筧美和子像です。

ケンコバらが語る「東京で1人ぼっちの正月」の“キツさ”

話題となっているのは、大阪出身のお笑いタレントケンドーコバヤシさんが出演した、MBSラジオ「アッパレやってまーす!」でのトークです。
3日深夜放送回では、出演者たちが「冬の醍醐味」をテーマに盛り上がり、その中で「東京での年越し」や「お正月の過ごし方」が話題になりました。

番組には、広島出身のアンガールズ・山根良顕さんや、アイドルグループ「≒JOY(ニアリーイコールジョイ)」の江角怜音さんらも出演。
江角さんが「まだ東京で年を越したことがない」と明かすと、ケンドーコバヤシさんは「それは幸せな人生よ」と切り出し、自身が経験してきた“東京に1人ぼっちの正月”について語りました。

ケンコバさんは、地方から上京してきた人が、実家に帰れず東京でひとり年越しを迎える状況を「孤独」と表現。
広島出身の山根さんも「キツイんすよね~」と即座に同意し、「上京してきて、帰れないから東京にいるみたいな時のアレ、キツかった」と、当時の切ない心境を振り返りました。
地方出身者にとって、正月に帰省できないことは“寂しさ”や“取り残された感覚”につながりやすく、その気持ちを2人は率直に共有していました。

「お正月の人がいない東京が好き」 東京出身・筧美和子の意外な感覚

そんな「1人ぼっちの正月はキツイ」という空気の中で、少し違う視点から話し始めたのが、東京出身の筧美和子さんでした。
番組内で、冬の話題が広がるなか、筧さんは「お正月の人がいない東京、景色というかアレがすごい好き」と打ち明けたのです。

普段は人と車であふれる東京ですが、正月休みの時期になると、帰省する人も多く、都心部は驚くほど静かになります。筧さんは、その「人がいなくなった東京」の雰囲気が好きだと語り、「アレ結構楽しみですね」とまで言い切りました。

この発言に対して、ケンコバさんも「分かる」と共感を示しつつ、車やバイクで走るときの快適さにも言及。「遮蔽するものがないから、ずっと好きなスピードで走っとける」と、いつもと違う東京を満喫できる魅力を語りました。
同じ「東京で過ごす正月」でも、地方出身者にとっては孤独に感じられ、東京生まれの筧さんにとっては“非日常を味わえる特別な時間”になる――その対比が、リスナーの間でも印象的なシーンとなりました。

「本当においしくて」筧美和子を虜にした“B級グルメ”

一方で、別の話題として注目されているのが、筧さんのB級グルメ体験です。スポニチアネックスの報道では、筧さんが久しぶりに食べたB級グルメについて、「本当においしくて」と大絶賛し、そのおいしさに“ドハマリ”した様子が紹介されています。

記事によると、筧さんはそのB級グルメを久々に味わったことで、改めて魅力を再発見した様子で、「久々に味わった“B級グルメ”にドハマリ」と表現されました。
食後は満足感からか「気絶したように寝ちゃって…」と語るほど、心身ともに満たされた様子だったといいます。
高級料理ではなく、気軽に楽しめるB級グルメでここまで幸せそうに語る姿に、ネット上でも「親近感がわく」「庶民的で好き」といった声が寄せられています。

具体的なメニュー名までは報道で細かく触れられていませんが、「B級グルメ」というワードから想像されるのは、焼きそば、たこ焼き、ラーメン、カレー、丼もの、街中華といった、いわゆる“気取らないおいしさ”を持つ料理たちです。番組表の中でも、「神B級グルメSP」や「町中華」「ワセメシ」といった特集が組まれるほど、B級グルメは今や立派な人気ジャンルとして浸透しています。
その波の中で、筧さんの「本当においしくて」「気絶したように寝ちゃって…」というコメントは、B級グルメの魅力を象徴するエピソードと言えそうです。

“静かな東京”と“B級グルメ” 日常を楽しむ筧美和子の感性

今回の2つの話題――「人がいない東京の正月」へのポジティブな視点と、「B級グルメ」に対する飾らない愛情――には、共通する筧美和子さんの感性が垣間見えます。

  • 人がいない東京を楽しむ目線
    多くの人が「寂しい」と感じるような光景の中にも、「いつもと違う景色」を見つけて楽しめる、前向きで柔らかな受け止め方。
  • B級グルメを全力で味わう姿勢
    高級志向ではなく、身近な味に対して「本当においしくて」と素直に感動し、「気絶したように寝ちゃう」ほど満足しきる等身大のリアクション。

これらを並べてみると、筧さんは「特別な場所」や「豪華な料理」よりも、日常の中にあるちょっとした非日常やささやかな幸せを大切にするタイプであることがうかがえます。
人混みが消えた東京の街並みや、ふと口にしたB級グルメに喜びを見つけられる感性は、忙しない都会生活のなかでこそ、より光って見えるのかもしれません。

リスナー・ファンの共感ポイント

ラジオでのトークやグルメエピソードは、筧さんのファンだけでなく、幅広い層の共感を呼びました。その背景には、次のようなポイントが挙げられます。

  • 東京の正月を知る人ならではの“あるある”
    「お正月の人がいない東京が好き」という感覚は、都内で年越しをしたことがある人には“わかる”と感じられる一方、地方出身者には新鮮に映る対比となりました。
  • ひとり時間の楽しみ方のヒント
    「1人ぼっちの正月はキツイ」と感じる人にとっても、筧さんのように“あえて静けさを楽しむ”という発想は、気持ちを少し軽くしてくれる視点かもしれません。
  • 庶民派グルメへの愛
    B級グルメに「本当においしくて」と目を輝かせ、食後に“気絶したように寝てしまう”ほど満足してしまうエピソードは、多くの人が「自分もそういうことある」と感じる身近さがあります。

芸能人でありながら、こうした発言やエピソードからは、飾らない人柄生活者目線が伝わってきます。それが、今回のニュースが大きく取り上げられた理由の一つと言えるでしょう。

これからの「正月の東京」と「B級グルメ」トークにも注目

芸人仲間たちが語る「東京1人ぼっちの正月はキツイ」というリアルな声と、東京生まれの筧さんが語る「人がいない東京が結構楽しみ」というポジティブな視点。
そして、久々に味わったB級グルメに「本当においしくて」と夢中になり、「気絶したように寝ちゃって…」と笑いながら振り返る食のエピソード。
どちらも、筧美和子さんの自然体な魅力を浮かび上がらせるニュースとして、多くの人の関心を集めました。

今後も、ラジオやバラエティ、インタビューなどで、筧さんならではの“東京の楽しみ方”や“食のこだわり”が語られる場面は増えていきそうです。華やかな芸能活動の裏側で、静かな街を愛でたり、B級グルメにとことん癒やされたりする筧さんの姿は、同じ時代を生きる視聴者にとって、ささやかな励ましにもなっていくのかもしれません。

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