臨場感あふれる超特急最新動向――9人体制の絆と夢、そして“今”を見つめて
はじめに:2025年、超特急の「今」を感じる
2025年の音楽シーンで話題を集めるグループ、超特急。9人体制でさらなる進化を遂げた彼らは、ファン=8号車と共につくる “軌跡(ミラクル)” を、ライブツアーや映画、メディアで鮮やかに体現し続けています。
本記事では、アリーナツアー『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025 EVE』や、初のドキュメンタリー映画『超特急 The Movie RE:VE』の舞台裏、そして個々のメンバーが語るここだけの想いを、さまざまな媒体のインタビューから丁寧に追体験します。“臨場感”と“絆”をキーワードに、超特急が目指す未来と現在進行形の魅力に迫ります。
グループの基礎情報と躍動の1年
- 超特急は「メインダンサー&バックボーカル」という独自編成を持つ9人組男性グループ。
- 2026年に結成15周年を迎え、今も勢いを止めることなく快進撃を続けています。
- 2025年6月から8月にかけて、グループ史上最大規模となるアリーナツアー『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025 EVE』を開催し、その総動員数は約10万人。夢の舞台・東京ドームも現実味を帯びてきました。
超特急の音楽、ダンス、そして個々のキャラクターによるエンターテインメントは、常に新鮮な驚きと感動をファンに届けています。2025年の彼らの最大のトピックスは、このアリーナツアーを通じて得た経験と覚悟、そして8号車との深い絆の再確認でした。
映画『超特急 The Movie RE:VE』——軌跡と奇跡の記録
11月7日より全国公開となる『超特急 The Movie RE:VE』は、アリーナツアー最終公演(さいたまスーパーアリーナ)のライブ映像のみならず、舞台裏・会議風景・リハーサル・移動中の素顔などを捉えた 初の本格ドキュメンタリー映画です。
- カイ、リョウガ、ユーキ、タカシ、シューヤ、マサヒロらが 映画への想いやツアーで得たものを率直に語る場面が満載。
- 映画の中で描かれるのは「今だけの、リアルな超特急」。ステージ上の華やかさと、時に迷い、悩み、支え合う仲間としての生身の姿、そのどちらもがまっすぐに映し出されています。
カイさんの「たくさんの人たちに応援されて支えられてきたからこそ、ここまで来られた」とのコメントや、「自分たちはまだ線路の途中。夢に向かって走り続けたい」というメンバーの意欲が随所に表れ、ファンならずとも胸を打つ作品となっています。
アリーナツアー「EVE」完走で見えたもの
2025年6月〜8月にかけて全国4都市を巡ったアリーナツアー『EVE』は、今の9人体制のベストを詰め込んだ一大プロジェクトでした。
- リーダーのリョウガは「今の9人になって新しいスタートを切った気持ち。自分たちらしさをもっと伝えていきたい」と語ります。
- セットリストには原点を見据えた楽曲や新たな進化を象徴するナンバーが並び、ファンとの“一体感”を最優先に構成。
- 最終公演のMCや楽曲『Billion Beats』の披露は「人生」や「線路の途中」というグループの本質的なテーマを体現する場面となりました。
- 「あと何回、8号車とリンクできるのか? その一回一回を大切にしていきたい」と、ファンとの絆の強さと儚さをあらためて感じたメンバーの生の声が印象的です。
今回のツアーを通じ、メンバーそれぞれが持つ想い——自分らしさや責任、仲間への感謝——がより色濃くなりました。そして「全国を開通したい(全国47都道府県でライブをやりたい)」という新たな野望も語られています。
お互いの“推しポイント”と仲間へのまなざし
超特急の魅力は、メンバー間の仲の良さ、信頼関係、そして個性が絶妙に絡み合うことにあります。「かわいい同士でしょ?」と微笑み合うカイとリョウガのやりとりや、それぞれが語る仲間への推しポイントは、ファンのみならず観る者の心を温めます。
- カイ:「リョウガはどんな時でも空気を和ませてくれるし、皆のことをとてもよく見ている」
- リョウガ:「カイは努力家で、僕にないものをたくさん持っている。“かわいらしさ”もそうですし、本当に尊敬している」
こうした相手を尊重し、褒め合う姿勢が、グループとしての「臨場感」や一体感、そしてライブの熱気に確実に繋がっているのです。
個々の活動で垣間見せる素顔と多様性
2025年はグループとしてだけでなく、個人仕事も活発化した1年。特にリョウガの北海道ロケでは、朝番組で「ひとり乳搾り」に挑戦するなど、意外な一面を見せて話題に。「もし超特急じゃなかったら?」の質問では、メンバーそれぞれの意外な“職業診断トーク”も飛び出しました 。
- カイは「パティシエ」、タクヤは「カメラマン」、ユーキは「ユーチューバー」、タカシは「飼育員」……といった、個性あふれる回答。
- リョウガ自身は「自他ともに認めるニート」と茶目っ気たっぷりの自己評価で、番組スタッフを和ませました。
超特急がこうしたバラエティ番組や地方ロケでも自然体で臨むのは、どの現場でもファン=8号車への愛と感謝を忘れないから。「まだまだ経験したいことがたくさんある」と語るメンバーの言葉に、グループの“底知れぬポテンシャル”が感じられます。
“筋肉ムキムキ化”と9人の成長ストーリー
公開収録番組『超特急のふじびじスクール!』でも話題になったのが、ここ最近での“筋肉ムキムキ化”(フィジカル面での進化)や、個々の成長。「常にベストを尽くす」「今年はもっとアクティブに」といった前向きな目標を掲げ、お互いに刺激し合いながら歩みを進めています。
- 「わちゃわちゃ感」がありつつも、オン・オフの切り替えの上手さが2010年代から変わらず彼らの強み。
- 日々の努力、支え合いがライブやパフォーマンスにおいて確実な“成長”として現れています。
8号車との“絆”と未来への展望
超特急にとって何よりも大切なのが8号車(ファン)との絆。「道産子8号車」など、地域のファンへの感謝や再訪を約束し、全国のどのファンに対しても誠実な姿勢で接しています。
- 「僕たちは8号車からたくさん元気をもらっている。だからこそ一緒に“夢の線路”を走り続けたい」
- リョウガが「全国再訪」を予告するなど、ファンと直接ふれあう機会をますます重視。
- グループ目標としても「今の9人体制で日本全国を縦断したい」「東京ドームでの公演」に強く意欲を見せています。
おわりに:「勢いを止めてはいけない」——臨場する奇跡の物語は続く
超特急が大切にしているのは、「今この瞬間、全員で立ち会い、感じ、楽しむこと」。ライブでも映画でも、メディアでも、“臨場感”と“リアルな絆”を何よりも重視。それには、9人体制ならではの多彩な個性と、ファンとの深い信頼関係が息づいています。
全ては“線路の途中”。東京ドームという夢が見え、道のりはすぐそばに迫っています。それでも「僕たちはまだゴールではない。これからも8号車の皆さんと一緒に新たな奇跡をつくり続けます」と、9人は口を揃えます。
彼らの、“臨場”するエネルギーと一体感。これからも超特急の物語は、多くの人の心に鮮やかに響き続けるでしょう。



