マユリカ中谷“やる気のルナヴェル”、新曲「WHITE BIRD」配信決定 相方・阪本プロデュースMVも公開
お笑いコンビマユリカの中谷が扮するアーティスト“やる気のルナヴェル”の最新曲「WHITE BIRD」が、デジタルシングルとして配信されることが発表されました。ラジオ番組から生まれたこの楽曲は、すでにファンの間で話題となっており、配信に先駆けてミュージックビデオ(MV)が公開されています。
ラジオから生まれた“やる気のルナヴェル”とは?
“やる気のルナヴェル”は、ラジオ関西Podcast「マユリカのうなげろりん」から誕生した、マユリカ中谷が扮するアーティストキャラクターです。番組内で披露されてきたオリジナルソングがじわじわと支持を集め、ついに本格的な楽曲配信へとつながりました。
今回配信される「WHITE BIRD」は、同番組内で繰り返し流れ、その中毒性のあるメロディや、どこか切なくも前向きな世界観がリスナーの心をつかんできた一曲です。ファンの間では早くから「正式配信はまだか」と期待の声が高まっており、今回のリリース決定は、まさに待望のニュースと言えます。
「WHITE BIRD」配信概要
「WHITE BIRD」は、やる気のルナヴェル名義による最新曲であり、デジタルシングルとして各種音楽配信サービスからリリースされます。作品の基本情報は以下の通りです。
- タイトル:WHITE BIRD
- アーティスト名:やる気のルナヴェル(マユリカ中谷)
- 配信形態:デジタル配信(ストリーミング&ダウンロード)
- 配信開始日時:2025年12月24日(水)午前0時予定
- 作詞・作曲:やる気のルナヴェル(中谷)
ストリーミングとダウンロードの両方に対応しており、主要な配信プラットフォームから楽しむことができます。クリスマスイブの深夜0時から配信スタートというタイミングも、特別感のある演出としてファンの期待を高めています。
きっかけは「阪本の結婚式入場曲」
「WHITE BIRD」が誕生した背景には、コンビ愛あふれるエピソードがあります。中谷が作詞・作曲を手がけたこの曲は、もともと相方・阪本の結婚パーティーの入場曲として制作されたものです。
お笑いナタリーなどの報道によると、中谷は阪本の門出を祝うべく、自費でこの入場曲を制作し、パーティーの演出を完全プロデュースしました。笑いと愛情がたっぷり詰まったサプライズとして披露された「WHITE BIRD」は、会場だけでなく、番組リスナーの間でも話題となり、やがて正式な楽曲リリース。
結婚式のための1曲が、コンビのラジオ、YouTube、そして音楽配信へと広がっていく流れは、マユリカならではのストーリー性に富んだ展開と言えるでしょう。お笑いコンビとしての活動とアーティストとしての挑戦が、自然にクロスオーバーしていく様子も、この企画の魅力のひとつです。
MVは阪本が“エグゼクティブプロデューサー”に
今回さらに話題を呼んでいるのが、「WHITE BIRD」のミュージックビデオ(MV)です。配信に先駆けて公開されたMVは、マユリカ阪本がエグゼクティブプロデューサーを務め、制作費のすべてを自費でまかなったという、こちらもコンビ愛あふれる作品になっています。
元々、阪本の結婚パーティー入場曲を中谷が自費で制作し、演出まで手掛けたという経緯がありましたが、「今度は自分が返したい」と言わんばかりに、MV制作では阪本が全面的にプロデュース側。PR情報によると、阪本がこだわり抜いた演出が随所に盛り込まれており、「細かな部分にも注目してほしい」とコメントされています。
MVは、マユリカのYouTubeチャンネル「マユリカのプンカプンカ!」などを通じて公開されており、視聴者はお笑い芸人としての2人とはまた異なる一面を楽しむことができます。楽曲の世界観をビジュアルでどう表現しているのか、中谷演じる“やる気のルナヴェル”がどのような姿で登場するのかも、大きな見どころです。
ラジオ、YouTubeを軸に広がるマユリカのコンテンツ展開
マユリカは、劇場やテレビでのネタ披露だけでなく、ラジオやYouTubeを活用したコンテンツ発信にも力を入れています。ラジオ関西Podcast「マユリカのうなげろりん」では、芸人同士の軽妙なトークに加えて、今回の「WHITE BIRD」のような企画も数多く生まれています。
一方、YouTubeチャンネル「マユリカのプンカプンカ!」では、ラジオと連動した企画や、裏側の様子、さらにはMV公開など、多彩なコンテンツが配信されています。今回のMV制作に至るまでの流れも、YouTube動画の企画として段階的に公開されており、
- 阪本の結婚パーティー開催回(中谷が完全プロデュース)
- 「WHITE BIRD」のMVを作りたいという相談・企画回
- Englishバージョン構想など、MV実現へ向けた準備回
といった形で、少しずつ盛り上げが図られてきました。視聴者は、完成したMVだけでなく、「どうやってこの企画が誕生したのか」という過程も含めて楽しめる構造になっています。
Englishバージョンも収録、阪本が翻訳を担当
さらに、「WHITE BIRD」にはEnglishバージョンもカップリングとして収録される予定で、その英訳は阪本が担当していると発表されています。お笑い芸人としてだけでなく、言語面でもクリエイティブに関わっている点がユニークです。
楽曲そのものの世界観を、英語詞でどのように表現しているのか、日本語版とのニュアンスの違いを聴き比べる楽しさもありそうです。英語圏のリスナーにも届きやすい形で制作されていることから、今後、海外のファンが増えるきっかけになる可能性もあります。
芸人としての顔とアーティストとしての顔
マユリカは、吉本興業所属のお笑いコンビとして、漫才やコントで人気を集めてきましたが、“やる気のルナヴェル”名義での音楽活動は、コンビの新たな魅力を引き出す試みと言えます。中谷の作詞・作曲センスと、阪本のプロデュース能力が掛け合わさることで、「お笑い企画」にとどまらない本格的な作品となっている点が特徴です。
もちろん、マユリカらしい遊び心やユーモアも作品の根底には流れており、「笑い」と「音楽」が自然に溶け合った仕上がりになっています。そのバランスが、芸人ファンだけでなく、音楽ファンにとっても親しみやすいポイントになりそうです。
ファンが楽しめるポイント
今回の「WHITE BIRD」リリースとMV公開には、ファンが注目したいポイントがいくつもあります。
- コンビ愛あふれる制作秘話:中谷から阪本へ、そして今度は阪本から中谷へと、“自費プロデュース”がバトンのように受け継がれているところ
- ラジオ・YouTubeと連動した物語性:一つの楽曲が、ラジオ企画からMV制作、配信リリースへと物語のようにつながっているところ
- やる気のルナヴェルというキャラクター性:“アーティスト中谷”をどう表現しているのか、そのビジュアルや歌唱スタイル
- MVの細部に宿るこだわり:阪本がエグゼクティブプロデューサーとして、どんな演出を盛り込んだのか、繰り返し見て発見できる要素
- Englishバージョンとの聴き比べ:歌詞の意味や響きの違いを楽しめる点、英語で歌われた「WHITE BIRD」がどんな印象になるのか
これらのポイントを意識しながら楽曲やMVをチェックすると、マユリカの新たな魅力がより深く感じられるはずです。
今後への期待
今回の「WHITE BIRD」配信決定とMV公開は、“やる気のルナヴェル”プロジェクトの大きな節目となります。ラジオとYouTubeを起点にした企画が、正式な音楽配信へと発展したことで、今後も新たな楽曲やコラボ企画が生まれていく可能性があります。
芸人としてだけでなく、クリエイターとしても活動の場を広げているマユリカ。中谷の音楽的な挑戦と、阪本のプロデュースワークが、これからどんな形でファンを楽しませてくれるのか、引き続き注目が集まりそうです。
配信開始後は、ぜひストリーミングやダウンロードで「WHITE BIRD」をフルで聴き、MVとあわせて楽しんでみてください。やる気のルナヴェルという新たなアーティスト像を通して、マユリカの世界が一段と広がっていく様子を味わえるはずです。




