松下洸平さん、見上愛さんが記者の本質を体現! 朝日新聞ショートドラマ第三話公開の舞台裏と登場人物の奮闘

俳優の松下洸平さん、見上愛さんが朝日新聞の記者役を演じるショートドラマ「新しい朝をつくれ。」第三話が、10月8日に朝日新聞社のブランドサイトで公開されました。今回の第三話では、二人が演じる記者が実際の現場を訪れ、記事制作のリアルな葛藤や記者魂を赤裸々に表現しています。本作は今年春から展開されている朝日新聞社のブランドキャンペーンの一環で、全4話構成のショートドラマです。最終話となる第四話は来週15日に公開予定です。

ドラマの背景と「新しい朝をつくれ。」について

本作は「新しい朝をつくれ。」というブランドメッセージのもと、報道と新たな挑戦の現場を多くの方に知っていただくために制作されました。実際の記者や特集記事を取材し、本社の編集局や中庭などでの撮影にもこだわり、リアルな記者の姿を描くことに徹底しています。脚本は記者たちへのヒアリングをもとに構成され、プロセスや心理の機微が丁寧に表現されています。

松下洸平さんが演じる中堅記者の挑戦

松下洸平さんは、データジャーナリズムという新たな報道の形に挑む中堅記者・江崎を演じています。第三話では、江崎記者が社内のニュースルームから一歩踏み出し、水難事故の現場に足を運び、関係者への丁寧な取材を試みます。「水難事故マップ」などの新たな報道手法を通じて、社会問題を可視化しようとする姿勢が描かれています。現場を訪れることで新たな課題や解決策が見えてくる――そんなリアルな取材の深みと記者たちのプロフェッショナリズムが丁寧に表現されています。

見上愛さんが演じる若手記者・春田の奮闘

見上愛さんは、入社5年目で東京本社に配属されたばかりの若手記者・春田あやめ役を演じています。春田記者は「8がけ社会」――現役世代が人口の約8割を占める未来の社会像――というテーマに挑み、過疎化が進む自治体を取材します。第三話では、記事完成を目指して現場に足を運び、関係者と真摯に向き合いながら、社会の抱える課題の本質に接近しようとする姿が描かれています。取材先で思わぬ言葉を掛けられ、戸惑うこともある春田記者が、自身の信念と記者としての責任を胸に再起していく過程も丁寧に描かれています。

中江和仁監督が語る制作の思い

このショートドラマを手掛けた中江和仁監督は、記者たちの“志”を軸に、現場のリアルをどう表現するかを重視したと語っています。実際に現場を訪れる記者たちの葛藤や発見、そして社会への眼差しを描くことで、視聴者に「報道って何だろう?」「記者ってどんな仕事なんだろう?」と投げかける作品を目指したそうです。記者たちの日常や取材の細やかなこだわり、彼らの背中から見えるジャーナリズムの原点――それらを感じてもらえるように心がけたとのインタビューもブランドサイトで公開されています。

ドラマの舞台は朝日新聞社の編集局とリアルな現場

作品の舞台には、朝日新聞本社の編集局や中庭といった普段は見ることができない現場も登場します。江崎記者と春田記者が記事を書くために、職場から外に出て取材を重ねる過程が描かれるため、新聞社の日常と記者の本質を同時に感じられる構成です。実際の連載記事をもとに脚本が作られており、記事の完成までの“過程”や、記者たちの“思い”が丁寧に表現されています。

両テーマは朝日新聞デジタル版でも注目コンテンツ

ドラマで取り上げられた「水難事故マップ」と「8がけ社会」は、実際に朝日新聞デジタル版でも特集された企画です。夏休みに水の事故が増える時期には「水難事故マップ」が市民生活にも役立つものとなっており、また「8がけ社会」は人口減少社会というテーマとともに、未来への問題提起を読者と共有しています。ドラマの視聴者には、ぜひそちらの特集記事も合わせて読んでほしいというメッセージが感じられます。

記者の役割と社会との対話

松下洸平さんと見上愛さんが演じる記者は、単なる“記事を書く人”ではなく、社会の情報と真剣に向き合い、課題や希望を共有する役割を果たしています。現場に足を運ぶことで見えてくる課題、そこで感じた思い、そして記事に込める“記者の志”が丁寧に描かれています。作品を通じて、記者の日常の尊さや発信する責任の重さ、そして報道の未来を考えるきっかけが得られるでしょう。

見逃せない今後の展開

全4話構成の本作、最終話となる第四話は来週公開予定です。これまでの江崎記者と春田記者の成長や、取材現場でのドラマ的な展開がどのように完結するのか、視聴者の注目が集まっています。今回のドラマはYouTubeなどでも字幕付きで見ることができるほか、朝日新聞のブランドサイトでも全話視聴が可能です。

まとめ:報道の現場のリアルと未来を紡ぐショートドラマ

「新しい朝をつくれ。」は、記者という仕事の本質を、松下洸平さん、見上愛さん演じるキャラクターを通じて丁寧に描いた作品です。本社編集局での日常と、現場へ飛び出す過程の両方を体験できる構成は、報道のリアルを肌で感じられる貴重な内容です。中江監督の思いや、記者たちの葛藤・成長が丁寧に描かれており、報道の意義や社会との対話について改めて考える機会となるでしょう。今後の最終話の展開にも、ぜひご期待ください。

  • 出演:松下洸平、見上愛
  • 公開日:2025年10月8日(第3話)、全4話
  • 公式サイト朝日新聞社公式ブランドサイト
  • テーマ:データジャーナリズム(松下洸平)、8がけ社会と人口減少(見上愛)
  • 監督インタビュー:ブランドサイトにて公開中

参考元