松岡昌宏の退所がもたらすTOKIOと芸能界への大きな転機

1. 松岡昌宏、STARTO ENTERTAINMENT退所と独立の全貌

2025年11月20日、元TOKIOメンバーの松岡昌宏さんが、エージェント契約を結んでいたSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ系事務所)を11月末で退所し、12月からは新たに設立した個人事務所「MMsun」で活動をスタートするというニュースが各種メディアで報じられました。

松岡さんは、TOKIOの解散(2025年6月)後も株式会社TOKIOの副社長を務めていましたが、今回の退所により活動の拠点を完全に個人へとシフトする決意を示しました。新会社設立は10月上旬にすでに完了しており、準備は着実に進められていました。

2. 退所・独立の背景にあった出来事

  • 国分太一さんのコンプライアンス違反問題が今年6月に発覚。日本テレビが『ザ!鉄腕!DASH!!』を含むレギュラー番組からの降板を決定し、国分さんは芸能活動を休止しました。この一件がきっかけとなり、TOKIOは6月に解散しています。
  • 解散直前、松岡さんと城島さんとで相談をし、わずか2分で解散という結論を出したといいます。
  • 株式会社TOKIOに関しても、事務手続きが終わり次第廃業を公式に表明し、1990年から35年以上続いたグループ活動に終止符が打たれました。

3. 注目集まる「TOKIO」再結成やサブスク解禁の可能性

今回の一連の動きにより、TOKIOオリジナルメンバー5人中3人が非ジャニーズ所属という状態になりました。これに「再集結」や「サブスク解禁」への期待が集まっています。

  • 長瀬智也さんはすでにジャニーズを離れ、音楽以外にもバイクレースなど新たな活動をしています。
  • 山口達也さんは過去の問題で表舞台には出ていませんが、ファンの間では「いつか5人で」との声も根強く聞かれます。
  • 2020年代以降、大手アーティストのサブスク解禁が相次ぎ、TOKIOの楽曲の配信にも現実味が高まったとの見方があります。

ただし現時点では、松岡さん自身は「TOKIOの名を名乗ることはできない」と公言しており、公式な「再結成」や「サブスク解禁」は未発表です。

4. 独立後の松岡昌宏さんはどうなる?

松岡さんは12月からは舞台『いきなり本読み!』など新たな上演企画にも携わる予定です。

  • 個人事務所「MMsun」の所在地は廃業予定の株式会社TOKIOと同じ場所にあり、資本金や発行済株式数も同一。多くのファンから「TOKIO魂は続いている」との応援の声も寄せられています。
  • 独立後も芸能界引退ではなく、俳優業やバラエティ番組などへの活動継続が見込まれています。

今後の出演予定番組として、『ザ!鉄腕!DASH!!』が注目されています。キー局元プロデューサーによると、「TOKIO名義」では難しいものの、松岡さん単独または“スペシャルゲスト”としての出演形態も可能性として語られています。

5. リーダー・城島茂さんの“人望”と今後

TOKIO解散後も、リーダーだった城島茂さんの存在感が各方面で話題となっています。今回の松岡さん独立で、「グループで最後に残るリーダー」として、ファンや業界関係者から厚い信頼や人望を集めている理由について、メディアでも多く取り上げられています。

城島さんは、国分さんの問題の際もグループの顔として謝罪に立ち続け、松岡さんらとの話し合いも短時間で結論を導く「決断力」と「誠実さ」が印象的だったと語られています。

  • 今後の活動について、公式な発表はありませんが、芸能界内外での活動継続が見込まれています。
  • TOKIOとしての企業や社会貢献活動にも引き続き関わる可能性があります。

6. 松岡昌宏さん退所の波紋と、ファンや業界の反応

今回の松岡さん独立のニュースは、多くのファンや業界関係者にも大きな衝撃とともに受け止められています。

  • 「TOKIO解散100日で事務所設立」の行動力に賞賛の声
  • ファンからは「個人になっても応援し続ける」「いつか5人で集まってほしい」と期待のコメントがSNSを中心に相次いでいます。
  • 業界内でも、長年にわたる松岡さんの“プロ意識”や、ファン・スタッフへの誠実な対応が改めて評価されています。

7. 今後のTOKIO、そして松岡昌宏さんに期待されること

松岡昌宏さんの独立によって、TOKIOというグループは“伝説”としての幕を閉じました。しかし、それぞれの道を歩む元メンバーたちには新しい表現やチャレンジが広がっています。芸能界全体にも「事務所依存から個人主義」への流れが加速しており、今回の独立劇はその象徴ともなっています。

一方で、いつかまた、何らかの形で元メンバーが集まる日をファンは心から願っています。公式な「再集結」や「サブスク解禁」の発表はありませんが、これからの展開が大いに注目されます。

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