松本潤の想い実現 嵐ラストツアーが「ドーム公演5都市」に絞られた理由
2026年5月をもって活動を終了する国民的アイドルグループ「嵐」。11月22日に発表されたラストコンサートツアーの詳細が、ファンの間で大きな話題を呼んでいます。特に注目を集めているのが、国立競技場での公演が予定されていないという決定です。嵐にとって「聖地」とも言える会場での凱旋公演を断念した背景には、演出責任者・松本潤のこだわりと、長年応援してくれたファンへの思いが隠されていました。
「聖地」国立競技場を選ばなかった理由
嵐は2008年から6年連続で国立競技場でコンサートを開催してきました。2019年11月に竣工した新国立競技場では、オープニングイベントに出演し、2020年10月にはコロナ禍の中での無観客配信ライブを事前収録で行いました。この時点で嵐は「単独アーティスト初となる新国立競技場でのコンサート」という歴史を刻んでいたのです。
これまでのコンサートで、嵐のメンバーは高さ30メートルほどあるメインステージの天辺部分から登場し、国立競技場のシンボルである聖火台までファンの頭上を飛び回るというダイナミックな演出を実現してきました。ファンも「もう一度あの舞台で嵐を見たい」という想いを抱いていただけに、今回の国立競技場の除外は大きな驚きとなりました。
SNS上では、「国立追加されませんか?」「嵐は国立なく終わっていいのだろうか」「嵐で国立行くのが夢だった…」といった惜しむ声が相次ぎました。
松本潤の強い意向が決定を左右
なぜ嵐は「聖地」での公演を断念したのか。その背景には、松本潤の強い意向があったとされています。音楽関係者の証言によると、「かなり早い段階で、新国立競技場を外し、ドーム公演に絞ったそうです」とのこと。
松本潤は嵐の演出責任者として高く評価されていますが、彼が最も問題視したのは演出面での制約でした。国立競技場は2014年7月から東京五輪に向けた建て替え工事が行われました。その過程で、競技場の構造が大きく変わり、かつてのような自由度の高い演出が難しくなってしまったのです。
松本潤は2020年の嵐の無観客ライブだけでなく、2025年4月に開催されたSnow Manの新国立競技場でのライブでも演出監修を担当していました。その経験から、新しい国立競技場での演出制約の大きさを身をもって感じていたと考えられます。
約5年のブランクを考慮した戦略的決断
松本潤が国立を外した理由には、もう一つの重要な要素がありました。それは嵐が約5年のブランク期間を経ての活動再開だということです。
新国立競技場には屋根がないため、当日の雨や風などの気象条件に合わせて、複数のパターンを想定する必要が出てきます。これは演出の複雑さを大きく増すことになります。一方、ドーム公演なら天候の影響を最小限に抑えながら、松本潤がこだわる「最高クオリティの演出」を実現することができるのです。
「ファンへの感謝」を形にしたラストツアー
今回のラストツアーのテーマは「ファンと一緒に見てきた景色」とされています。松本潤は「今まで応援し続けてくれたファンの期待に応えたいと考えている」という想いから、ドーム公演での開催を選択しました。
ツアータイトルは「We are ARASHI」。2026年3月13日の北海道・札幌にある大和ハウス プレミストドームを皮切りに、名古屋、福岡、大阪を経由して、5月31日の東京ドームで幕を下ろします。全15公演が予定されており、ラストツアーとして「エモーショナルな演出」を用意していると聞いています。
全国のファンが見守る中で迎えるラストツアー
1月26日には、嵐の新曲「Five」を3月4日にデジタルシングルとしてリリースすることが発表されました。この曲が、ラストツアーの幕開けを飾る重要な作品となることは間違いありません。
ラストツアーの開催をめぐっては、生配信の準備も進められているとのこと。「やはり直接、目に焼きつけたいでしょうから」という関係者のコメントからも、チケット入手の難しさが予想されます。SNSでは既に「チケット争奪戦で血が流れそう」という声も上がっており、多くのファンが参戦する準備をしている状況が見られます。
松本潤が指揮するラストツアーは、国立競技場という「聖地」を選ばなかった代わりに、5大ドームでのクオリティ最高の演出をファンに届けることを約束しています。四半世紀に渡る嵐の活動を締めくくるステージは、多くのファンにとって人生の大切な思い出となるはずです。
追加公演の可能性は現在のところ検討されていない
一部ファンからは「国立競技場での追加公演は検討されないのか」という問い合わせもあるようです。しかし、現時点では追加公演が発表されておらず、このままドーム公演のみでラストツアーを終えるとみられています。
松本潤の演出への強いこだわりと、ファンへの感謝の気持ちが一つになった今回のラストツアー決定。国立競技場での開催がなくなったことは残念ですが、その選択の背景には、嵐とファンを思う深い愛情があるのです。



