令和の時代に蘇る伝説の特撮時代劇「仮面の忍者 赤影」

日本の特撮史を彩った名作「仮面の忍者 赤影」が、令和の新しい時代にテレビドラマとして帰ってきます。本作は2025年10月26日(日)よりテレビ朝日(関東ローカル・一部地域を除く)にて、毎週日曜24時10分から24時40分に放送がスタートすることが決定しました。主演はFANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹さん。また、監督には数々の話題作を手がけた三池崇史監督が総監督として就任したことで、大きな注目を集めています

「仮面の忍者 赤影」とは?

「仮面の忍者 赤影」は、1967年から1968年にかけて放送された伝説の特撮時代劇です。横山光輝氏による同名漫画を原作とし、「鉄人28号」や「魔法使いサリー」などと並ぶ名作として知られています。オリジナル放送では、その奇抜な忍術、登場する怪獣や悪の忍者集団、そして雷鳴轟くバトルシーンが子どもたちのみならず多くの視聴者を魅了しました。仮面を被ったヒーロー・赤影は、仲間の青影や白影とともに、織田信長に仕えながら数々の冒険と戦いを繰り広げます

主演・佐藤大樹の新たなる挑戦

今回の新ドラマ版で赤影役を務めるのは、EXILEおよびFANTASTICS from EXILE TRIBEで活躍する佐藤大樹さんです。2025年9月6日に開催されたFANTASTICSのライブで、この役への起用が正式発表されました。この大役にあたり、佐藤さんは約6キロの増量やアクションの特訓に励み、自身が幼少期から憧れていた「ヒーロー像」を全力で体現しようと意気込みを見せています。「子どもの頃ヒーローに憧れた自分が、ようやくヒーローになれました!皆さん応援よろしくお願いします!!」という佐藤さんのコメントも話題となりました。

「仮面の忍者 赤影」現代版製作陣の豪華メンバー

  • 総監督:三池崇史(代表作:「クローズZERO」シリーズ、「十三人の刺客」など)
  • 脚本:渡辺雄介(代表作:映画『ザ・ファブル』他)
  • 制作:テレビ朝日×東映の強力タッグ

名だたるクリエイター陣が集結したことで、原作の魅力を最新の映像表現と演出で現代によみがえらせることが期待されています。

昭和から令和へ――「赤影」の新しい魅力

令和版「仮面の忍者 赤影」では、原作や1967年放送版の持つスピリットを大切にしつつも、現代ならではのCGや撮影技術を最大限に活かしたダイナミックなアクションシーンが展開されます。また、原作に登場した忍術や妖術によるバトル、怪獣やUFO、カラクリ仕掛けの巨像といった要素も新たな解釈で蘇る予定です。大人から子どもまで幅広い世代が楽しめる内容となるでしょう

物語の舞台と登場キャラクター

物語は戦国時代、混乱する日本を舞台に、飛騨の忍者である「赤影」が主人公として活躍します。彼の仲間である「青影」「白影」と共に、天下統一を狙う織田信長を警護しながら、凶悪な悪の忍者集団や怪獣たちと激闘を繰り広げていきます。

  • 赤影: 仮面を被った飛騨の忍者、正義感に溢れるヒーロー。忍術と超人的なアクションが武器。
  • 青影: 赤影の相棒。少年忍者で、機知と素早さが持ち味。
  • 白影: 落ち着いた大人の忍者。仲間思いで赤影や青影をサポート。

この三人が力を合わせて、時に知恵を絞り、時に体を張りながら数々の強敵や難事件に立ち向かっていきます。

令和版で注目される演出と映像技術

三池崇史監督を総監督に据えた本作では、テレビドラマでありながら映画さながらのスケール感やアクションが期待されています。三池監督ならではのスピーディーな展開や斬新なカット割り、さらには迫力あるバトルシーンも随所に盛り込まれる予定です。加えて、最新のCG技術と特撮を融合した演出により、これまでの「赤影」シリーズにはなかった新しい映像体験が提供される見込みです。

「仮面の忍者 赤影」令和版にかける思い

佐藤大樹さんはこの出演に際し、「自分が幼い頃憧れていたヒーローを、自らの手で演じることができて本当に光栄です。自分自身が体験した夢と希望を、今の子どもたちにも届けたい」と話しています。また、三池崇史監督も「伝説的な作品を現代の技術と感覚で新たによみがえらせる挑戦は、大きな責任を感じると同時に楽しみでもあります」とコメントしています。

放送情報・視聴のポイント

  • 放送日:2025年10月26日(日)スタート
  • 放送時間:毎週日曜 24:10~24:40
  • 放送局:テレビ朝日系列(一部地域を除く・関東ローカル中心)
  • 主演:佐藤大樹(FANTASTICS from EXILE TRIBE)
  • 総監督:三池崇史
  • 脚本:渡辺雄介

初回放送は特に注目が集まることが予想されており、SNSでも「#赤影令和」などの関連ハッシュタグで盛り上がりが期待されています。

最後に――「仮面の忍者 赤影」が与える現代へのメッセージ

昭和から令和まで、時代を超えて愛されてきた「仮面の忍者 赤影」。その普遍的なヒーロー像、仲間との絆、正義を貫く姿勢は、どの時代にも必要とされるテーマです。令和版では、現代ならではの社会的背景や新たな価値観も織り交ぜながら、多くの人の心に響く物語が描かれます。佐藤大樹さん、三池崇史総監督、そして豪華なスタッフ・キャスト陣が生み出す新時代の「赤影」が、再びたくさんの人々に勇気と希望を届けることは間違いありません。

ファン必見!今後の展開にも期待

今作の放送にあわせて、懐かしい1967年版の再放送やグッズ、イベント展開など、関連企画も随時告知される予定です。当時を知る世代はノスタルジーを感じながら、そして新世代にはまっさらなヒーロー体験を、「仮面の忍者 赤影」という作品を通じて楽しむことができるでしょう。

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