野沢雅子も参戦!声優界のレジェンドが集結する「ボイスシネマ声優口演ライブ2025」
日本が誇る声優たちが無声映画に命を吹き込む一大イベント
2025年で20周年を迎える「ボイスシネマ声優口演ライブ2025」が、今年も話題を集めています。伝説的声優の野沢雅子さんをはじめ、山寺宏一さんや林原めぐみさんなど、アニメファンにはおなじみのレジェンド声優たちが、日本各地の劇場で無声映画にライブでアテレコ(吹き替え)を行うという、日本独自のイベントです。
企画の中心には、60年以上のキャリアを誇るベテラン声優・羽佐間道夫さんが立っています。そこに野沢雅子さん、山寺宏一さんが毎年核となって出演し、若手から中堅・ベテランまで人気声優が一堂に会してきました。
今回も例年通り、東京・愛知・仙台・大阪の全国4大都市で開催。会場は熱い熱気に包まれ、SNSでも「伝説と伝説と伝説が並んでる!」「声優界、魔窟すぎる」とファンの興奮が絶えません。
「ボイスシネマ声優口演」――無声映画×声優舞台の唯一無二の体験
このイベントの特徴は、チャップリン、キートン、ロイドなどの名作無声映画を、舞台上の声優たちが台本片手に本番一発勝負で「吹き替え」ていくライブ形式。バックには生演奏の音楽。つまり、映画史と声優技術が出会う、国内でも非常に珍しい舞台芸術です。
一つの映画に複数の声優が役を分担し、キャラクターごとの声色や芝居の呼吸をその場で合わせる。一切ミスの許されない舞台であり、アドリブも飛び交いながら観客と一緒に物語を作っていく躍動感が最大の魅力です。
「古きを知ることが今を知ることにつながる」と山寺宏一さんや林原めぐみさんも語っており、往年の映画の再解釈と、日本が世界に誇る〈声優〉という文化のすごみ、熱量を同時に体感できる場でもあります。
野沢雅子さんの存在感――悟空、ゾロリ、伝説の魂がステージに集う
特にSNSや観客の注目を集めるのが、野沢雅子さんの存在。『ドラゴンボール』の孫悟空役、『怪傑ゾロリ』のゾロリ役など、何世代にも愛されるキャラクターの声で知られています。今回のイベントでは、そんな野沢さんが他の声優たちと肩を並べ、ライブで生吹き替えを披露。
イベントには山寺宏一さん、林原めぐみさんら人気声優、羽佐間道夫さん、大野裕之さん(日本チャップリン協会会長)ら業界のレジェンドもゲスト出演。
「シェーンコップ、悟空、ゾロリ……超豪華レジェンド声優3ショットにSNS興奮」「あと100年ほど頑張ってほしい」と、ファンからは惜しみない賞賛と応援の声。リアルタイムで歴史が作られている感覚を味わえるイベントです。
4都市ツアースケジュール――一夜限りの興奮を全国で
- 東京公演: 2025年10月31日(金)〜11月2日(日) ・有楽町よみうりホールで複数回公演予定
- 愛知公演: 2025年11月22日(土)
- 仙台公演: 2025年12月6日(土)
- 大阪公演: 2025年12月20日(土)・新歌舞伎座
各会場ともに、チケットはすぐに完売する見込みで、プレミアム席には特典も用意されていました(例年特典付き:色紙や限定グッズなど)。詳細は公式サイトやチケット販売サイトにて随時発表。【出演者の寄せ書きサイン色紙が当たる抽選会】など、ファンに嬉しい企画も美点です。
上演作品はチャップリン名作から――映画史と声優の“化学反応”
今年の上演映画ラインナップには、チャップリン『キッド』、『犬の生活』、キートン『キートンの文化生活一週間』、ロイド『ロイドの巨人征服』が並びます。無声時代のコメディからヒューマンドラマまで、約2時間で複数作品を上演。
それぞれの作品に合わせてキャストが交代し、その映画に合う空気感をリアルタイムで生み出していく様子は、観客にとっても非日常。
若手の成長やベテランの円熟味、さらには野沢雅子さんのような“生きる伝説”の演技を間近で感じられる贅沢な時間です。
声優口演ライブはなぜ必要なのか――受け継がれる舞台芸術と新しいファンの輪
日本でアニメや吹き替え文化がここまで広まったのは、声優という“声”の職人たちが時代とともに技術を磨き、後進に受け継いできたからです。「声優口演ライブ」は、その技術を地上波アニメや映画だけにとどめず、ライブステージという全く異なる文脈で公開することで、声優そのものの持つ〈即興性〉や〈チームワーク〉、〈表現の幅〉を可視化する貴重な機会となっています。
当日ステージでは、役柄ごとに多様な感情や声のトーンが飛び交い、舞台裏のやりとりも余すところなく披露されるトークセッションも恒例です。音楽や笑い、感動、時にはミスすら観客と「共に楽しむ」ことで、声優技術の幅広さや奥深さを実体験できるのが本イベントの醍醐味です。
レポート&ファンの声――「生きる伝説」が生み出す奇跡の空間
SNSでは「会場の熱気が凄かった!」「どのキャラも本人の声で蘇るから感動した」「野沢雅子さんの一挙手一投足に鳥肌」「山寺宏一と林原めぐみの掛け合いも圧巻」など報告が絶えません。
特に印象的なのは世代を超えたファンの連帯感。長年アニメを支えてきたファン層と、近年の声優人気で新たにファンになった若い世代が、ひとつの会場・ひとつの映画を味わう光景は、まさに「受け継がれる文化」の現場といえるでしょう。
野沢雅子さんへの期待と感謝——声優界の未来へ
野沢雅子さんの「現役であることが奇跡」とも言われる存在感に、多くのファンや後輩声優が刺激を受けています。
「ボイスシネマ声優口演ライブ2025」は、そうした伝説と新たな才能が同じステージで輝く機会であり、声優文化の過去・現在・未来を繋ぐ象徴とも言えるイベントです。
コロナ禍で一時中断した年もありましたが、20周年を迎えた今年、また新たな伝説の1ページが刻まれることでしょう。今後も声優界、そして“ボイスシネマ”がさらなる進化を遂げ、ますます多くの人々に感動を届けることが期待されています。
関連キーワード・情報リンク(参考)
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日本が誇る声優たちの”真剣勝負”を体感できる「ボイスシネマ声優口演ライブ2025」。もし観劇できるなら、それはきっと一生の思い出となるでしょう。これから先も、野沢雅子さんをはじめ多くのレジェンドたちの挑戦に、熱い注目が集まり続けます。



