ママタルト檜原洋平、初の書籍発売決定 M-1常連から“ご機嫌ボーイ”として新たなステージへ
お笑いコンビママタルトのツッコミ担当・檜原洋平さんが、初めての著書を発売することが発表され、お笑いファンの間で大きな話題になっています。タイトルは、檜原さんらしいテンションそのままの『正直言わせてもらうでぃ、この本を読んで日々をご機嫌にするほかないやろう』。出版社はKADOKAWAで、2026年2月26日に発売される予定です。
人気漫才師として「M-1グランプリ」でも常連組となりつつあるママタルト。その檜原さんが、本の世界でも“ご機嫌”を届けようとしている今、お笑い界では「M-1」はたして常連組の悲願達成か、新顔のブレイクかという視点でも注目が集まっています。本記事では、書籍発売の内容と、M-1グランプリをめぐる最近の動きを、やさしい言葉で丁寧に整理してご紹介します。
ママタルト檜原洋平、念願の初書籍がついに形に
今回発売される書籍『正直言わせてもらうでぃ、この本を読んで日々をご機嫌にするほかないやろう』は、檜原さんが2024年からWebサイト「ウォーカープラス」で連載している「ママタルト檜原の楽しみ日記」をベースにまとめられた一冊です。連載で綴られてきた日々の楽しみや、何気ない日常をポジティブに切り取る視点が、ぎゅっと詰め込まれています。
さらに、連載の再録だけではなく、書籍だけの書き下ろしエッセイも収録されることが明らかになっています。これまで記事としては公開されていなかった新しいエピソードや、より深く掘り下げた“ご機嫌の源泉”が読めるのは、ファンにとって大きな楽しみと言えそうです。
書籍には撮り下ろしのグラビア写真も掲載されるとのことで、エッセイと一緒にビジュアルでも檜原さんの世界を味わえる構成になっています。舞台上のスーツ姿とは一味違う、素の表情や、日常のワンシーンを切り取った写真が見られることが期待されています。
本人コメント「これは見事な出版! あと2カ月は楽しみで眠れん日々が続くやろう!」
書籍発売にあたり、檜原さんは「これは見事な出版! あと2カ月は楽しみで眠れん日々が続くやろう!」と、いつものハイテンションそのままのコメントを寄せています。この一言からも、本の内容に対する手応えや、ファンに届けられることへの喜びが伝わってきます。
また、X(旧Twitter)では「出版決定!ありがとうございます! ここから真の締切までにどれだけ加筆できるかが、勝負の鍵となるやろう」と投稿し、発売に向けて最後まで全力で仕上げていく姿勢を示しています。芸人としての多忙な日々の合間を縫いながら、原稿にさらに磨きをかけている様子がうかがえます。
「ご機嫌ボーイ」が届ける、日々を楽しくするヒント
檜原さんは、お笑いメディアなどで「ご機嫌ボーイ」と紹介されることも多く、その明るい性格とハッピーな雰囲気で知られています。M-1の舞台でも、独特の長尺ツッコミで会場を包み込むような空気を作り出しながら、どこか柔らかいムードを漂わせているのが印象的です。
そんな檜原さんの日常を切り取った「楽しみ日記」は、「なんでもない一日を、ちょっと楽しく見るコツ」が詰まったような連載として人気を集めてきました。今回の書籍は、その延長線上にありつつも、よりまとまった形で「ご機嫌に暮らすためのヒント集」のように読める内容になると見られています。
連載の読者にとっては、これまでの好きなエピソードをもう一度じっくり味わえる機会であり、まだ読んだことのない人にとっては、「ご機嫌ボーイ」檜原さんの新しい一面に出会う入り口にもなりそうです。
カドスト限定グッズも登場 日めくりカレンダーやセット商品
書籍の発売にあわせて、KADOKAWAの公式通販サイト「カドスト」では、日めくりカレンダー「ママタルト檜原のまいにち真理」が販売されます。1日1ページめくるたびに、檜原さんらしい前向きな言葉や、くすっと笑えるフレーズに出会えるアイテムとして、ファンの注目を集めています。
さらに、書籍+カレンダー+特製エコバッグがセットになった商品も用意されており、書籍単体で楽しむだけでなく、日常生活の中に「ママタルト檜原ワールド」を取り入れられるラインナップになっています。エコバッグは普段使いしやすいアイテムでもあるため、「さりげなく推しを持ち歩ける」といった楽しみ方もできそうです。
これらの限定グッズはカドストでの限定販売となっており、数量にも限りがあると案内されています。確実に手に入れたい人は、早めのチェックが安心と言えるでしょう。
HMV&BOOKS SHIBUYAでトークイベント&対面イベント
書籍発売を記念して、2026年3月8日には東京・HMV&BOOKS SHIBUYAで、トークイベントと対面イベントが開催される予定です。
- トークイベント(13:00~13:45/5Fイベントスペース)
- 対面イベント(14:45~、15:15~、16:15~/同会場)
トークイベントには、檜原さんのほか、宰務翔太さん、放送作家の梶本長之さん、長崎周成さんが出演します。普段から親交の深いメンバーが集まることもあり、書籍制作の裏話や、連載当時のエピソード、さらにはママタルトの漫才づくりに関するトークなど、ここでしか聞けない話が飛び出すことが期待されています。
対面イベントでは、檜原さん本人が購入者一人ひとりに本を手渡しする形式が予定されています。参加券の種別によって特典内容が異なり、「1冊券」「2冊券A」「2冊券B」など、用意された種類に応じて違った楽しみ方ができるようになっています。詳細はイベントの特設ページで案内されており、抽選制での参加募集となっています。
ママタルトとM-1グランプリ 常連組の存在感
書籍発売のニュースと同時に、お笑いファンの間で話題になっているのが、今年のM-1グランプリの行方です。大会が進むにつれ、「M-1常連の悲願達成か、新顔のブレイクか」という構図で語られることが多くなっています。
ママタルトは、2024年にM-1グランプリ決勝進出を果たし、「長尺ツッコミ」と呼ばれる檜原さん独特のスタイルで強い印象を残しました。2025年大会でも準決勝に進出しており、優勝候補の一角として名前が挙がる機会も増えています。
漫才の中で、相方・大鶴肥満さんのボケをすべて受け止めながら、丁寧に積み上げていくツッコミは、「どんなボケも拾い上げる包容力」と「理路整然とした展開」が特徴と評されています。このスタイルが、M-1という短時間勝負の場でどこまで評価されるのか、毎年注目されています。
敗者復活戦に並ぶ実力派 ミキ、カベポスターらとしのぎを削る
今年のM-1グランプリでは、決勝進出を逃したコンビたちが集う敗者復活戦にも、大きな注目が集まっています。その中にはミキやカベポスターといった実力派コンビが名を連ねており、「ここから決勝にすべり込む最後の1枠」をめぐる熱い戦いとなっています(具体的な組数や一覧は報道で詳しく紹介されています)。
敗者復活戦は、テレビでの露出も多く、ここから一気にブレイクするコンビが生まれる場としても知られています。一方で、何度も準決勝・敗者復活に顔を出している“常連組”にとっては、「こそっと終わるわけにはいかない」意地のかかった場でもあります。
ママタルトも近年、M-1の準決勝や決勝の常連的な存在になりつつあり、その動向は「今年こそ王者に届くのか」「もしくは別の新星が飛び出すのか」という視点で語られています。こうした中で飛び込んできた檜原さんの書籍発売ニュースは、「舞台でも、文章でも、ママタルトが存在感を高めている」と感じさせるタイミングとなりました。
令和ロマンとの関係性やラジオでの活躍も後押し
ママタルトが注目される背景には、M-1での活躍だけでなく、他の人気芸人たちとの関係性やメディア露出の広がりもあります。たとえば、M-1王者の令和ロマンは、インタビューなどで「脅威」「切磋琢磨する仲間」としてママタルトの名前を挙げることがあると報じられています。
実際に、檜原さんは令和ロマン・髙比良くるまさんと一緒に住んでいた時期があるほど親交が深く、お互いの漫才観や笑いに対する考え方に影響を与え合ってきた関係だと言われています。また、コンビ結成の際には、ピン芸人のZAZYさんからアドバイスをもらっていたというエピソードも紹介されています。
さらに、TBSラジオなどの番組では、檜原さんの「長尺で理路整然としたツッコミ」をフィーチャーした企画が増えており、テレビだけでなくラジオリスナーからの支持も高まっています。こうした広がりが、今回の書籍発売にもつながっていると見ることができます。
相方・大鶴肥満とのコンビネーションと“支えるツッコミ”
ママタルトの魅力を語るうえで外せないのが、相方・大鶴肥満さんとのコンビネーションです。体重180kg超とも言われる大鶴さんのインパクトあるビジュアルと、のびのびとしたボケに対して、檜原さんが丁寧に、かつ長尺でツッコミを重ねていくスタイルは、一度見ると忘れられない独特の味わいがあります。
また、ネタの外でも、檜原さんが大鶴さんの健康を常に気にかけているというエピソードも紹介されており、コンビとしての絆の強さがファンの心をつかんでいます。こうした「相方を支える陽のエネルギー」は、今回の書籍にも通じるテーマと言えるかもしれません。
漫才の現場で相方を支え、ラジオや連載では読者・リスナーの気持ちをふわっと軽くする。そんな檜原さんのスタンスが、一冊の本という形でどう表現されているのか、多くのファンが発売日を心待ちにしています。
お笑いと日常をつなぐ一冊としての期待
ママタルト檜原洋平さんの初書籍『正直言わせてもらうでぃ、この本を読んで日々をご機嫌にするほかないやろう』は、単なる芸人本という枠を超えて、「読んだ人の日常を少しでもご機嫌にする」ことをめざした一冊として期待されています。
日々の生活でちょっと疲れたときや、気分を上げたいときに、ページを開けばくすっと笑えたり、「そんなふうに考えたら楽しいかも」と思える視点に出会える。そんな本であれば、お笑いファンはもちろん、普段は漫才をあまり見ない人にとっても、手に取りやすい存在になるでしょう。
M-1グランプリの結果がどう転んでも、ママタルトというコンビは、漫才の舞台と書籍、ラジオやイベントなど、さまざまな場所で「ご機嫌」を届ける存在として、今後ますます存在感を増していきそうです。



