久保史緒里、乃木坂46でのラストステージと新たな歩み 〜卒業コンサート・エッセイ・メンバーとの絆まで〜
はじめに
久保史緒里さんは、2025年11月26日・27日に横浜アリーナで開催される自身の卒業コンサートをもって、約9年間在籍した乃木坂46から卒業します。2016年の加入以来、歌・演技・ラジオなど多岐にわたり活躍し、グループの中心として歩み続けてきた久保さん。「何もない」と感じていた少女が、仲間やファンと共に成長を遂げたその軌跡は、多くの人に勇気と感動を与えてきました。本記事では、卒業コンサート、エッセイの刊行、グループ内の絆について詳しく解説します。
横浜アリーナで開催される卒業コンサートとオフィシャルグッズ
卒業コンサートは2025年11月26日(水)・27日(木)に横浜アリーナで開催。まさに久保さんのアイドル人生の集大成となる舞台です。当日会場ロビーでは様々な企画や展示も予定されており、ファンとの交流も楽しめる内容になると発表されています。出演メンバーは変更となる場合もありますが、同じ3期生を中心に、多くの現役・卒業メンバーが参加し、盛大に久保さんを送り出す計画です。
さらに、卒業を記念したオフィシャルグッズの販売も行われ、限定Tシャツやタオル、アクリルスタンド、写真集などファン注目の商品が多数用意されています。こうしたグッズは、公演会場やオフィシャルオンラインショップで購入可能です。卒業の記念に、ぜひ手に取ってみてください。
久保史緒里の9年 ~加入から卒業までの道のり~
久保さんが乃木坂46の3期生として加入したのは2016年9月。当時、中学3年生・15歳という若さでオーディションを勝ち抜き、グループに参加しました。
- 加入直後の「お見立て会」ではディズニー映画『塔の上のラプンツェル』の楽曲を歌唱。緊張と努力の中で「私、変わります」と自分を強く鼓舞していたことがブログからも伝わります。
- 2018年4月発売の20thシングル「シンクロニシティ」では初の選抜メンバー入り。同期・山下美月さんとともに、福神メンバー(主要ポジション)として活躍しました。
- 体調不良による一時活動休止やアンダー(選抜外)活動を経験しながらも、持ち前の歌唱力・表現力で再び選抜復帰。その後は主要メンバーとして全シングルで選抜入りする安定感を見せました。
- 1期生・2期生の卒業が進む中、3期生がグループの顔となった32ndシングル「人は夢を二度見る」では山下さんとのダブルセンターを務め、新たな乃木坂46へと移り変わる象徴的存在に。
- 卒業発表に際しては「自分のために、乃木坂のために、尽くしていきたいです」と改めてグループやファンへの思いを示しました。
久保さんの歩みは、決して順風満帆ではありませんでした。一時は「自分には何もない」と感じた時期もありましたが、仲間やファンと支え合い、乗り越えてきた成長の軌跡こそが久保さん自身の誇りとなっています。
久保史緒里、初のエッセイ『LOST LETTER』と「17通の手紙」
卒業コンサートと同時期に、久保さんは初めてのエッセイ集『LOST LETTER』を刊行。このエッセイには「17通の手紙」という形で、家族やメンバー、故郷・宮城への想いが綴られています(クランクイン!報道)。
- 手紙のタイトルは、支えてくれた人々や過去の自分へのメッセージであり、読者自身にも「自分を振り返るきっかけ」を与えてくれます。
- 自宅で撮影されたプライベートな写真も多数収録されており、ファンにとっては久保さんの素顔や想いを感じられる貴重な1冊です。
- 乃木坂46としての最後のメッセージが込められたエッセイは、彼女の原点と新たな出発への想いにあふれています。
同期・山下美月さんとの「くぼした」コンビ、そして生田絵梨花さんとの絆
久保さんの乃木坂46でのキャリアを語るうえで欠かせないのが、同期・山下美月さんとの「くぼした」関係性です。二人は同期であり、互いに支え合いながら成長し、32ndシングルではダブルセンターを務めました。その息の合ったパフォーマンスは「同期の絆」として多くのファンから愛されています。
また、先輩・生田絵梨花さんとは音楽番組『Venue101』でも深い絆を育んできました。一緒に学び、高め合う姿は、後輩メンバーやファンに強い影響を与えています。「歌」や「表現」への真摯な姿勢を共有し、互いにリスペクトし合う仲は、卒業後も続いていくことでしょう。
地元・宮城県と「萩の月」、地元愛の深さ
久保さんの地元・宮城県への思いは非常に強く、卒業コンサートに合わせて宮城の銘菓「萩の月」とコラボした「旅しおり」企画も開催予定です。これは、ファンにも地元の魅力を知って欲しいという久保さんの願いが込められた取り組みとなっています。
エッセイ内の手紙でも家族や故郷へ感謝を伝え、地元への恩返しや地域活性化にも意識を向けているのが特徴です。これまでの活動でも、宮城県の観光大使や地元FM局のパーソナリティなど、地域と積極的に関わってきました。
多彩な才能と新たな門出
久保さんは、歌唱力・表現力を兼ね備えたオールラウンダーとしてグループを支えてきました。ラジオ番組のパーソナリティとしても高い評価を受け、舞台やドラマ、バラエティ番組でもその実力を発揮。卒業後もさまざまな分野での活動が期待されています。
最後のステージで久保さんがどのようなパフォーマンスを披露するのか、多くのファンが注目しています。温かな声援を胸に、久保さんは次なるステージへ羽ばたきます。
ファンへのメッセージと「卒業」概要まとめ
- 公演日:2025年11月26日(水)、27日(木)
- 会場:横浜アリーナ
- 内容:久保さん自身の思い出深い楽曲披露、メンバーとの共演、特別映像など
- オフィシャルグッズ:全て限定デザイン、事前通販と会場販売の両方実施
- エッセイ『LOST LETTER』:卒業記念として発売、「17通の手紙」と多数の写真を収録
久保さん本人は「これまで支えてくれたすべての人へ感謝を伝えたい」とコメントしています。その歩みは、乃木坂46の歴史に新たなページを刻むとともに、多くの人に希望と勇気を与えることでしょう。
おわりに
今後の活躍は未知数ですが、乃木坂46での経験を糧に、久保史緒里さんの物語はさらに鮮やかに続いていきます。グループ卒業という節目を迎えた今こそ、その温かな人柄とパフォーマンスに最大限のエールを送りましょう。


