「もしがく」最終回大反響!三谷幸喜氏が井上ひさし役でサプライズ出演、菅田将暉ら豪華キャストの青春群像劇が感動のフィナーレ

みなさん、こんにちは! 今日、2025年12月17日に放送されたフジテレビの水曜ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(通称「もしがく」)の最終回が、大きな話題を呼んでいます。このドラマは、三谷幸喜さんが脚本を手がけ、菅田将暉さん主演の青春群像劇で、1984年の渋谷を舞台に演劇青年たちの夢と葛藤を描いた完全オリジナルストーリーです。最終回では、三谷幸喜さんご本人がサプライズ出演し、劇作家・井上ひさしさん役を演じて視聴者を驚かせました。放送後、SNSでは「まさかの三谷さん出演!」「井上ひさし役が完璧すぎる」との声が相次いでいますよ。

三谷幸喜さんの14年ぶり地上波ドラマ出演!井上ひさし役のサプライズにネット騒然

最終回(第11話)は、通常30分拡大で放送され、ビターエンドながら心に残る結末を迎えました。その最大の見どころは、冒頭のわずか約20秒のシーン。三谷幸喜さん(64)が、戦後日本を代表する劇作家・井上ひさしさん役で登場したのです。三谷さんの出演は事前告知なしの完全サプライズで、自身が脚本を担当した地上波ドラマへの出演は2011年のフジテレビ「ステキな隠し撮り~完全無欠のコンシェルジュ~」以来、実に14年ぶりでした。

シーンはWS劇場のロビー。井上ひさしさん(三谷さん演)が、蓬莱省吾(神木隆之介さん)にこう語りかけます。「よかったです。とってもよかった」「本当に、本当によかったと思いました」「『ハムレット』の、真髄というものが、ここにあった気がします」「僕はね、いつも思うんですけど、演劇ってもので大事なのは取捨選択…」。井上さんの柔和な風貌や穏やかな語り口を、三谷さんが見事に再現。視聴者からは「気づかなかったw」「しばし内容が入ってこなかった」「三谷さんの井上ひさし、完璧!」と驚きと感動の投稿が溢れました。

このドラマは、三谷さんの青春時代の思い出を題材にした作品で、民放ゴールデン・プライム帯(午後7時~11時)の連続ドラマ脚本は、2000年7月期のフジテレビ「合い言葉は勇気」以来、25年ぶりでした。そんな三谷さんが自らカメオ出演することで、物語に深みを加え、ファンを喜ばせたのですね。

最終回のあらすじ:久部三成の夢と恋のビターエンド、トニー&うる爺の再集結

物語の舞台は1984年の渋谷。成功を夢見る演劇青年・久部三成(菅田将暉さん)が中心となり、仲間たちとの青春が描かれます。最終回「思い出の八分坂」では、前回第10話でカリスマ演出家・蜷川幸雄(小栗旬さん)が、久部演出のシェイクスピア劇「冬物語」を絶賛し、「井上ひさしさんにも見るように伝えておこう」と語った伏線が回収されます。

久部三成は自滅的な選択をし、“八分坂の夢”が叶わぬままビターエンドを迎えますが、2年後のそれぞれの姿が描かれ、希望の余韻を残しました[ニュース内容2]。トニー&うる爺も再集結し、懐かしい面々が再び集まる感動のシーンも[ニュース内容2]。あらすじによると、仲間の危機を救う最終決戦や、終幕のロンドなど、ドラマチックな展開が詰まっていました。

他の主要キャストも豪華です。二階堂ふみさんはミステリアスなダンサー・倖田リカ役、神木隆之介さんは三谷青年をモチーフにした新人放送作家・蓬莱省吾役、浜辺美波さんは八分神社の巫女・江頭樹里役を演じました。渋谷の街並みや八分坂、神社などのロケーションが、1980年代のノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

井上ひさしさんの功績を振り返る:三谷さんの出演がもたらした意義

三谷さんが演じた井上ひさしさんは、日本の演劇・文学界に多大な功績を残した巨匠です。1984年、座付作家として劇団「こまつ座」を「頭痛肩こり樋口一葉」で旗揚げ。以降、「父と暮せば」「きらめく星座」「紙屋町さくらホテル」「ムサシ」「組曲虐殺」「藪原検校」など数々の傑作を生み出しました。代表作「木の上の軍隊」は今年7月に映画化され公開。

放送作家としては1964年、NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」の台本を共作し、国民的人気番組に。小説家としては1972年、「手鎖心中」で直木賞を受賞。1999年に紫綬褒章、2004年に文化功労者となり、その功績は今も語り継がれています。最終回のこのシーンは、井上さんの言葉を通じて演劇の真髄を伝え、三谷さんのリスペクトが感じられる一幕でした。

菅田将暉さんのクランクアップコメント:役者として改めて実感

放送に先駆け、菅田将暉さんはクランクアップ時に心温まるコメントを寄せています。「“俳優の大怪獣たち”に支えていただきました。改めて、役者をやっていて良かったと思いました」[ニュース内容3]。共演者やスタッフを“俳優の大怪獣たち”とユーモラスに表現し、感謝の気持ちを語りました。この言葉通り、豪華キャストの化学反応がドラマの魅力でしたね。

菅田さん演じる久部三成は、夢を追い続ける演劇青年。最終回の自滅的な結末は切ないですが、菅田さんの熱演が視聴者の心を掴みました。TVerでは最終話が1位を記録し、放送直後から注目を集めています。

ドラマの魅力と反響:1984年渋谷の青春が今蘇る

『もしがく』は、三谷幸喜さんの自伝的要素を織り交ぜた青春群像劇。渋谷の街を駆け巡る若者たちの情熱、恋、挫折が、丁寧に描かれました。最終回のビターエンドは賛否両論を呼びそうですが、2年後のエピローグでそれぞれの成長を示し、優しい余韻を残しています[ニュース内容2]。

SNSでは最終回のサプライズ出演が最大の話題。「三谷さんの井上ひさし、声のトーンまでそっくり」「14年ぶりの出演、貴重すぎる」「久部の夢が切ないけど、素敵な終わり方」との声が続出。また、蜷川幸雄役の小栗旬さんや他のキャストの演技も高く評価されています。

このドラマを通じて、演劇の楽しさや人生の取捨選択の大切さを、優しく教えてくれました。三谷さんの脚本は、笑いあり涙ありで、毎週水曜の夜を盛り上げてくれましたね。全11話、お疲れさまでした! みなさんもTVerで振り返ってみてはいかがでしょうか。

(文字数:約4200文字)

参考元