INI初のドキュメンタリー映画、メンバーが明かす絆と成長の軌跡
11人組グローバルボーイズグループ・INIが、10月23日に東京都内で開催されたドキュメンタリー映画「INI THE MOVIE『I Need I』」の舞台挨拶に登壇しました。10月31日の全国公開を控え、メンバーたちは作品への思いや互いへの感謝の言葉を述べ、会場は感動に包まれました。
デビューから約4年間の軌跡を追った初の映画作品
今回公開される「INI THE MOVIE『I Need I』」は、INIにとって初となるドキュメンタリー映画です。デビューから現在まで約4年間にわたるメンバーたちの姿を映し出した作品となっており、グループの成長過程や舞台裏での素顔が余すところなく記録されています。
出演するのは、池﨑理人、尾崎匠海、木村柾哉、後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、髙塚大夢、田島将吾、西洸人、藤牧京介、松田迅の全11名。監督は榊原有佑、武桜子、原田大誠が務め、LAPONE ENTERTAINMENTと東宝が製作、吉本興業が制作プロダクションとして参加しています。
藤牧京介がリーダー木村柾哉への思いを語る
舞台挨拶で特に注目を集めたのは、メンバー同士が互いへの思いを伝え合う場面でした。藤牧京介さんは、リーダーである木村柾哉さんについて「彼がいなかったら崩壊していたんじゃないかな」と、グループにとってかけがえのない存在であることを率直に語りました。
この言葉からは、リーダーとしての木村さんの重要性と、メンバーたちの深い信頼関係が伝わってきます。デビューから4年という時間の中で、11人のメンバーがどのように絆を深めてきたのか、その過程が映画には記録されているのでしょう。
素の姿を映し出した作品への期待
松田迅さんは舞台挨拶で、撮影について「ずっとカメラは回っていたんですけど、別に意識はせず素の状態を出せていたので、そこも本当に伝わればいいなと思いますし、INIを知らない方にも見ていただきたい」と述べました。この発言からは、メンバーたちの自然体の姿が作品に収められていることがうかがえます。
ドキュメンタリーという形式だからこそ、普段のステージでは見ることのできないメンバーたちの本音や葛藤、そして喜びの瞬間が記録されているはずです。ファンにとっては、より深くINIを理解できる貴重な機会となるでしょう。
木村柾哉が呼びかける「僕たちの歴史」
リーダーの木村柾哉さんは、ファンやこれから映画を見る人々に向けて「僕たちの歴史を見届けて」というメッセージを送りました。この言葉には、グループとしての成長の軌跡を多くの人に知ってもらいたいという強い思いが込められています。
デビューから4年という期間は、アーティストにとって大きな成長と変化の時期です。その過程で経験した様々な出来事や感情が、この映画には詰まっているのです。
「全米が泣くだろう」と語る作品の濃密さ
メンバーの一人は、この映画について「全米が泣くだろうというくらい濃い」という強烈な表現で作品の充実度をアピールしました。この言葉は、単なるドキュメンタリーではなく、感動的なストーリーが詰まった作品であることを示唆しています。
11人のメンバーそれぞれの個性や努力、そして彼らが一つのグループとして歩んできた道のりが、視聴者の心を揺さぶる内容になっていることが期待されます。
全国同時生中継の舞台挨拶も決定
映画の公開を記念して、11月3日(月・祝)には特別な舞台挨拶イベントが予定されています。TOHOシネマズ六本木で実施される公開記念舞台挨拶の模様が、全国の劇場に生中継されることが決定しました。
この生中継付き上映回は、10月31日0時(10月30日24時)より各劇場で順次チケット販売が開始される予定です。上映前に舞台挨拶が行われるため、映画本編を見る前にメンバーたちの生の声を聞くことができる貴重な機会となります。
数量限定のムビチケ前売券も販売
映画の公開に合わせて、劇場限定と通販限定のムビチケ前売券(カード)が販売されています。劇場限定版は全12種類で、集合デザインと各メンバーのビジュアルが入ったカードが用意されています。
9月26日から段階的に販売が開始されており、第1弾では集合、池﨑理人、田島将吾、西洸人、第2弾では尾崎匠海、後藤威尊、髙塚大夢、藤牧京介、第3弾では木村柾哉、佐野雄大、許豊凡、松田迅のデザインが販売されました。価格は一般1,500円で、数量限定のため売り切れ次第終了となります。
通販限定版は全1種類で、メイジャーとMOVIE WALKER STOREで10月30日23時59分まで販売されています。ファンにとっては、映画鑑賞の記念となる貴重なアイテムです。
INIの軌跡と今後への期待
INIは、デビュー以来着実にファンベースを拡大し、日本の音楽シーンで確固たる地位を築いてきました。グローバルボーイズグループとして、国内外で活動を展開しており、その成長過程は多くの人々の注目を集めています。
今回のドキュメンタリー映画は、そんなINIの真の姿を知ることができる作品です。メンバー同士の絆、リーダーシップの重要性、そして11人が一つになって目指す未来への道のりが、スクリーンに映し出されます。
舞台挨拶でのメンバーたちの言葉からは、この映画が単なるプロモーション作品ではなく、彼らの真摯な思いが込められた作品であることが伝わってきます。特に、藤牧京介さんが語った木村柾哉さんへの感謝の言葉は、グループ内の信頼関係の深さを物語っています。
ファンへのメッセージ
「INI THE MOVIE『I Need I』」は、既存のファンはもちろん、INIをまだ知らない人々にもグループの魅力を伝える作品となっています。松田迅さんが述べたように、素の状態のメンバーたちの姿が記録されているため、より親近感を持って作品を楽しむことができるでしょう。
10月31日の全国公開を前に、メンバーたちは「僕たちの歴史を見届けてほしい」というメッセージを送っています。デビューから4年間の軌跡が詰まったこの映画は、INIというグループの過去、現在、そして未来への架け橋となる重要な作品です。
11人のメンバーが一丸となって歩んできた道のり、そしてこれから向かう先には、さらなる成長と挑戦が待っています。この映画を通じて、より多くの人々がINIの魅力に触れ、彼らの旅路を共に見守っていくことが期待されます。


