福原遥が主演する映画『楓』、プレミアで笑顔あふれる裏話が話題に
2025年11月13日、東京・ユナイテッドシネマお台場で、スピッツの名曲「楓」を原案にした映画『楓』（行定勲監督、12月19日公開）のジャパンプレミアが開催されました。このイベントには主演の福士蒼汰さんと福原遥さんをはじめ、共演の宮沢氷魚さんや監督の行定勲さんらが登壇し、映画への思いと共に、撮影現場での心温まるエピソードが語られました。
福士蒼汰、福原遥の写真を800枚も撮影―二人の信頼関係がうかがえる現場
プレミアで会場を大いに沸かせたのは、福士蒼汰さんが撮影現場で福原遥さんの写真を800枚も撮影し、厳選した300枚を彼女に送ったというエピソードでした。福士さんは「この間、遥ちゃんの写真の整理したんですよ。そしたら800枚ぐらいありました。整理して300枚にして遥ちゃんに送り付けました」と明かしました。
福原さんも「300枚届きました！本当に素敵な写真でした」と満面の笑みで振り返りました。現場の雰囲気の良さや、福士さんの気配りが感じられるエピソードとして、多くのファンの心をつかんでいます。
「楓」撮影現場の裏側―宮沢氷魚も絶賛、福士蒼汰のカメラセンス
- 共演した宮沢氷魚さんはプレミアで「福士さんは現場でカメラを持って写真を撮られる…センスがある」と福士さんの写真撮影の才能を賞賛。
- 福原遥さんも「素敵な写真、撮られてさすがだな」と福士さんの撮影技術に感心。
- 撮影中、福原さんが編み物をしていた姿もカメラに収められていたそうです。宮沢さんは「遥ちゃんは編み物に集中していてかわいい」と明かし、福原さん本人も、「マフラー、ニット帽を編みました」と笑顔で語りました。
- その手編みの作品は、現場スタッフにもプレゼントされたというエピソードもあり、和やかな雰囲気が伝わってきます。
スピッツ名曲「楓」が新たな命を得て、20年ぶりのラブストーリーへ
映画『楓』は1998年発売のスピッツの名曲「楓」を原案に、行定勲監督が『世界の中心で、愛をさけぶ』以来、20年ぶりにラブストーリーを手掛けた注目作です。「楓」はアルバム「フェイクファー」に収録され、現在も多くのファンに愛され続けている一曲。様々なアーティストにカバーされ、時を経て今、映画として新たな物語が紡がれています。
物語のあらすじ―切なくも美しい、二人の運命
- ストーリーは、事故で双子の弟・恵を失った涼（福士蒼汰さん）が、残された恵の恋人・亜子（福原遥さん）の前で恵になりきってしまうことから始まります。
- 「自分を恵だと思い込む」亜子と、恵のフリをしながら彼女の側にいる涼。互いに秘めた思いと、真実を隠したまま引かれ合う、切なくも胸に迫るラブストーリーが描かれています。
- また、幼なじみの梶野茂（宮沢氷魚さん）は、二人の過去と真実を知る理解者の役割を果たしています。
石井杏奈と宮近海斗のトークにも話題が
この日のジャパンプレミアには、石井杏奈さんや宮近海斗さん（Travis Japan）も登壇。宮近さんの「雑トーク」について石井さんから「言葉には責任を持たないと」と反省の弁が飛び出す場面もあり、会場からは温かな笑いが起きました。現場のフレンドリーな雰囲気とキャスト同士の信頼関係もうかがえるイベントとなりました。
行定勲監督、20年ぶりラブストーリーへの挑戦―現代に響く“楓”の物語
行定勲監督はこれまで『世界の中心で、愛をさけぶ』など数々の名作を手掛けてきました。今回、20年ぶりにラブストーリー映画化に挑んだ理由について、監督はスピッツ「楓」の“普遍的な愛の世界観”に心動かされ、今の時代にこそ響く物語を形にしたいとの思いを強調。
「登場人物たちの心の揺れやすさ、想いのぶつかり合いを、原曲の世界観に寄り添いながら描いた」とコメントも寄せられ、映画ファンや音楽ファンからも大きな注目を集めています。
現場の空気が映す“本物の愛”
- 主演二人の自然体なやりとりや、リラックスした現場の雰囲気からも、映画が持つリアルな感触や深みが伝わってきます。
- それぞれの役柄を通して、本当に大切なものへの思いや、切ない恋の形を体現した福原遥さん、福士蒼汰さんの繊細な演技に、すでに期待が高まっています。
「楓」から生まれた新たな絆―注目の映画『楓』間もなく公開
映画『楓』は、2025年12月19日に全国公開予定です。スピッツの名曲が、ラブストーリーとして新たな息吹を受けるこの作品。主演の福原遥さんと福士蒼汰さんの信頼と友情が、現場エピソードからも伝わってきます。
現代における「本当の愛とは何か」という問いかけを、静かに、しかし力強く投げかけてくれる本作は、多くの人々に深い感動をもたらしてくれることでしょう。劇場で二人の新たな表現、それぞれの思いに心を揺さぶられてみてはいかがでしょうか。
今後の福原遥に注目
福原遥さんは今回の作品をはじめ、幅広いジャンルでの活躍が期待されています。撮影現場で見せる温かな素顔と、スクリーンで魅せる多彩な表現力。今後も大きな話題と感動を届けてくれることでしょう。
