TVアニメ『メダリスト』第2期、話題満載の新情報まとめ――HANAの初アニメタイアップOP「Cold Night」と新キャラクター10人に注目

フィギュアスケートを舞台にした人気TVアニメ『メダリスト』第2期に関する新情報が一挙解禁され、ファンの間で大きな話題となっています。オープニング主題歌を担当するのは、シンガーのHANAさん。書き下ろし新曲「Cold Night」が、HANAさんにとって初のアニメタイアップとして起用されます。 さらに、第2期の舞台となる「全日本ノービスA予選 中部ブロック大会」編に合わせて、新キャラクターとそのキャスト10人も発表され、第1弾PVと新ビジュアルも公開されました。

『メダリスト』第2期の放送情報

TVアニメ『メダリスト』第2期は、2026年1月24日より、テレビ朝日系全国24局ネットの「NUMAnimation(ヌマニメーション)」枠ほかにて放送開始予定です。 第1期は2025年1月〜3月に同枠で放送されており、深夜アニメ枠として多くの視聴者から支持を集めました。

第2期も引き続き、フィギュアスケートという競技の臨場感と、主人公たちの成長ドラマを描いていく構成で、原作ファン・アニメファン双方の期待を集めています。

HANA「Cold Night」が第2期OPに決定――初のアニメタイアップ

今回のニュースの中でも特に注目を浴びているのが、オープニング主題歌にHANAさんの「Cold Night」が起用されたという発表です。 HANAさんがアニメ作品に楽曲を提供するのはこれが初めてであり、自身にとっても新たなチャレンジとなります。

『メダリスト』第2期のOP主題歌「Cold Night」は、氷上での緊張感や、プレッシャーと向き合う選手たちの心情をイメージした楽曲として制作されたと紹介されています。 タイトルにある“Cold”は氷の冷たさを、“Night”は試合前後の静かな時間や、心の中の孤独な戦いを象徴していると説明されており、作品の世界観と深くリンクした1曲となっています。

また、この楽曲の作詞・作曲はちゃんみなさんが担当することも発表されました。 ちゃんみなさんは、ジャンルを越えた楽曲制作と、感情をストレートに表現する歌詞で高い評価を得ているアーティストであり、そのクリエイティブな感性が『メダリスト』のドラマ性とも相性抜群だと期待されています。

HANAさんの透明感あるボーカルと、ちゃんみなさんによるエモーショナルな歌詞・メロディが重なり合うことで、氷上で戦うスケーターたちの「緊張」と「決意」を音楽面から力強く支える形となりそうです。

第1弾PVが公開、新OP「Cold Night」も一部使用

あわせて公開された第1弾PVでは、第2期の舞台となる「全日本ノービスA予選 中部ブロック大会」でのシーンが中心に描かれ、いのりやライバルたちが氷上で演技する姿がテンポよく映し出されています。

PV内では、HANAさんが歌う「Cold Night」の一部も使用されており、作品の映像と音楽が融合することで、第2期が持つ空気感を一足先に感じられる内容になっています。 冷たいリンクの上で、必死に自分のベストを追い求めるスケーターたちの姿を、楽曲のビートとメロディが後押しする構成で、視聴者からは「鳥肌が立つ」「試合前の緊張感が伝わる」といった声も上がっています。

第2期の物語舞台:全日本ノービスA予選「中部ブロック大会」

第2期の物語は、原作コミックスで描かれた「全日本ノービスA予選 中部ブロック大会」のエピソードが中心となります。 主人公・結束いのりが、地方の大会から一歩進んで全国への切符をかけた重要な予選に挑むステージであり、多くのライバルたちと本格的にぶつかり合う展開が続きます。

第1期で描かれたのは、いのりとコーチ・明浦路司の出会いから、ジュニアスケーターとしての土台を築き上げるまでの成長物語でした。 第2期では、ここからさらに一歩踏み込み、「勝負の世界」に足を踏み入れた後の成長がテーマになっていきます。

中部ブロック大会では、同世代トップクラスのスケーターたちが多数登場し、技術、表現力、メンタルの強さなど、あらゆる面でいのりを刺激する存在として立ちはだかります。 そのため、第2期は対戦相手との「ぶつかり合い」や「心の揺れ動き」がこれまで以上に濃く描かれるシーズンになるとされています。

第2期の新キャラクター&キャスト10人が一挙発表

今回の情報解禁では、第2期に登場する新キャラクター10人と、そのキャスト(声優)陣が一挙に発表されました。 いずれも中部ブロック大会を中心としたフィギュアスケート選手や関係者

これらの新キャラクターの多くは、原作コミックスでもファンから人気の高い人物たちであり、アニメ化にあたって「誰が声を担当するのか」が以前から注目を集めていました。 今回のキャスティング発表により、「イメージ通り」「早く演技を聞きたい」といった期待の声がSNSなどで広がっています。

また、新キャラクターたちは単なるライバルとしてだけでなく、それぞれが異なる背景や目標を持つ“挑戦者”として描かれる点も、第2期の見どころのひとつです。 勝ち負けだけでなく、「なぜスケートを続けるのか」「何を叶えたいのか」といった内面的なドラマが、いのりたちとの対比の中で浮かび上がっていきます。

新ビジュアル公開――氷上で向かい合うスケーターたち

第2弾情報として、第2期の新キービジュアルも公開されています。 ビジュアルでは、結束いのりを中心に、同じリンクに立つスケーターたちが描かれ、互いに「競い合いながらも認め合う」関係性がビジュアル面からも伝わる構図になっています。

リンクの冷たさを表現する青や白を基調にした色彩の中で、いのりたちの衣装の色が印象的に浮かび上がり、第2期が目指す「静と動」のコントラストを象徴するデザインとなっています。 このビジュアルと、HANAさんの「Cold Night」のタイトルイメージが重なることで、第2期全体のトーンがより明確に示された形です。

音楽面での『メダリスト』第2期の魅力

『メダリスト』は、演技シーンの作画や振付の丁寧さに加え、音楽面での演出も高い評価を受けてきました。 フィギュアスケートという競技自体が音楽と切り離せないスポーツであるため、劇中のプログラム曲やBGM、主題歌は、物語に大きな影響を与えます。

第2期で新たに加わるHANAさんの「Cold Night」は、その意味で非常に重要なピースとなります。試合前の緊張感、リンクに立つ直前の不安と決意、演技後の達成感や悔しさ――こうした選手の心理の揺れを、オープニングという入口で毎話表現する役割を担うからです。

また、ちゃんみなさんの作詞・作曲による歌詞は、自分自身と向き合い続ける姿勢諦めない心といったテーマが盛り込まれているとされており、いのりやライバルたちの生き様と重なる構成が意識されています。 1話ごとに少しずつ意味が深く感じられていくタイプの楽曲としても、ファンの間で注目されています。

第1期から続く「成長物語」としての第2期

『メダリスト』は、元アイスダンス選手の明浦路司と、フィギュアスケートに憧れる少女結束いのりが出会い、一緒に“メダリスト”を目指していく成長物語として知られています。 第1期では「スケートを始める」段階から、「選手としてリンクに立つ」段階までのプロセスが丁寧に描かれました。

第2期では、いのりが本格的に「結果」を求められる舞台へ進むことになります。 その中で、成功と失敗、期待とプレッシャー、ライバルへの嫉妬や尊敬といった、より複雑な感情と向き合っていくことになると予想されています。

そうした物語のトーンに対し、「Cold Night」というタイトルやサウンドは、ただ明るいだけではない、しかし確かに前を向こうとする作品の姿勢を象徴するものとして機能しそうです。

視聴者・ファンにとっての注目ポイント

  • HANAさん初のアニメタイアップとなるOP主題歌「Cold Night」が、作品の世界観とどれほどマッチするのか。
  • ちゃんみなさんが手がける歌詞とメロディが、いのりたちの心情とどのようにリンクしていくのか。
  • 新キャラクター&キャスト10人が、いのりたちとどんなドラマを生み出していくのか。
  • 「全日本ノービスA予選 中部ブロック大会」という舞台で、いのりがどんな演技と成長を見せるのか。
  • 新ビジュアルや第1弾PVで示された映像と音楽の一体感が、本放送でどこまで高まるのか。

第1期から作品を追いかけているファンはもちろん、HANAさんやちゃんみなさんをきっかけに『メダリスト』を知る新規視聴者にとっても、第2期は「入りやすく、しかし深く楽しめるシーズン」になると見られています。

放送開始までの期間には、今後も追加情報や楽曲の詳細、CDリリース情報、さらなるPV公開などが順次発表されていくとみられます。音楽とフィギュアスケート、そしてキャラクターたちのドラマがどのように交差していくのか、期待が高まるばかりです。

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