ガリガリガリクソン、吉本興業からの「衝撃給与明細」公開で業界に波紋 有吉弘行も愛あるリアクション

お笑い芸人・ガリガリガリクソンが給与明細を公開し話題に

お笑い芸人のガリガリガリクソンさん(39)が、2025年11月23日に自身のX(旧ツイッター)で吉本興業から支払われた給与明細書を公開し、大きな話題となっています。明細書の画像には「差引支払額」102円と記されており、そのあまりにも少額な支給額が芸能界内外から大きな反響を呼んでいます。
このニュースはタレント有吉弘行さんも反応し、ガリガリガリクソンさんを労うなど、お笑い界全体を巻き込んだ注目のエピソードとなりました。
今回の記事では、この一連の騒動の経緯、SNS上での反響、芸能事務所と所属芸人の関係、さらに社会的背景までをやさしく、わかりやすく解説します。

衝撃の給与明細—支給額は102円

  • 2025年11月23日、ガリガリガリクソンさんがXにて吉本興業からの給与明細書の画像を公開
  • 明細書によると、「差引支払額」102円という衝撃的な金額
  • ガリガリガリクソンさんは自虐気味に「103万円の壁の前に103円の壁に弾き返された」とコメント
  • 続く投稿で画像を再掲し、「愛していると言ってくれ」と発言

この明細公開には多くのSNSユーザーが反応。有吉弘行さんも「愛してる」と返信し、芸能界内でも話題となりました。

なぜギャラがこんなに少ないのか?

給与明細の「差引支払額」102円という金額は、一見信じがたいですが、お笑い芸人の収入構造、特に吉本興業所属芸人の低いギャラ事情が背景にあります。
吉本興業は数多くの芸人を抱えており、テレビや舞台の出演本数に大きな差があります。芸人のギャラに関しては、「基本給なしの歩合制」、出演や活動実績による報酬が基本ですが、仕事がなければ実質ゼロ、または今回のようなわずかなお金しか入らないことも珍しくありません。

  • LINEスタンプ等の販売成功やイベントによる歩合分が僅かな場合、1ヶ月の給料が数十円から数百円となることも過去にありました。
  • 過去にはガリガリガリクソンさんの給料が「90円」だったと発言し、他の月には「2万9940円」などアップダウンが非常に激しいことも話題となっています。

今回の102円という金額は、「ほぼ活動がなかった月」「取り分が極限まで少なかった月」に発生したと考えられます。

吉本興業と芸人の関係—歩合制と格差のリアル

吉本興業の芸人は、基本的に事務所に所属して活動する一方で、ギャラの分配や仕事の斡旋がどこまで手厚いかは各自で大きく異なります。大御所やテレビ常連クラスでない場合は、固定給がなく「完全歩合制」ゆえに、仕事がなければ月給が極端に低くなることがあります。
生活費の大半を副業や投資で補っているケースも珍しくありません。ガリガリガリクソンさんも、自身のSNSで「株の利益がメイン」「デイトレードで稼いでいる」と明かしており、本業の芸人活動よりも株式取引が収入源となっている時期があることを公言しています。

  • 副業や別収入の確保は、若手や中堅芸人ではよく見られる現象
  • 会社員的な「安定収入」を保証する構造にはなっていません

SNS上でのユーモラスなやり取り—有吉弘行さんの「愛してる」コメント

給与明細画像とともに投稿されたガリガリガリクソンさんの「愛していると言ってくれ」という一言に、有吉弘行さんが即反応。「愛してる」と短くもあたたかい言葉を贈り、この”コント”のようなやりとりが多くのファンの心を和ませました。

さらにガリガリガリクソンさんも「おじさん、ボ、ボクが見えるの、、、?」と返すなど、互いのキャラクターや芸風がにじみ出るやり取りは、SNSならではの微笑ましいエピソードとなりました。

過去にも話題となった奇天烈な給与額

  • 過去にも「給料90円」や「2万9940円」など、芸人の給与明細がネット上で話題になること多し。
  • ガリガリガリクソンさんの場合、極端に給与が低い月がある一方、株の利益で一億円超の収入を得るなど、そのギャップにも注目が集まっています。

こうした給与の公開は、「芸能人=高収入」というイメージとのギャップや、現実の厳しさ、そしてSNS時代ならではの自虐ネタ・自分晒し文化とも結びついて広がりやすくなっているようです。

ファン・業界・社会の反応と波紋

このニュースは、単なる一芸人の給与明細公開にとどまらず、芸能界の根本的な問題や、日本社会全体の「賃金格差」「安定雇用の難しさ」など、多くの話題を呼んでいます。

  • ファンからは共感の声や応援メッセージが多数寄せられ、「芸人さんも大変なんだ」「夢を見せてくれてありがとう」などの好意的な反応。
  • 芸人仲間やテレビタレントも話題に乗っかり、有吉弘行さんのコメントに代表されるような「優しい応援」「自虐ユーモア」を交えたリアクションが相次ぎました。
  • 一部では「収益構造や事務所の方針をもっと透明化すべき」という指摘もあり、芸能界の働き方改革への関心が高まっています。

芸人のギャラ事情と「夢」の現実

お笑い芸人をはじめとした芸能界は、「売れている」人以外の収入の不安定さがしばしば話題に上ります。
吉本興業のような大手に所属していても、ネタ番組や劇場ライブの出演がなければ芸人へのギャラはごくわずか。所属人数が多いため、テレビやメディア露出が少ない場合は、極端に低い給与になるのが通例です。

近年はこうした現実がSNSで可視化されることで「芸人を目指す若者」や「夢追い人」たちに、リアルな現状を伝える啓発にもつながっています。また吉本興業も時代の流れとともに、芸人への待遇改善や新たな収益モデルの開発を模索している最中です(ネット配信公演、グッズ販売、ファンクラブ等)。

ガリガリガリクソンさんの今後と芸能界の未来

ガリガリガリクソンさんは、株式投資や副業でも大きな成果を挙げていることから、給与明細の内容に一喜一憂しつつも明るく活動を続けられている点が特徴的です。一方で、「本業でしっかり稼ぎたい」という思い、「自分らしい活躍の場を広げたい」という希望をSNSやメディアで発信し続けています。
今後も芸人一人ひとりの努力だけでなく、業界全体として働きやすい、夢を追いやすい環境作りが求められていくことでしょう。

まとめ

  • ガリガリガリクソンさんが吉本興業からの給与明細を公開し、衝撃の「102円」という支給額が話題に
  • 有吉弘行さんをはじめとする芸能界からもリアクション&応援の声
  • 芸人の収入の不安定さ、安定的な活動環境の確保の難しさが浮き彫りに
  • ファンや社会もこの話題に強い関心を持ち、芸能界の課題や問題提起のきっかけにも

今後もガリガリガリクソンさんのSNSや発信、そして芸能業界全体の変化に注目が集まります。
笑いを提供してくれる芸人たちへの理解と、業界の透明化・働き方改革が、一層求められる時代になっています。

参考元