ニュージーンズの専属契約訴訟、一審判決が下される
韓国のガールズグループ「NewJeans(ニュージーンズ)」と所属事務所「ADOR(アドア)」の間で続く専属契約紛争が、ついに一審判決を迎えました。2025年10月30日、ソウル中央地方裁判所で判決が言い渡されました。この訴訟は、NewJeansの専属契約の有効性を巡るもので、グループの今後の活動に大きな影響を与える可能性があります。
この訴訟は、NewJeansのメンバー5人がADORとの専属契約の有効性を争うものです。裁判所はこれまでに二度にわたり双方に調停を勧告しましたが、合意に至らず本案訴訟に戻ることとなりました。判決では、既存の専属契約の有効性や損害賠償責任などが中心に判断される予定です。
ミン・ヒジン氏が新たに設立した芸能事務所「ooak」
ニュージーンズの生みの親とされるミン・ヒジン氏が、新たな芸能事務所「ooak(One of A Kind)」を設立しました。ミン氏は2024年8月にADORの代表職を退任し、約1年ぶりに公式的な動きを見せました。「ooak」は、芸能人マネジメント、音楽制作、公演企画などを事業目的としています。
「ooak」の社名には「唯一無二の存在」という意味が込められています。同社はソウル市江南区新沙洞近郊に設立され、現在オフィスビルを建設中です。ミン氏が社内取締役を務めており、事業目的には海外事業や電子商取引も含まれています。
ニュージーンズの今後と「ooak」の関連性
ミン・ヒジン氏が新たな事務所を設立した背景には、NewJeansの専属契約訴訟の行方が大きく影響しています。NewJeansが勝訴した場合、ミン氏の新事務所「ooak」への移籍が可能になる可能性があります。これにより、NewJeansの活動再開が迅速に進む可能性も示唆されています。
一方で、一部の業界関係者は、ミン氏の新事務所設立が裁判所の判断に否定的な影響を与える可能性もあると指摘しています。裁判所が判決を下す際に、ミン氏の行動が意図的であると見られる場合、裁判所の視線はあまり良くないかもしれません。
今後の展望
NewJeansの専属契約訴訟の判決は、グループの今後の活動に大きな影響を与えるでしょう。ミン・ヒジン氏の新事務所「ooak」も、NewJeansの活動再開に重要な役割を果たす可能性があります。ニュージーンズのファンや業界関係者は、判決の行方とその後の展開に注目しています。



