川谷絵音も思わず「こういうバンドがやりたかった」──『EIGHT-JAM』恒例「プロが選ぶ年間マイベスト10」とは
テレビ朝日の音楽バラエティ番組『EIGHT-JAM』で、毎年音楽ファンから熱い注目を集めている名物企画「プロが選ぶ年間マイベスト10」。2026年最初の放送となる今回も、この恒例企画がオンエアされ、作詞家のいしわたり淳治さん、音楽プロデューサーの蔦谷好位置さん、そしてアーティストの川谷絵音さんの3人が、それぞれの「年間マイベスト10」を発表します。
川谷さんは、あるバンドについて「こういうバンドがやりたかった。僕が目指していた音」と語り、大きな共感と興奮を示したことが紹介されており、放送前から話題を呼んでいます。
『EIGHT-JAM』とはどんな番組?
『EIGHT-JAM』は、関ジャニ∞改めSUPER EIGHTがメインを務める音楽番組で、ライブパフォーマンスやトーク、独自企画を通じて「今」の音楽シーンを深掘りしていく番組です。支配人役の古田新太さんをはじめ、毎回多彩なゲストが登場し、音楽ファンだけでなく幅広い視聴者に親しまれています。
今回の放送回では、SUPER EIGHTに加え、支配人の古田さん、ゲストとしてお笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也さん、キャスターやタレントとして活躍するホラン千秋さんも出演し、プロが選んだ名曲の数々にスタジオ全体が大いに盛り上がる構成になっています。
年始恒例「プロが選ぶ年間マイベスト10」とは
「プロが選ぶ年間マイベスト10」は、2016年にスタートした年始恒例の人気企画です。前年にリリースされた曲、あるいは大きな話題になった楽曲の中から、音楽のプロが自らの視点で「これぞ!」と思う10曲を選び、ランキング形式で紹介します。
この企画の特徴は、いわゆるヒットチャートや売り上げランキングとは異なり、選者それぞれの感性や分析に基づいた“独自のベスト10”であることです。そのため、国民的ヒット曲だけでなく、これからブレイクしそうな新鋭アーティストの楽曲や、音楽的に尖った作品などが数多く取り上げられてきました。
過去の放送では、あいみょんやOfficial髭男dism、Vaundy、藤井 風、Omoinotakeなど、ブレイク前の段階からいち早くピックアップされたアーティストも少なくありません。その「先見の明」から、音楽業界の関係者やコアなリスナーも「次はどんな曲が選ばれるのか」と、毎年楽しみにしている企画となっています。
2025年の音楽シーンをプロが総ざらい
今回の「年間マイベスト10」は、2025年に発表・話題になった楽曲を対象としています。2025年は、すでにトップシーンで活躍しているアーティストが新たな挑戦を見せた年でもあり、一方で新しい世代のアーティストも次々に登場した激動の一年でした。
特に、音楽生成AIツールの進化が音楽の作り方や聴き方にも影響を与えた年でもあり、「どこまでも縦横無尽の広がりを見せた」と表現されるほど、多様性と実験精神に富んだ作品が数多く生まれたと紹介されています。
そうした状況の中で、選者たちは次のような楽曲に注目しています。
- すでに第一線で活躍しているアーティストが、新たな一面を見せた名曲
- まさに「彗星のごとく」登場した、新星アーティストのインパクトある楽曲
- 音楽的な実験や新しいサウンドに挑んだ、「異次元」とも言える作品
それぞれの選者が10曲を選び抜くため、紹介される音楽はまさに百花繚乱。異なるジャンルやスタイルの曲が並びながらも、「プロの耳」が選び取ったという共通点が、視聴者の信頼と期待を集めています。
いしわたり淳治「得体の知れない将来性を感じます」
作詞家・歌詞プロデューサーとして多くのヒット曲に関わってきたいしわたり淳治さんは、ある新星アーティストについて「得体の知れない将来性を感じます」とコメント。その言葉からは、単なる流行に留まらない、長く音楽シーンに影響を与えうるポテンシャルを感じ取っていることが伝わってきます。
選者として長年参加してきたいしわたりさんは、歌詞やコンセプト、アーティスト像など、楽曲の「物語性」も含めて深く読み解くことで知られています。今回も、メロディやサウンドだけでなく、「言葉」の面からも印象に残る楽曲が多く挙がっていることが期待されます。
蔦谷好位置「2025年で最も衝撃を受けた音楽」
音楽プロデューサーの蔦谷好位置さんは、2025年に出会った楽曲の中で、「2025年で最も衝撃を受けた音楽」と評する作品を挙げています。長年、ポップスからロック、バンドサウンドまで幅広い現場を手がけてきた蔦谷さんがそう語るほどの曲が、どのようなアーティストによる、どんなサウンドなのかは大きな注目ポイントです。
プロデューサーならではの耳で分析されたコメントは、視聴者が「なぜこの曲がすごいのか」を理解する手がかりにもなります。「音のレイヤー」「サウンドデザイン」「メロディの作り方」など、専門的な視点も分かりやすく噛み砕いてくれるため、音楽制作に興味がある人にとっても学びの多い企画となっています。
川谷絵音「こういうバンドがやりたかった。僕が目指していた音」
そして今回、特に話題になっているのが川谷絵音さんのコメントです。川谷さんは、自身が選んだ楽曲の中から、とあるバンドについて「こういうバンドがやりたかった。僕が目指していた音」と語り、そのサウンドに深く共鳴したことが伝えられています。
川谷さんは、indigo la End、ゲスの極み乙女、ジェニーハイ、ichikoro、礼賛など、多数のバンド・プロジェクトで活動するマルチなアーティストです。ポップでありながら複雑なコード進行や独自の歌詞世界を持つ楽曲を多く手がけ、日本のバンドシーンにおいて強い存在感を放ってきました。
そんな川谷さんが「自分もこうなりたかった」と感じるほどのバンドサウンドとは、それだけで音楽ファンの想像をかき立てます。「僕が目指していた音」という言葉からは、川谷さん自身のルーツや理想像に近い要素を、そのバンドに見出していることがうかがえます。
具体的なバンド名や楽曲名は、番組本編で明かされる形になっていますが、「川谷絵音が憧れるバンドの音」というだけで、その曲をチェックしたくなるリスナーは多いはずです。放送後には、配信サイトやSNSなどで大きな話題になることも予想されます。
SUPER EIGHTも「うわぁ!」と声を上げる選曲
今回の「年間マイベスト10」は、選者3人の選曲だけでなく、それにリアクションするSUPER EIGHTのメンバーの姿にも注目が集まっています。名曲が次々とかかる中で、SUPER EIGHTや出演者たちは、思わず「うわぁ!」と声を上げてしまうほど圧倒されたと紹介されています。
知っている曲に再会して盛り上がる瞬間もあれば、「こんなすごいアーティストがいたのか」と驚かされる場面もあるなど、視聴者と同じ目線で音楽を楽しむリアクションが、この企画の大きな魅力になっています。
番組公式サイトによると、2025年の発表曲や話題曲の中から、「プロたち絶賛の人気アーティスト」から「ブレイクを予感させる新星」まで、幅広い楽曲がセレクトされているとのこと。毎回、オンエア後には「番組で知った曲をプレイリストに入れた」「あの曲がきっかけでそのアーティストを追いかけるようになった」といった声も多く、音楽との「新しい出会いの場」として機能しています。
音楽ファンにとっての“信頼できるガイド”としての企画
サブスクリプションサービスや動画サイトの普及で、いつでも膨大な楽曲にアクセスできる一方、「何から聴けばいいか分からない」という悩みを持つ人も増えています。そんな中、「プロが選ぶ年間マイベスト10」は、音楽ファンにとって“信頼できるガイド”の役割を果たしています。
いしわたりさん、蔦谷さん、川谷さんという、それぞれ異なるバックグラウンドと視点を持つ3人が同じ年の音楽を振り返ることで、一つの年の音楽シーンを立体的に捉えることができるのも、この企画の大きな魅力です。
- 作詞・コンセプトの視点(いしわたり淳治)
- サウンド・プロデュースの視点(蔦谷好位置)
- バンドマン/ソングライターの視点(川谷絵音)
こうした複数の「プロの目線」を通して紹介されることで、同じ曲でも、人によって感じ方が変わったり、「こんな聴き方があるのか」と新しい発見があったりするのも面白いところです。
放送情報と視聴方法
「プロが選ぶ年間マイベスト10」を特集する『EIGHT-JAM』の放送回は、テレビ朝日系でオンエアされます。番組情報としては、以下のように案内されています。
- 放送局:テレビ朝日系24局ネット
- 番組名:『EIGHT-JAM』
- 出演:SUPER EIGHT、古田新太、いしわたり淳治、蔦谷好位置、川谷絵音、山崎弘也、ホラン千秋
また、『EIGHT-JAM』は見逃し配信としてTVerでの無料配信(期間限定)、動画配信プラットフォームTELASA(テラサ)での配信も行われており、リアルタイムで見られない人も後から楽しむことができます。
放送後には、番組で紹介された楽曲を実際に聴き直したり、気になったアーティストを深掘りしたりすることで、2025年の音楽シーンを自分なりに振り返るきっかけにもなりそうです。
川谷絵音ファン、音楽好きにこそ見てほしい回
今回の「年間マイベスト10」は、とりわけ川谷絵音さんのファンにとっても見逃せない内容になっています。自らも多くのバンドを率いてきた川谷さんが、「こういうバンドがやりたかった」とまで言い切るほどのアーティストに出会い、その魅力をどのような言葉で語るのかは、非常に興味深いポイントです。
また、川谷さんが選んだ他の楽曲についても、「ソングライター」として、あるいは「バンドマン」として、どのような部分に惹かれたのかがコメントを通じて語られるため、川谷さん自身の音楽観を知る手がかりにもなります。
もちろん、いしわたりさん、蔦谷さんの選曲やコメントも含めて、音楽ファンであれば誰でも楽しめる内容です。「最近、新しい音楽を開拓できていない」という人も、この企画をきっかけに、2025年の名曲をまとめてチェックしてみてはいかがでしょうか。


