大東駿介&飯豊まりえが心を癒やす!「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」ドラマ制作現場ルポ
話題の新ドラマ『シバのおきて~われら犬バカ編集部~』とは?
2025年秋、NHK総合にて新ドラマ『シバのおきて~われら犬バカ編集部~』がスタートします。主演は大東駿介さん、共演には飯豊まりえさん、さらに片桐はいりさんや松坂慶子さんなどバラエティ豊かな俳優陣が揃っています。物語の舞台は柴犬専門の雑誌編集部。人と犬、そして編集部メンバーたちの成長と癒やしを描くヒューマン&ケイナイン(犬)ストーリーです。
原作は「平成犬バカ編集部」(著:片野ゆか)。脚本は徳尾浩司氏が担当し、日々の仕事や人間関係に疲れた現代人の心を、犬の純粋な瞳で優しく解きほぐしていく――そんな温かな世界観が展開されます。
主演・大東駿介さんが語る「お犬さま中心の現場」に感じた感謝
今回ドラマで編集長・相楽俊一役を演じる大東駿介さんは、「犬がいることで撮影現場の空気が本当に柔らかくなりました。正直、犬たちに助けてもらいながら撮影しているという感じです」と語っています。編集長として再起をかけ、「シバONE」を立ち上げる――それは物語の主人公の人生だけでなく、演者自身も日々の癒やしや発見を感じているようです。
撮影現場には常に柴犬スタッフが帯同し、ときには俳優以上にカメラの主役に。特に、柴犬・のこ(作中で活躍する犬)がその存在感を放ち、場を和ませたり、予想外のリアクションで出演者を驚かせたりと、「犬中心」の現場運営が徹底されています。大東さん自身も「犬の純粋さに触れることで、人との距離や関わり方について学ばされる点が多かった」と振り返ります。
- 編集部の日常には常に柴犬たち
- 犬への配慮が撮影の最優先
- 現場の癒しエピソードが多数
編集者・飯豊まりえさん「犬嫌い」役ながらオファー即決!現場で得た学び
石森玲花役として「犬が苦手な編集者」を演じる飯豊まりえさん。実際の飯豊さんは「犬は好きだけど、現場で犬ファーストな撮影がどんなものか、興味があったので即座にオファーを受けました」と語っています。撮影を通して「犬への気配りがいかに大切か」を強く感じ、犬とのコミュニケーションの難しさと楽しさを体験したそうです。
飯豊さんによると、「私の役は犬が苦手で最初は距離があったけれど、演技を重ねるたびに犬たちに心を開いていく過程が描かれている。実際の撮影では、犬たちが場を和ませ、緊張をほどいてくれる瞬間がたくさんありました」と振り返ります。リアルな犬嫌いの気持ちにも寄り添いながら、犬たちと成長していく役作りを大切にしたと話しています。
- 「犬ファースト」な撮影スタイル
- 犬との距離感や接し方が作品のキー
- 役柄を通じて現場でも心がほぐれていった
現場スタッフも「犬ファースト」を徹底!
本作の撮影現場では、「犬ファースト=犬を最優先に考えた現場づくり」が徹底されています。犬の体調管理はもちろん、犬がストレスを感じない環境づくりやスケジュールの調整など、通常のドラマ撮影とは異なる細心の配慮が必要です。犬と人がともに心地よく過ごせる工夫が随所に施されており、その姿勢がキャストやスタッフ全員に大きな影響を与えています。
柴犬たちの仕草や表情が物語の伏線になったり、スタッフ同士や出演者同士のコミュニケーションのつなぎになったりと、犬が人間関係の橋渡し役を果たしています。撮影現場では「困ったら柴犬に頼る」「犬を眺めてリラックス」という空気が定着しているそうです。犬を中心とした温かな空間が作品の空気感そのままに現場にも溢れているのです。
- 犬の体調・気分(撮影中断もあり)
- 犬の目線でシーン作り
- 人間の段取りは犬優先で組まれる
「なでにくくなった(笑)」柄本時生さんの声&出演者たちの犬エピソード
ドラマ内で声の出演も担当する柄本時生さんは「現場で犬をあまり撫でまわすのも失礼かな、と感じるくらい『犬ファースト』なんです」と笑いながらコメントしています。そのほど柴犬たちが主役として尊重されている現場の雰囲気が伝わってきます。
他の出演者からも「犬と目が合うだけで癒される」「物語上のわだかまりが犬の動き一つでほぐれていく」といったエピソードが多数寄せられています。犬と人両方が自然体でいられる空気が流れ、作品同様に『犬によって人の心がほどけていく』リアルなドラマが撮影現場でも展開されています。
テーマは「犬と人をつなぐ編集部」~癒しと再生の物語~
ドラマの舞台は、時代の変化や働き方の多様化にも揺れる編集部。主人公の相楽俊一は、多忙のあまり人間関係が疎遠になり、唯一そばにいてくれた柴犬をきっかけに、編集部の再建に乗り出します。押し付けられた変わり者たちとともに、悪戦苦闘しながら新雑誌『シバONE』を創刊。その過程で、犬たちが人間の心の葛藤や傷を少しずつ癒やしていく姿が描かれます。
犬の「ありのまま」を受け入れることが人としての成長につながる――そうしたメッセージ性も本作の大きな魅力。編集部という舞台装置を通じ、犬目線で人間模様を切り取ることで、現代社会に疲れた視聴者をそっと温めるドラマとなっています。
- 「人間同士のギスギス」から「犬による癒し」へ
- 犬がきっかけで過去の恨みや怒りも和らいでいく
- 「犬と働く」編集部の日常から、現代社会への応援歌
出演者・スタッフによる「犬との信頼関係」秘話
ドラマ本編はもちろん、撮影現場でも犬たちとの信頼関係構築がとても大切なテーマとなっています。撮影初日から柴犬スタッフとは「まず遊ぶ時間と安心できる空間作り」からスタート。人間の都合ではなく、犬の意思を尊重する進行によって、人と犬の距離が自然に近づいたと言います。
編集部の空気も、犬がいることで「気持ちの切り替えがしやすい」「イヤなことがあってもすぐにほぐれる」と好評。大東駿介さんは「犬って本当に不思議な癒しを持っていますね。僕自身、撮影が終わると柴犬たちと少しでも多く過ごして力をもらっています」と話しています。
まとめ:犬目線が生む“心の癒し”、視聴者へ届ける新たなドラマ体験
『シバのおきて~われら犬バカ編集部~』は柴犬を中心に据えた編集部の日常を、リアルで温かな視点から描いています。“犬に寄り添うこと”が人同士の関係性や自分自身の心にもやさしさをもたらす――そんな作品世界をドラマが鮮やかに映し出しています。
出演者、スタッフ、そして柴犬たちが一体となって作り上げる「犬バカ編集部」。その空気感そのままに、現代社会を生きる人々の心にそっと寄り添い、「癒し」と「再生」の物語を届けてくれることでしょう。
- 犬好きも、そうでない人も共感できるヒューマンドラマ
- 編集部の日常を犬の目線で描く新しいスタイル
- 「犬ファースト」の現場作りがドラマの空気感そのもの
- 人と犬が共に成長する姿を微細に描写
- 現代社会への優しい応援メッセージ
2025年9月30日より火曜夜22時、NHK総合にて放送スタート。犬と人、編集部のハートフルな日常に乞うご期待ください!