中川大輔ら注目キャスト出演、阪神大震災を描く舞台『1995117546』が新ビジュアル公開

2025年12月、兵庫と東京にてウォーリー木下さん企画・作・演出による新作舞台『1995117546』が上演されます。本作の新ビジュアルと公演詳細が公開され、阪神・淡路大震災をテーマにした重厚な人間ドラマへの期待が高まっています。人気俳優中川大輔さんをはじめとする豪華キャスト陣の出演や、深い感動に包まれる舞台内容について、ここで詳しくご紹介します。

阪神・淡路大震災の記憶を現代に伝える――『1995117546』とは

1995117546』は、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を題材に、実際に被災した体験を持つウォーリー木下さんだからこそ描ける“生き残ること”の重さや、人々の喪失と再生の軌跡を丁寧に紡ぐ舞台です。

作・演出のウォーリー木下さんは、震災で九死に一生を得たご自身の記憶をもとにこの作品を構築。「記憶をいかに未来へつなげるか」を問いかけます。20年、30年と時間が過ぎたいま、震災を知らない世代も増えています。本作は、過去の出来事に終わらせず、災害の記憶を“今”に立ち返らせるとともに、「生きていく強さ」という普遍的なテーマを現代に問い直します。

話題のキャスト陣

  • 須賀健太
  • 中川大輔
  • 斎藤瑠希
  • 前田隆成
  • 田中尚輝
  • 小林唯

中でも中川大輔さんは、近年ドラマや映画での活躍が目覚ましく、今回の舞台出演でもその存在感が注目を集めています。その繊細な演技が、震災という大きな出来事のなかにある個人の人生をどのように表現するのか、ファンのみならず多くの舞台ファンから関心が寄せられています。

公演日程と会場詳細

  • 兵庫公演
    • 日程:2025年12月13日(土)12:00/17:00、14日(日)12:00
    • 会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
  • 東京公演
    • 日程:2025年12月18日(木)~27日(土)
    • 会場:東京芸術劇場 シアターウエスト

チケット料金:9,500円(全席指定・税込、未就学児入場不可)

プレイガイド:
主なプレイガイドはイープラス、ぴあ、ローソンチケット、チケットスペースなど複数があります。ファミリーマートやセブン-イレブンの店頭端末でも直接購入できます。詳細は主催者公式サイトや各プレイガイド情報をご確認ください。

一般発売開始:2025年9月20日(土)

アフタートークも開催予定

公演期間中、出演俳優によるアフタートークイベントも予定されています。中川大輔さんは19日(金)と23日(火)のアフタートークに参加予定です。舞台の裏話や制作過程、役作りについてキャスト自身の口から語られる貴重な機会となっています。

舞台の見どころと意義

1995年1月17日 午前5時46分― 阪神・淡路大震災が起きました。その被災地にいた人々が、どんな経験をし、どのように日常を取り戻していったのか。急速に風化しつつある震災の記憶を、音楽と身体、言葉で立体的に「今ここで」再構築するのが本作『1995117546』です。

三國茉莉さんによる音楽が情感をさらに高め、静かな日常と喪失、そして再生のドラマを彩ります。被災経験者が創るリアルな物語だからこそ、一人ひとりの観客にとって「忘れてはいけないもの」を胸に問い、明日への希望を見出せる時間となるでしょう。

なぜいま「震災」を舞台で描くのか

2025年で阪神・淡路大震災から30年が経とうとしています。時代が大きく変わるなか、多発する災害や新たな困難に直面する現代社会に、この舞台は「生きていくこと」「助け合い」「記憶を語り継ぐこと」の大切さを優しく問いかけています。

「いつか自分も災害に直面するかもしれない」。中川大輔さんをはじめとした若い世代の俳優たちが、震災を知らない観客にも真剣に向き合い、未来へのメッセージ性を託します。作品を通じて、時代や場所を超えて共有される「人間の強さ」が浮かび上がるはずです。

主催・製作スタッフ

  • 企画・作・演出:ウォーリー木下
  • 音楽:三國茉莉
  • 企画・製作:シーエイティプロデュース
  • 主催(兵庫公演):兵庫県、兵庫県立芸術文化センター
  • 主催(東京公演):シーエイティプロデュース

まとめ:若い世代俳優たちが受け継ぐ「いのち」の記憶と希望

舞台『1995117546』には、時代や年齢、土地を超えて伝えるべきメッセージがあります。中川大輔さんの繊細な演技や、若い俳優たちによる「語り継ぐ努力」が、多くの人の胸に響くことでしょう。震災を経験した人、知らない人、それぞれの心に「生きる意味」を問いかける、あたたかく力強い舞台です。

新たな節目となる2025年、この舞台で人と人、記憶と未来がつながる瞬間を、ぜひ劇場で体感してください。

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参考元