ちゃんみな、初の紅白リハで見せた決意と喜び HANAとの共演で振り返る「変化」の一年
年末の風物詩として多くの人に親しまれているNHK「紅白歌合戦」。第76回NHK紅白歌合戦に向けたリハーサルが行われ、今年ついに初出場を果たすアーティストちゃんみなが、プロデュースを手がけるガールズグループHANAとの共演について語りました。
本記事では、リハーサル初日の様子や、ちゃんみなが語った2025年の振り返り、そしてともに紅白初出場となるHANAのメンバーたちのコメントを中心に、その舞台裏をわかりやすくお伝えします。
紅白という「夢のステージ」に立つちゃんみな
リハーサル1日目、東京・渋谷のNHKホールに姿を見せたちゃんみなは、初出場ながら落ち着いた表情で取材陣の質問に応じました。 本番では、代表曲を組み合わせた「ちゃんみなSPメドレー『NG』『SAD SONG』」を披露する予定です。
ちゃんみなは、紅白のステージに立つ心境について、次のように語っています。
- 「名誉ある『紅白歌合戦』というステージでパフォーマンスできるということで、すごく感慨深い」
- 「どんなことがあっても夢をあきらめずに音楽をしてきた自分を称えたい」
- 「『何があっても音楽をするんだ』と信じてくれた家族に感謝を伝えられるステージにしたい」
長い時間をかけて音楽と向き合ってきた自分自身へのねぎらいと、支えてきてくれた家族や周囲の人々への感謝。その思いを、紅白の大舞台で表現しようとする真摯な姿勢が印象的です。
また、「年末をテーマにしたパフォーマンスはこれまであまりしてこなかった」としつつ、「年末の華やかさやめでたさを意識できるのが楽しみ」と、ステージへの期待も口にしています。
HANAとの連続パフォーマンスが実現 「思ったより早く叶った」ロードマップ
今回の紅白では、ちゃんみながプロデューサーを務めるHANAと、曲順が前後で続けて出演することが大きな話題となっています。
HANAは、BMSGとちゃんみながタッグを組んだガールズグループオーディション「No No Girls」をきっかけに結成された7人組グループです。 ちゃんみなは、HANAのプロジェクトを立ち上げた当初から「ロードマップ」を描いていたと明かしました。
ロードマップについて、ちゃんみなは次のように語っています。
- 「HANAを立ち上げて進めていく中で、デビュー前からロードマップを作り、メンバーと共有していた」
- 「『紅白歌合戦』は目標のひとつとして掲げていた」
- 「ロードマップとしては、思ったより早く出られたなと思います」
プロデューサーとして、アーティストとして、先を見据えたビジョンを持ちながら、実際にその計画を前倒しで実現させたことになります。HANAのメンバーにとっても、デビューからわずかな時間で紅白のステージに立つことは、大きな驚きと喜びをもたらしているようです。
HANAが振り返る「花」の一年と、ちゃんみなへの思い
同じく紅白初出場となるHANAは、リハーサル初日に取材へ応じ、デビュー曲「ROSE」を紅白で披露することへの意気込みを語りました。
HANAのメンバー・KOHARUは、本番に向けた準備の様子を次のように話しています。
- 「本番が近付いてきて、コンディションを整えているところです」
- 「私たちにとって大切な曲なので、この1年がんばってきた集大成をお見せできればと思います」
また、HANAは今年を象徴する言葉として「花」を挙げ、「『絶対に今日も咲かせよう』というのを目標にしてきた一年」と振り返っています。[ユーザー提示要約内容より/元記事要旨] 日々の活動の一つひとつを「花を咲かせる」イメージで積み重ねてきたからこそ、その締めくくりとなる紅白で「大輪の花」を咲かせたいという強い思いが伝わってきます。
プロデューサーであり、同じ紅白初出場アーティストでもあるちゃんみなとの関係について、メンバーのMOMOKAはこう語りました。
- 「プロデューサーでもあり、恩師でもあり、尊敬するちゃんみなさんと同じステージに立てることに驚いています」
- 「しかも曲順が前後ということで、本当に光栄です」
リハーサルの裏側では、ちゃんみなからユーモア溢れる一言をかけられたことも明かされ、緊張感のなかにも温かな信頼関係が感じられる場面となりました。 HANAのメンバーにとって、プロデューサーと肩を並べて国民的番組に出演する経験は、今後の音楽活動にとっても大きな自信につながりそうです。
ちゃんみなが漢字一文字で表す2025年は「変」
ちゃんみなは、2025年という一年を漢字一文字で「変」と表現しています。 その理由として、次のような点を挙げました。
- 「新しいことをたくさんしてきた1年だった」
- HANAという新たなプロジェクトを立ち上げ、プロデューサーとしての活動が本格化したこと
- そのなかで、HANAのロードマップを描きながら、紅白出場という具体的な目標を共有してきたこと
アーティストとしての表現だけではなく、グループを育てる立場としても大きく役割を広げた一年。その変化の象徴とも言えるのが、今回の紅白でのダブル初出場と言えます。
また、ちゃんみなは「みんなの目もどんどん強くなっていっている」と話し、HANAのメンバーをはじめ、若い世代のアーティストたちの成長に手応えを感じている様子もうかがえます。[ユーザー提示要約内容より/元記事要旨] そうした成長のプロセスを間近で見守りながら、自身も新たなチャレンジを重ねた一年だったことが伝わってきます。
2025年を締めくくる「つながり」のステージへ
第76回NHK紅白歌合戦は、「つなぐ、つながる、大みそか。」をテーマに掲げ、放送100年の節目の年を飾る特別な回となります。 司会は綾瀬はるか、有吉弘行、今田美桜、鈴木奈穂子アナウンサーが務め、それぞれが紅白のステージを盛り上げます。
ちゃんみなとHANAのステージは、まさに「つながり」を体現するような構成です。
- オーディション「No No Girls」を起点とした出会い
- プロデューサーとアーティストという信頼関係
- デビュー前から共有してきたロードマップと目標
- そして紅白のステージで、曲順前後という象徴的な並びでのパフォーマンス
夢を思い描き、仲間とともに少しずつ形にしてきた時間。その積み重ねが、日本中に届けられる一夜のステージとして結実しようとしています。
視聴者にとっても、ちゃんみなとHANAのパフォーマンスは、2025年という一年を振り返りながら、前を向く力をもらえる時間になるかもしれません。アーティストとして、そしてチームとして「変化」を恐れず歩んできた彼女たちが、どのような「花」を紅白のステージに咲かせるのか、注目が集まります。



