B’zが再び脚光――紅白効果でファンクラブ会員1万人増、そして春のウルトラこけら落としライブへ

2025年秋、日本の音楽界において再評価の波が押し寄せているアーティストがいます。その名はB’z。デビューから35年以上を経てなお、圧倒的な人気を誇る彼らが、2024年の紅白歌合戦出演をきっかけに新たな伝説を作ろうとしています。ファンクラブ会員が1万人増加という大きな動きを見せる中、「テレ朝ドン」ことテレビ朝日のトップが肝いりで作った新ライブ施設で“ウルトラこけら落とし”ライブを来春開催することが明らかになりました

紅白歌合戦でのサプライズ登場――伝説の瞬間

2024年末の紅白歌合戦でB’zは、朝ドラ「おむすび」の主題歌「イルミネーション」をテレビスタジオから披露した後、NHKホールにサプライズ登場。「LOVE PHANTOM」「ultra soul」など、代名詞ともいえる名曲を熱唱しました。「ウルトラソウル! ハイ!」というコール&レスポンスが、紅白史上でも最大級の盛り上がりを生み出した瞬間はSNSでもトレンド入りし、そのパワーを全国に見せつけました

この後、ボーカルの稲葉浩志さん(61)が、音響の細部にまでこだわる姿や、マイクトラブルをものともせず圧倒的な声量で歌い切る姿に多くの視聴者が感動。「稲葉さんの声量は本当にすごい」とネット上にも称賛の声が多数寄せられました

ファンクラブ会員が急増、B’z再評価の流れ加速

紅白出演直後からファンクラブ会員が1万人以上増加するという現象が起こり、長いキャリアの中で史上最大級ともいえる再評価ブームが到来しています。年末年始は通常活動を控えるというポリシーを持つB’zですが、「紅白出演を決意した価値は大きかった」という声が関係者からもあがっています。

  • 既存ファンにとどまらず、若い世代や往年のリスナー層が再びB’zに注目
  • 公式SNSやYouTubeチャンネルもフォロワーが過去最高を記録
  • 過去のライブ作品やアルバムが再びヒットチャート上位へ返り咲き

ニューアルバム『FYOP』リリースと4大ドームツアー

再評価の流れを受けて、2025年11月にはニューアルバム『FYOP』のリリースが決定。そのまま「名古屋」「福岡」「東京」「大阪」を巡る堂々の4大ドームツアーも発表されました。このドームツアーは全国のB’zファンにとって待望の大イベントで、チケット争奪戦も予想されています。

松本孝弘、阪神タイガースとコラボで新テーマ曲を担当

また、ギターの松本孝弘さん(64)は2025年10月8日、阪神タイガース創設90周年の公式テーマ曲「Tiger’s Eye」をリリース。自身の故郷である大阪・豊中市との縁も深く、タイミングよくクライマックスシリーズ直前でのリリースとなりました。阪神タイガースが独走でペナントレースを制したことも相まり、楽曲は球団ファンの間でも大きな話題となっています

「テレ朝ドン」肝入りの新施設、そのこけら落としにB’z

“テレ朝ドン”の異名をもつテレビ朝日幹部が、長年の夢として新たに完成させた大型ライブ施設。B’zはこの施設のウルトラこけら落としライブのアーティストとして招聘されることが決まりました。ドームツアー後も止まらぬ勢いで、新たなライブステージに挑むことになります。

  • 施設の最新鋭音響設備を使い、B’zならではの迫力のライブパフォーマンスが期待される
  • 「ウルトラこけら落としライブ」は2026年春を予定、詳細発表は年明け以降
  • かつてない演出や会場設計の工夫も話題に

再評価“B’z”のこれから――ライブ展開と今後の期待

ライブ会場の進化とともに、B’zの音楽の幅と表現力もさらに広がっています。紅白出演後の再評価が大きなムーブメントを呼び、往年の名曲だけでなく新作への期待も高まっています。今後も、セールス記録やライブ動員数に注目が集まることは間違いありません。

  • 春の「ウルトラこけら落としライブ」には多くのファン・音楽関係者が集う見込み
  • ドームツアー以降も新たなライブ演出・体験型企画への挑戦を示唆
  • 新世代とのコラボレーションや配信ライブ展開も視野に入れている模様

紅白・ライブ・新アルバム…B’zが示す「現役最強」の理由

還暦を迎えてもなお衰えぬパワーと、常に時代をリードする音作り――。B’zは今も“日本最高峰のロックユニット”の座を守り続けています。令和の音楽シーンでも、ここまで熱量を保つアーティストは稀有な存在です。紅白はまさに再評価のきっかけとなり、ファンクラブ会員増加という形でその実力と人気が改めて証明されました

テレビ朝日新施設でのウルトラこけら落としライブは、B’zの新たな歴史の1ページとなることでしょう。長年のファンはもちろん、これからB’zを知る若い世代も、この現場でその“伝説”に立ち会えることが楽しみです。2026年春、再び日本の音楽史に刻まれるであろうB’zの躍動から目が離せません。

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