AKB48 20周年記念公演が日本武道館で開幕、初代総監督・高橋みなみが本音を語る
AKB48が2025年12月4日から日本武道館での20周年記念公演をスタートさせるなか、元AKB48の高橋みなみ(34歳)が、TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」に出演し、記念公演に向けた本音をこぼしました。「この3日間で死んでしまうんじゃないかっていうぐらい」踊る予定だと明かし、ファンの間で話題となっています。
2025年は、AKB48グループにとって結成20周年のアニバーサリーイヤーとなる特別な年です。高橋みなみのほか、前田敦子、小嶋陽菜、指原莉乃といった卒業生たちが現役メンバーとともに新曲「Oh my pumpkin!」をリリースするなど、グループ全体で精力的に活動を展開しています。
初代総監督と4代目総監督が語る、AKB48の20周年への想い
高橋みなみさんは、この日の放送でAKB48グループの4代目総監督である倉野尾成美さん(25歳)とともに出演し、グループの歴史や文化について語り合いました。初代総監督と現在の総監督による世代を超えたトークは、多くのファンから注目を集めています。
高橋みなみさんは、自身が参加する20周年記念公演について、ファンとの距離感についても言及しています。ファンクラブのチャットで疲れたことを呟いたところ、「思ったよりも踊ってくれるってことですか?」というコメントが届いたそうです。これに対して、高橋みなみさんは「いや、思ってるってとかじゃないのよ。めちゃくちゃ踊るのよ」と笑いながら答え、ファンへの想いと、パフォーマンスへの真摯な姿勢を示しています。
セットリスト作成での責任感、高橋みなみが明かした準備の裏側
さらに、高橋みなみさんは番組の中で、20周年記念公演のセットリスト作成に関わっていることを明かしました。「本当に申し訳ないけど、20周年のライブやりますってなった時に、私とか今回20周年のセットリスト、作らせていただいて」とのこと。この告白には、単なる出演者としてではなく、グループの歴史を代表する存在として、セットリスト作成という重要な役割を担う責任感が感じられます。
高橋みなみさんは、指原莉乃さんや小嶋陽菜さんといった卒業生たちのアドバイスを聞きながらセットリスト作成を進めているそうです。しかし、「責任を持たなきゃいけなくなるからあんまり言いたくないんですけど」「これもちょっと匂わせみたいになっちゃうけど」と、詳細については慎重な姿勢を見せています。「マジで今だとまだ言えない。ライブあると色々分かるんだけど」とボヤくなど、コンサート当日まで楽しみを残したいというファンへの配慮も伺えます。
約10年ぶりの握手会参加で驚いたこと、高橋みなみが語った「ほんとAKBの文化」
高橋みなみさんは、20周年を機に約10年ぶりにAKB48の握手会に参加したそうです。この経験を通じて、「ほんとAKBの文化」だと驚いたことがあるとのこと。これは、長年AKB48に根付いてきた、ファンとメンバーを結ぶ握手会という独特なシステムへの改めての実感を示しています。
握手会では、常連ファンとの再会も果たしたという高橋みなみさん。10年という時間を経ても、ファンとメンバーの絆が続いていることを実感したのではないでしょうか。このような、長年にわたって構築されてきたAKB48独自のファンとの関係性は、グループが20年間にわたって愛され続けてきた大きな要因となっています。
20周年記念公演での不安と期待、「何曲間違えないでできるか」
一方で、高橋みなみさんは20周年記念公演に向けて、若干の不安も抱いているようです。「何曲間違えないでできるか」という発言から、完璧なパフォーマンスを目指す姿勢と、同時に現実的な課題に直面している様子が伝わってきます。
34歳となった高橋みなみさんにとって、現役時代と同じペースでのパフォーマンスは、当然ながら体力的な課題も存在します。しかし、ファンへの想いと、AKB48という存在への責任感から、「この3日間で死んでしまうんじゃないか」というほどの覚悟でステージに臨もうとしています。この懸命な姿勢こそが、高橋みなみが初代総監督として、そしてAKB48の象徴的な存在として、ファンから愛され続けている理由なのです。
日本武道館での4日間にわたる記念公演、全6演目で20周年を祝う
AKB48の20周年記念公演は、2025年12月4日から12月7日にかけて、日本武道館で開催されます。期間中には、6つの異なる演目が予定されています。
- 12月4日(木):リクエストアワー セットリストベスト20(仮題)
- 12月5日(金):20周年記念コンサート Part1(仮題)
- 12月6日(土):〜PARTYが始まるよ ツアーファイナル Part1〜(仮題)と20周年記念コンサート Part2(仮題)
- 12月7日(日):〜PARTYが始まるよ ツアーファイナル Part2〜(仮題)と20周年記念コンサート Part3(仮題)
特に、20周年記念コンサート Part2とPart3には、高橋みなみを含む多くの卒業生がゲスト出演することが予定されています。板野友美、小嶋陽菜、篠田麻里子、前田敦子、峯岸みなみ、秋元才加、大島優子、野呂佳代、宮澤佐江、柏木由紀、北原里英、指原莉乃、横山由依といった、AKB48の歴史を彩ってきたメンバーたちが一堂に会するという、ファンにとって待ち望んでいたシーンが実現するのです。
20周年イヤーの特別企画、ラジオ特番でも盛り上がり
日本武道館での公演に加えて、AKB48の20周年を祝う特別企画が、ラジオでも展開されています。文化放送では、2025年12月11日と12月12日に、2夜連続の『AKB48 20th Anniversary Radio』を放送予定です。
Day1(12月11日)には、高橋みなみ、向井地美音、倉野尾成美が出演し、Day2(12月12日)には、小栗有以、佐藤綺星などが登場します。これらの番組では、総監督やセンター経験者による貴重なトークと、卒業生からのコメント、そしてリクエスト曲がたっぷりとOAされる予定とのこと。
AKB48 20年の歴史を支えた初代総監督、その不変のスタンス
高橋みなみさんがAKB48の初代総監督として示してきた姿勢は、20年経った今でも変わっていないようです。ファンへの真摯な向き合い方、グループへの責任感、そして完璧を目指す姿勢。これらが、AKB48というグループが20年間にわたって多くのファンに愛され続けてきた理由の一つなのです。
2025年12月4日から始まる日本武道館での20周年記念公演は、単なるコンサートではなく、AKB48というグループと、その歴史を共に築いてきたファンたちが、一つの時間を共有する特別な瞬間となるでしょう。高橋みなみをはじめとする卒業生たちの懸命なパフォーマンスと、現役メンバーたちの元気な演舞が、20年の歴史を彩る忘れられない思い出を作り出すことは間違いありません。
ファンたちは、高橋みなみが「この3日間で死んでしまうんじゃないか」というほどの気合で臨む、その真摯な姿勢と完璧を目指すパフォーマンスを、12月の日本武道館で目撃することになります。AKB48の20周年という歴史的な瞬間を、ぜひ会場で、あるいは中継を通じて体験してください。



