第67回日本レコード大賞が12月30日生放送!Mrs. GREEN APPLEの3連覇へ期待高まる

年末の音楽シーンを盛り上げる恒例のイベント、第67回輝く!日本レコード大賞が、12月30日午後5時30分からTBS系で4時間半にわたって生放送されます。新国立劇場からお届けされるこの番組では、今年のヒット曲や活躍したアーティストたちが集まり、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれますよ。

レコード大賞の歴史と今年の特別な節目

日本レコード大賞は、今年で67回目を迎えます。昔は大晦日に放送されていましたが、2006年の第48回から12月30日に移って、今年はその20年目の節目です。当時は紅白歌合戦との時間が重なったり、受賞辞退が増えたりして視聴率が下がった時期もありましたが、30日放送になってからは安定して13~17%の視聴率をキープしています。昨年は11.2%と、2005年の大晦か最終回10.0%を上回る好成績でした。ネットや配信の時代になっても、「年末の風物詩」として多くのファンが楽しみにしているんですね。

最近では音楽の好みが多様化し、ヒット曲の定義も曖昧になったり、他の賞レースが増えたりしていますが、レコード大賞は手堅く続いています。今年は新たに「MUSIC AWARDS JAPAN2025」が始まりましたが、レコード大賞の存在感はまだまだ健在です。

注目の最優秀作品賞と大賞候補

今年の優秀作品賞には、多彩なアーティストの楽曲が選ばれました。例えば、ILLITの「Almond Chocolate」、M!LKの「イイじゃん」、FRUITS ZIPPERの「かがみ」、アイナ・ジ・エンドの「革命道中 – On The Way」など、K-POPからJ-POPまで幅広いジャンルが揃っています。その中でも特に話題なのが、Mrs. GREEN APPLEの「ダーリン」です。この曲で彼らは史上3組目となるレコード大賞3連覇を目指しています。大森元貴さんは「心を込めて歌います」と意気込みを語っており、ファンの期待が膨らんでいます。

純烈の「二人だけの秘密」も優秀作品賞に輝き、新人賞にはCUTIE STREETとSHOW-WA & MATSURIが選出されました。特別アルバム賞は藤井 風の『Prema』、特別国際音楽賞にはAdoと&TEAMが名を連ねています。

各賞の受賞者と見どころ満載のラインナップ

他の賞も豪華です。特別賞には細川たかしさんの「北酒場」「望郷じんから」、HANAさんの「Blue Jeans」、BOYNEXTDOORの「今日だけ I LOVE YOU(Japanese Ver.)」などが並びます。最優秀歌唱賞は山内惠介さんの「闇にご用心」で、本人は「出るだけの舌を出したいなと…」と色っぽいパフォーマンスを予告。Aya Sato率いるダンサーたちとのスペシャルステージが楽しみです。

作曲賞は工藤大輝さんと花村想太さん(Da-iCE「ノンフィクションズ」)、作詩賞は指原莉乃さん、編曲賞は佐藤和豊さん。日本作曲家協会名曲顕彰は八代亜紀さんの楽曲(作曲:浜圭介、作詩:阿久悠)です。また、企画賞にはRockon Social Clubの『THE SHOW MAN』と三木たかしさんの『三木たかし ソングブック』が選ばれました。

  • 新人賞: CUTIE STREET、SHOW-WA & MATSURI
  • 特別賞: 細川たかし、HANA、BOYNEXTDOORなど
  • 最優秀歌唱賞: 山内惠介「闇にご用心」

アーティストたちの熱いコメントと意気込み

Mrs. GREEN APPLEの大森元貴さんは、ENCOUNTの取材で「心を込めて歌います」とシンプルに語りました。3連覇がかかるプレッシャーの中でも、ファンを大切にする姿勢が伝わってきます。[ニュース内容1]

HANAさんはインタビューで「今年共鳴したもの」を発表し、ご褒美にご飯を食べたいと可愛らしく明かしました。彼女の「Blue Jeans」は特別賞に選ばれ、新人らしいフレッシュな魅力が光っています。[ニュース内容2]

山内惠介さんは「出るだけの舌を出したいなと…」とユニークに予告。色っぽさ全開のパフォーマンスで、視聴者を魅了しそうです。最優秀歌唱賞受賞の喜びを「歌い手にとって最高峰の勲章」と表現し、ダンサーとのコラボを強調していました。[ニュース内容3]

こうしたコメントから、アーティストたちの本気度が感じられます。HANAさんのような新人からベテランの細川たかしさんまで、世代を超えた共演がこの番組の醍醐味です。

追悼の特別功労賞:内館牧子さんへ

悲しいニュースもあります。17日に急性左心不全で亡くなられた脚本家、内館牧子さんに特別功労賞が贈呈されます。30年にわたり制定委員を務められた功績を称えるもので、番組に感動的な一幕が加わります。

放送を前に知っておきたいポイント

番組は新国立劇場から生放送され、司会やトリなどの詳細は当日のお楽しみですが、過去の視聴率からも安定した人気ぶりがわかります。ネット配信の時代でも、リアルタイムの興奮を味わいたいですね。優秀作品賞の中から大賞が選ばれ、Mrs. GREEN APPLEの「ダーリン」が受賞すれば歴史的な快挙です。他の賞も含め、2025年の音楽シーンを振り返るのにぴったりの内容です。

純烈や藤井 風、Adoなどの名前が挙がる中、多様なジャンルが集まるのが魅力。K-POP勢のILLITやBOYNEXTDOOR、&TEAMも国際色を添えます。視聴者の皆さんは、ぜひ12月30日の夕方からチャンネルを合わせてくださいね。

レコード大賞は、音楽の喜びを共有する場として、これからも続いていくでしょう。限界説を乗り越え、20年目の今年も輝きますように。

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