2025年アニソンシーン総まとめ!ガールズバンドの躍進とバンドリの新時代到来

2025年のアニメソング(アニソン)シーンは、ガールズバンドの存在感がこれまで以上に高まった1年となりました。タワーレコード新宿店が発表した2025年のアニソン年間ランキングでは、バンドリの新しいガールズバンド「Ave Mujica」が圧倒的な人気を集め、シーンを牽引する存在として注目を集めています。

Ave Mujicaが年間ランキング1位を獲得

2025年のアニソン年間ランキング(2025年1月1日~12月15日集計)で最も注目すべき結果は、バンドリの新バンド「Ave Mujica」の圧倒的な成功です。Ave Mujicaの2枚目のシングル「KiLLKiSS」が堂々の1位を獲得し、新時代のバンドリを象徴する作品として認識されるようになりました。

「KiLLKiSS」は約2.7万枚の売上を記録し、週間シングルランキングで1位を掴んだという快挙を成し遂げています。デビュー作である前作「素晴らしき世界 でも どこにもない場所」は5位にとどまったため、いきなりのトップ3入りを飛び越えて週間1位を獲得したことは、多くのファンにとって驚きをもたらしました。Ave Mujicaは、2023年6月から9月に放送されたテレビアニメ「バンドリ!」に登場するガールズバンドで、新時代のバンドリ元年を象徴する存在となっています。

ぼっち・ざ・ろっく!の結束バンドが不動の人気を維持

年間ランキング2位には、2023年の年間ランキングで1位、2024年の年間ランキングで2位を獲得した「ぼっち・ざ・ろっく!」の劇中バンド「結束バンド」のアルバム「結束バンド」が続きました。このアルバムは過去2年間のランキングで常に上位に位置しており、アニメファンの間で揺るぎない人気を誇っています。

結束バンドは「ぼっち・ざ・ろっく!」という作品の中で劇中バンドとして描かれていながら、実在するバンドと同等の評価を獲得するという異例の成功を遂げています。このような現象は、アニメと音楽の融合がいかに強力であるかを示す象徴的な例となっています。

ガールズバンドが2025年のアニソンシーンを支配

タワーレコード新宿店のアニメ担当バイヤーのコメントによれば、「2025年は2024年に続き、ガールズバンドが存在感を見せる結果となりました」とのことです。年間ランキングのトップ10を見ると、ガールズバンド関連の作品が複数ランクインしており、このトレンドが単なる一時的なブームではなく、確固たるムーブメントであることが明らかになっています。

バンドリシリーズは、複数のガールズバンドキャラクターを登場させることで、各バンドごとのファンコミュニティを形成することに成功しました。Ave Mujica以外にも、MyGO!!!!!といったバンドリの新しいガールズバンドも活躍しており、2025年12月の週間シングルランキングでは、MyGO!!!!!の8枚目のシングル「静降想」が2位にランクインするなど、継続的な人気を保持しています。

ラブライブシリーズも根強い人気を維持

ガールズバンドの躍進が目立つ一方で、「ラブライブ!シリーズ」も根強い人気を保持しています。2025年6月にキャスト9人が同時にステージに立つ”最後のワンマンライブ”を開催したスクールアイドルグループ「Aqours(アクア)」のライブテーマソングCD「永久hours」が4位にランクインしており、ラブライブシリーズの影響力がいまだに健在であることを示しています。

また、SNSを中心に爆発的なヒットを飛ばしたユニット「AiScReam」のデビューシングル「愛 スクリ~ム!」も同じくランキングの上位に位置しており、ラブライブシリーズが多様な音楽コンテンツを生み出し続けていることが確認できます。

多様なジャンルの作品が活躍する豊かなアニソンシーン

2025年のアニソンシーンの特徴として、より広がりを見せるアニソンシーンが挙げられます。ガールズバンド、男性VTuberアーティスト、ラブライブシリーズに加えて、「サムライチャンプルー」のように高い音楽性で人気を集める作品のサウンドトラックなど、多様なジャンルの作品が年間ランキングのトップ10にランクインしています。

特に注目すべきは、「FINAL FANTASY XIV: DAWNTRAIL – EP5」など、ゲーム関連の音楽作品もアニソン年間ランキングに含まれるようになり、アニソンの定義そのものが拡張されつつあるという点です。このような多様性こそが、2025年のアニソンシーンの最大の特徴となっています。

冬アニメの主題歌も話題に

2025年冬アニメの主題歌についても、投票が実施されました。オープニングテーマの人気投票では、「薬屋のひとりごと」が1位を獲得し、2位には「地縛少年花子くん2」、3位には「BanG Dream! Ave Mujica」と「メダリスト」が同票で並ぶという結果となっています。バンドリの新バンドであるAve Mujicaは、冬アニメの主題歌としても視聴者から高い評価を受けていることが明らかになりました。

2025年のアニソンシーンが示すもの

2025年のアニソンシーン全体を振り返ると、ガールズバンドを中心とした音楽コンテンツの充実、特にバンドリシリーズの新バンド「Ave Mujica」の登場が大きなターニングポイントとなったことが明確です。同時に、従来から人気の高い「ぼっち・ざ・ろっく!」や「ラブライブ!」シリーズといった既存の作品も継続的な支持を受けており、新旧のコンテンツが共存する豊かなシーン形成が実現されています。

アニメソングはもはや単なるアニメの付属物ではなく、独立した音楽作品として、そして多くの場合は実在するミュージシャンや声優によって演奏される本格的なコンテンツへと進化を遂げています。2025年のランキング結果は、このようなアニソン文化の成熟と拡張を象徴する記録となるでしょう。

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