話題の上野動物園「750円パンダ弁当」が大人気!予想外の可愛らしい中身に驚きの声

東京都台東区の上野動物園で販売されている「750円のパンダ弁当」が、SNSで大きな話題を集めています。竹の皮に包まれた素朴な見た目とは裏腹に、開けると可愛らしいパンダの顔が表現された弁当で、その見た目の美しさと手の込んだ作りに、多くの来園者から「これは力作じゃない?!」「これ買うために入園したいくらい良い」といった絶賛の声が上がっています。

竹の皮に包まれた「予想外の中身」

話題になっているのは、園内の「カフェカメレオン」で販売されている「竹皮パンダ弁当」です。竹の皮で包まれた渋い見た目の弁当ですが、蓋を開けるとそこには驚きが待っていました。炊き込みご飯の中央に白いご飯を配置して表現された、とても可愛らしいパンダの顔が現れるのです。

パンダの耳はしいたけで、目と鼻は黒豆で作られており、なんとも味わいのある素朴な表情をしています。パンダの顔の周りには錦糸玉子などがトッピングされており、750円というお手頃価格にもかかわらず、非常に手が込んだ作りになっているのが特徴です。弁当の中身には、にんじんやしいたけ、鶏肉などが入った炊き込みご飯がぎっしりと詰まっており、ボリュームも十分あります。

実食してみると「めちゃくちゃ暖かくて美味しい」

実際にこの弁当を購入・実食した人の感想によると、「めちゃくちゃ暖かくて味が染みていて美味しい」「腹持ちがいい」とのことです。見た目の可愛らしさだけでなく、味わいの面でも高い評価を得ています。フルーツなども添えられており、バランスの良い食事が楽しめる点も魅力です。

SNS上では「かわいいし美味しそう」「750円!!! めちゃ安じゃないですか」といった反響が多数寄せられています。また、「めっちゃ昔から売ってるやつ!」「10年ほど前に姪をつれて行った時に食べたい!と言われて購入しました」など、かなり以前からこの商品を知っている人も多いようです。

19年間愛され続ける商品

上野動物園に話を聞いたところ、この「竹皮パンダ弁当」は2006年10月から現在に至るまで販売されているとのこと。実に19年間にわたって、来園者に愛され続けている商品です。記事執筆時点では終了予定はなく、これからも販売を続けていくとしています。

商品開発を担当した職員は現在同園にいないため詳細は不明ですが、当時は動物モチーフのオリジナルフードメニューがなく、お客さんに喜んでもらえるメニューを販売できないかと考えたことが開発のきっかけになったそうです。今回SNSで注目を集めたことについては、上野動物園は「話題になってうれしいです」とコメントしています。

売り切れにご注意

大人気商品のため、売り切れていることもあるとのこと。弁当目当てに来園する際は、事前に確認しておくと安心です。営業時間は10時00分から16時30分までとなっています。混雑を避けるなら、お昼前や午後15時以降の利用がおすすめです。

上野動物園の魅力はパンダだけじゃない

実際にこの弁当を購入した人によると、上野動物園の魅力は「都心駅近くで動物たちの生き生きとした姿が見られることにある」とのこと。パンダの「レイレイ」が室内・室外でアクティブに動き回る様子を見学できることもあり、来園者を魅了し続けています。

弁当を食べながらパンダを眺める、そんな特別な体験ができるのは上野動物園ならではです。園内には他にもパンダをモチーフにしたメニューが豊富に揃っており、「パンダカレー」「パンダ焼きどら焼き」など、様々なパンダグルメを楽しむことができます。

パンダを巡る国際情勢の変化も注視

一方、パンダの今後に関わる国際的な動きも注目されています。中国がパンダの貸与を停止する可能性が報じられており、パンダファンからは継続を望む声が上がっています。このような状況の中、上野動物園のパンダとそれに関連するグルメは、多くの人にとってさらに貴重な存在となりつつあります。

冷え込む日中関係においても、パンダは文化交流の架け橋となり得る存在として認識されています。実は、パンダへの関心の高まりが訪中熱につながるなど、パンダが外交カードとしての可能性を持つ存在となっているのです。

行列必至の人気商品に注目

このような背景から、上野動物園の「750円パンダ弁当」への関心はますます高まっていくと予想されます。かわいらしい見た目、美味しさ、お手頃な価格、そして長年愛され続けているという歴史─これらすべてが揃ったこの弁当は、今後さらに行列ができるほどの人気商品になるかもしれません。

上野動物園を訪れる際には、ぜひこの話題の「竹皮パンダ弁当」をチェックしてみてください。パンダのレイレイに会った後、このキュートな弁当を食べれば、訪問がより一層思い出深いものになること間違いなしです。

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