「発酵と林業」のまち、兵庫県宍粟市で魅力あふれる取り組みが話題に
兵庫県宍粟市は、市域の約9割を森林が占める「森林王国」として知られ、「発酵のふるさと」を掲げたユニークなまちづくりを進めています。最近では、住民の手で復活した森林鉄道や、県内唯一の森林セラピー、発酵文化を味わうイベントが注目を集め、訪れる人々を癒やし、元気づけています。今日は、そんな宍粟市の旅の魅力を、わかりやすくご紹介します。
宍粟市の自然と歴史に根ざした「森林王国」の魅力
宍粟市は、豊かな山々に囲まれた美しいまちです。市域の9割が森林という、まさに「森林のまち」。福元晶三市長はラジオ番組で、「この森こそが市の魅力」と胸を張って語りました。社会の変化で生きづらさを感じる人々が、森林に触れることで「明日から頑張ろう」と思える場所になっているそうです。特に、コロナ禍以降、森林浴を楽しむ人が増えています。
宍粟市には、県内で唯一の森林セラピー基地が3カ所あります。森林セラピーとは、科学的に効果が実証された森林浴のことで、心身をリフレッシュできます。赤西渓谷での自然体験やセラピーバイクなどのアウトドア活動も盛んで、野外のフィールドを活用した交流が活発です。これらの取り組みは、人と自然、人と人をつなぐ新しい観光の形を創り出しています。
住民の情熱で復活! 森林鉄道が観光の目玉に
宍粟市の旅のハイライトの一つが、「森林鉄道」の復活です。かつて林業のために使われていた鉄道を、住民の手で観光用に蘇らせました。この鉄道に乗れば、深い森の中をゆったりと進み、自然の息吹を間近に感じられます。木々のざわめきや新鮮な空気は、日常のストレスを忘れさせてくれますよ。
福元市長は、「森に触れることで元気になってもらいたい」と話します。森林鉄道は、そんな想いが詰まったシンボル。観光客だけでなく、地元の人々も一緒に楽しめるイベントとして、交流人口を増やしています。ぜひ、列車の窓から見える景色を眺めながら、心を癒やしてみてください。
「発酵のふるさと」を味わう! 酒粕や味噌の伝統文化
宍粟市は「発酵のふるさと」と呼ばれ、酒蔵文化や味噌づくりが根付いています。毎年開催されるしそう発酵フェアは、市内の飲食店が酒粕を使ったオリジナルメニューを提供する人気イベントで、2026年2月15日まで開催中です。福元市長も「地域の食文化に触れてほしい」と笑顔で勧めています。
特に注目なのが、老松酒造です。宍粟市山崎町にあり、山々に囲まれた盆地特有の冷涼な気候と良質な水、米を使って、寒造りによる低温長期発酵を守り続けています。酒粕や麹を副産物ではなく、地域の暮らしを支える食文化として大切に受け継いでいます。老松ダイニングでは、そんな発酵の知恵を現代の食として味わえます。
また、市では「発酵教室『味噌づくりと発酵ランチ』」が開催され、参加者を募集しています。手づくりで味噌を作り、発酵ランチを楽しむ体験は、家族連れにもぴったりです。「発酵のふるさと宍粟」プロジェクトや発酵のまちづくり推進協議会が、これらの取り組みを支えています。
今すぐ参加できる! 発酵バスツアーの詳細
宍粟市の魅力を一気に体感できるのが、神姫バス主催の発酵バスツアーです。2026年1月27日(火)と2月14日(土)に開催され、三宮東のりばから日帰りで楽しめます。参加費用は13,700円(税込)、募集人数24名(最少催行18名)です。
- 日時:9時50分~17時00分(9時40分集合)
- 出発地:神姫バス三宮東のりば
- 主な場所:
- 庭田神社(〒671-4142 兵庫県宍粟市一宮町能倉1286)-播磨風土記ゆかりの地で発酵文化の歴史を学ぶ
- 老松ダイニング(〒671-2577 兵庫県宍粟市山崎町山崎12)-酒粕を使った発酵ランチと女将直伝の粕汁レシピ実演
- 体験内容:発酵の歴史学習、発酵ランチ、粕汁作り実演
- 申込:予約ページから(詳細は神姫バスサイト)
このツアーでは、老松酒蔵の女将さんが粕汁のレシピを直接教えてくれます。発酵の知恵を学びながら、おいしいランチを堪能。日常を少し豊かにする発見が待っています。Localprimeサイトでも体験紹介が見られますよ。
宍粟市のイベントカレンダーとアクセス情報
宍粟市はイベントが盛りだくさん。第3回宍粟学講座も2月14日に開催予定で、受講生を募集しています。しそう森林王国観光協会のサイトで最新情報をチェックしてください。
アクセスは、三宮からバスや車で便利。自然と食のハーモニーを楽しむ旅は、心と体に優しい時間を提供します。宍粟市は「人と人をつなぐ」まちづくりを推進し、移住や観光を積極的に呼びかけています。
森林セラピーや発酵フェア、バスツアーに参加して、宍粟市の温かさに触れてみませんか? きっと、明日が楽しみになるはずです。
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