TOHOシネマズ日比谷で先行公開決定 ハンス・ジマー最新コンサート映画予告編が完成
東京・TOHOシネマズ 日比谷で12月26日(金)から先行公開される、映画音楽の巨匠ハンス・ジマー監修の最新コンサート映画『ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ』の劇場予告編が完成しました。今回公開された予告編は、「映画館で、コンサートを超える体験」というコピーどおり、スクリーンとサウンドシステムを最大限に生かした新しい音楽体験への期待を高める内容になっています。
映画音楽の巨匠ハンス・ジマーが監修・ゲスト出演
『ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ』は、『ライオン・キング』『パイレーツ・オブ・カリビアン』『DUNE デューン 砂の惑星』など、数々の名作映画の音楽を手がけてきた作曲家ハンス・ジマーが自ら監修し、さらにゲスト出演も行っている最新のコンサート映画です。
本作は、2024年にイギリスをはじめとする13カ国を巡回したツアーの中から、ジマーが特別出演したポーランド・クラクフ公演を収録したものです。 世界各国のファンを熱狂させたツアーのハイライトが、映画館のスクリーンに再構築され、音と映像で“新次元”のジマーワールドへと観客をいざないます。
「コンサートを超える」映画館ならではの体験
今回完成した劇場予告編では、「映画館で、コンサートを超える体験」というフレーズが強調され、従来のライブ映像やコンサートフィルムの枠を超えた作品であることが印象づけられています。
本作は、巨大スクリーンでの映像演出と、映画館ならではのサラウンドサウンドによって、コンサート会場さながら、あるいはそれ以上の没入感を目指しています。 ただ演奏を記録するだけでなく、音楽と映像を組み合わせた“壮大な物語体験”として構成されているのが特徴です。
予告編の中では、迫力あるオーケストラの演奏シーンや、観客を包み込むようなライティング、ステージ全体をダイナミックに捉えたカメラワークが次々と映し出され、音だけでなく視覚的にも「新次元」を感じさせる映像に仕上がっています。
TOHOシネマズ 日比谷で12月26日(金)より先行公開
『ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ』は、まず12月26日(金)から東京・TOHOシネマズ 日比谷で先行公開されます。 上映時間は約140分が予定されています。
その後、1月9日(金)から大阪・TOHOシネマズ 梅田、さらに札幌・TOHOシネマズ すすきのでも公開され、1月16日からは東京・吉祥寺オデヲン、1月23日から京都シネマへと上映館が広がっていきます。 ハンス・ジマーの世界を日本各地のスクリーンで味わえる貴重な機会となりそうです。
料金は一般3,000円、学生・障がい者2,500円が案内されており、劇場やスクリーンの種類によっては追加料金が必要となる場合もあります。
代表作の名曲が“新次元”アレンジでよみがえる
本作では、ハンス・ジマーがこれまで手がけてきた数多くの代表的な映画音楽が、コンサート用に新たなアレンジで披露されます。 予告編や作品情報では、以下のような人気作の楽曲が紹介されています。
- 『DUNE デューン 砂の惑星』
- 『ライオン・キング』
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン』
- 『シャーロック・ホームズ』
- 『マン・オブ・スティール』
- 『トップガン マーヴェリック』など、ジマーが関わった近年の話題作
ステージには、ジマー作品を長年支えてきた名うてのミュージシャンたちが集結。世界有数の演奏技術を持つパフォーマーたちが、壮大なスケールのサウンドをつくり上げています。 オーケストラとバンド編成が一体となり、映画ファンにはおなじみのメロディを、よりドラマティックかつ立体的に響かせているのが魅力です。
トークパートや豪華ゲストのエピソードも収録
『ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ』は、演奏シーンだけでなく、ハンス・ジマー本人や、彼と長年タッグを組んできた映画人たちのトークも収録されています。
予告編や作品情報によると、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー、『シャーロック・ホームズ』などで知られる監督ガイ・リッチーといったジマーの旧知の仲間たちが登場し、代表作の音楽制作の裏側や、ジマーとのエピソードを語っています。 作品ごとにどのようなコンセプトで音楽が生まれたのか、どの場面を意識してメロディやリズムを構築したのかなど、映画ファンにとっても音楽ファンにとっても興味深い内容になっています。
これらのトークは、コンサートの合間に挿入される形で構成されており、単に「名曲を並べる」だけでなく、一本の映画として物語性やテーマ性を感じられる作りになっていると紹介されています。
前作『ハンス・ジマー&フレンズ』との違い
2025年7月には、前作にあたるコンサート映画『ハンス・ジマー&フレンズ:ダイアモンド・イン・ザ・デザート』が劇場公開され、大きな反響を呼びました。 同作は、より「派手でノリの良い」ステージ演出と、ライブ感あふれる構成が特徴だったと紹介されています。
対して、今作『ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ』は、同じく壮大なスケールでありながらも、音楽と映像によるストーリーテリングにさらに重点を置いた内容になっているとされています。 予告編からも、ライトや映像投影を組み合わせ、ひとつの世界観へと観客を没入させるステージづくりが印象的です。
そのため、前作を映画館で体験した人にとっても、まったく別の角度からハンス・ジマーの音楽に触れられる作品となっており、「コンサート映画」という枠に留まらない新たな挑戦として受け止められています。
TOHOシネマズ日比谷で楽しむ“新次元”サウンド
今回の先行公開の舞台となるTOHOシネマズ 日比谷は、最新鋭の音響設備と大スクリーンで知られる都心のシネコンです。『ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ』のような音楽映画にとって、劇場環境は作品体験を左右する大切な要素になります。
本作の公式インフォメーションでも、上映スクリーンや座席タイプによってはアップチャージが発生する可能性に触れられており、プレミアムな環境での鑑賞が想定されていることがうかがえます。 スクリーン全体を使った迫力ある映像と、細かな音のニュアンスまで表現できるサウンドシステムが組み合わさることで、まさに「コンサートを超える体験」を実感できると期待されています。
ハンス・ジマーの音楽に初めて触れる人にもおすすめ
ハンス・ジマーの名前は知らなくても、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の海賊たちが疾走するテーマや、『ライオン・キング』の雄大なサバンナの音楽、『DUNE デューン 砂の惑星』の荘厳で重厚なサウンドスケープなど、どこかで耳にしたことのあるメロディは多いのではないでしょうか。
『ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ』は、そうしたおなじみの映画音楽を一度に味わえるだけでなく、一本の“作品”として、音楽がどのように映画を支え、物語を広げていくのかを体感できる構成になっています。 映画ファンはもちろん、クラシックやサウンドトラックにあまり馴染みがない方にとっても、壮大なスケールで楽しめる入門編としてぴったりの内容です。
TOHOシネマズ 日比谷での先行公開を皮切りに、日本各地の映画館で順次体験できる『ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ』。完成したばかりの劇場予告編をチェックしながら、年末から年明けにかけての“新次元”シネマコンサート体験に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。



