廣瀬智紀主演、次世代に蘇る「カサブランカ」朗読劇——キービジュアル公開!
日本演劇界の話題をさらっているのが、Classic Movie Reading Vol.5『カサブランカ』です。今年9月6日と7日に博品館劇場で上演される本作品は、あの永遠の名作映画『カサブランカ』を新たに朗読劇として蘇らせる取り組みです。主演は人気俳優の廣瀬智紀さん。共演には、宝塚歌劇団出身の有沙瞳さん、実力派俳優鍵本輝さんら、現在注目を集める多彩な顔ぶれが並びます。近日、その世界観を象徴するキービジュアルが公開され、大きな反響を呼んでいます。
名作『カサブランカ』が現代の息吹とともに舞台化
『カサブランカ』は、1942年にアメリカで公開された映画で、数多くの名場面と名台詞で映画史に金字塔を打ち立てた作品です。今回は脚本を鈴木智晴さん(劇団東京都鈴木区)が手掛け、朗読劇という形で新たな命を吹き込みます。演出は坪井彰宏さん。台詞のみでドラマを描き出す朗読劇は、想像力をかき立てる独自の魅力があります。
キャスト紹介と見どころ
- 廣瀬智紀:数々の舞台や映画で抜群の存在感を放つ廣瀬さんが、物語の中心であるリック役を熱演。
- 有沙瞳:宝塚歌劇団退団後も舞台で輝き続ける有沙さんは、魅力的なイルザ役として女性の芯の強さと悲しみを表現。
- 鍵本輝:多方面で活躍する鍵本さんが、物語に彩りを加えます。
- さらに川上将大さん、広井雄士さん、奥村健介さん、コウカズヤさんが脇を固めます。
これら充実のキャスト陣は、多彩な表現力とそれぞれの個性で「カサブランカ」の世界観を深め、原作の魅力を現代的感覚で鮮やかに表現します。
舞台化の背景と意義
『カサブランカ』は時代を超えて愛される名作です。しかし現代社会において「映画の名場面」や「台詞の美しさ」を体験できる機会は限られています。そこで誕生したのがClassic Movie Readingシリーズ。物語本来の持つ力を朗読劇として舞台上で味わうことで、観客自身の想像力が加わり、作品世界が一層豊かに、より鮮明に広がります。
主催サイドは、「観る人それぞれが、自分だけの『カサブランカ』を心中に描いて楽しんでもらいたい」とメッセージを発信しています。
新キービジュアルが示す“新たなカサブランカ”への期待
今回解禁となったキービジュアルは、重厚な黒を基調としつつ、『カサブランカ』独自の世界観と往年の映画の郷愁を漂わせます。その画像には廣瀬智紀さんをはじめ主要キャストが集い、シンプルながら力強い表情で想いの深さを物語っています。このキービジュアルは、新たな「カサブランカ」が朗読劇として現代でも感動を呼ぶという期待の象徴です。
演劇好き必見!Classic Movie Readingシリーズの魅力
Classic Movie Readingは、従来の舞台とは一線を画し、脚本と声だけで名作映画の物語を構築するユニークな朗読劇形態です。観客はセットや衣装に頼らず、俳優陣の言葉と演技を通じて物語世界を感じることができます。「音に耳を澄ませ、目を閉じて名場面の一つ一つを心で描く」——映画好きにも演劇好きにもたまらない体験となっています。
廣瀬智紀が語る「カサブランカ」出演への想い
廣瀬智紀さん本人は、出演に向けて「永遠の名作の世界観やキャラクターの感情を、朗読を通して観客のみなさんに届けたい」と意気込みを語っています。朗読劇でこそ可能な“台詞と間のドラマ”にこだわり、自身の持ち味を存分に発揮する舞台となりそうです。
公演情報・チケット詳細
- 公演日程:2025年9月6日(土)・7日(日)
- 会場:博品館劇場(東京都)
- 脚本:鈴木智晴(劇団東京都鈴木区)
- 演出:坪井彰宏
- 出演:廣瀬智紀、有沙瞳、鍵本輝、川上将大、広井雄士、奥村健介、コウカズヤ(五十音順)
チケット販売など詳細は、各公式情報サイトや劇場ページにてご確認いただけます。
観劇ポイントと今後への期待
今回の『カサブランカ』朗読劇は、台詞の響き、キャストたちの熱演、そして観客一人ひとりの想像力が融合する贅沢な時間です。忘れがたいラブ・ストーリーと人生の機微が、シンプルな舞台上で色鮮やかに描かれます。名作映画を新たな角度で味わえるこの朗読劇をきっかけに、さらに多くの人がクラシック映画や舞台芸術の魅力に触れていくことでしょう。
まとめ
時代を超えて愛される不朽のラブ・ストーリー『カサブランカ』。その名作が、今、多彩な俳優陣と新時代の舞台表現によって、再び私たちの心を揺さぶろうとしています。廣瀬智紀さんをはじめ、豪華キャストが紡ぐ特別な朗読劇——その世界に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。