トム・クルーズが絶賛!日本映画『国宝』ハリウッド上映会で大反響 渡辺謙の手紙がきっかけ

みなさん、こんにちは。今日は、今ハリウッドで大きな話題になっている日本映画『国宝』のお話です。この映画は、歌舞伎の世界を舞台にした感動的な作品で、第98回アカデミー賞の国際長編映画賞の日本代表に選ばれています。そんな『国宝』の特別上映会を、なんとハリウッドスターのトム・クルーズさんが主催したんですよ。現地時間2025年12月11日、米ロサンゼルスのカルバー・シアターで開催され、会場は満員御礼の大盛況でした。

トム・クルーズ主催の上映会 李相日監督と舞台挨拶で熱いトーク

この上映会は、トム・クルーズさんが自らホストを務めました。上映前に、監督の李相日さんと一緒に劇場に登場。観客のみなさんに挨拶をすると、クルーズさんは「この映画に出会えたことに感謝しています」と、心からの言葉を述べました。続けて、「とても特別な映画で、大スクリーンで観るべきです」と、強くおすすめ。会場からは大きな拍手が沸き起こったそうです。

トム・クルーズさんは、映画の細部まで絶賛していましたよ。「音楽、構成、撮影、美術、衣装。全てにおいてエレガントで、自然で、素晴らしい仕上がりです」と、具体的に褒めちぎりました。また、キャストたちの努力にも触れました。『トップガン マーヴェリック』で知られるクルーズさんは、自分がキャストに5ヶ月の飛行訓練を課した経験から、『国宝』の俳優さんたちが18ヶ月もの歌舞伎の訓練を受けたことを挙げ、「日本の若い俳優たちを見ることになりますが、このような鍛錬した演技には、非常に高いスキルが必要とされます」と、称賛。みんなの努力が実を結んだんですね。

特に、渡辺謙さんの演技については、「並外れている」と大絶賛! 渡辺さんは歌舞伎の看板役者・花井半二郎役を演じています。クルーズさんと渡辺さんは、2003年の映画『ラスト サムライ』で共演したご縁があります。このつながりが、今回の上映会のきっかけになったんです。

渡辺謙の手紙が奇跡を呼ぶ トム・クルーズが感銘を受け主催を申し出

実は、この上映会の裏側には、温かいエピソードがあります。米Deadlineの報道によると、渡辺謙さんがトム・クルーズさんに『国宝』を紹介する手紙を送ったのがきっかけだったそうです。映画を鑑賞したクルーズさんが感銘を受け、「ぜひ上映会をやりたい!」と自らホスト役を志願したんですね。ハリウッドに異例の売り込みで、みんなを驚かせました。

上映会には、アカデミー賞の投票権を持つ会員さんたちも招待され、会場は満席。『国宝』が一夜にしてハリウッド関係者を夢中にさせたそうです。第98回アカデミー賞の最終ノミネーション5作品は、12月16日に発表されます。この上映会が、大きな追い風になること間違いなしです。

『国宝』の魅力 興収歴代1位の歌舞伎映画が海外で波紋を呼ぶ

『国宝』は、日本国内で興行収入歴代1位を記録した大ヒット作です。歌舞伎の世界をリアルに描き、伝統芸能の厳しさや美しさを伝えています。でも、海外展開で少し波紋も。ニュースでは、「女性の描き方」が問われているそうです。現実の梨園(歌舞伎の世界)を支える女性たちの素顔が注目を集め、映画のテーマが深く議論されているんですね。これが、作品のリアリティを高めているのかもしれません。[ニュース内容2]

また、女形(おんながた)の所作指導をした中村壱太郎さんが、テレビ番組『サタプラきょう』で語った話も話題です。中村さんは、「僕にとってライバルは尾上右近君。一緒に闘ってきた」と、歌舞伎界のライバル関係を明かしました。映画の女形シーンは、そんな本物の指導から生まれた本格派。観客を魅了する理由がわかりますね。[ニュース内容3]

ハリウッドの反応 アカデミー賞への期待が高まる

上映会後の反応は上々。トム・クルーズさんの熱弁で、会場は拍手喝采。「ケン・ワタナベも出演している素晴らしい作品」と紹介され、渡辺さんの名前がハリウッドに再び響きました。李相日監督も、クルーズさんと握手を交わし、感謝の意を伝えました。このイベントは、単なる上映会じゃなく、日本映画の魅力を世界に発信する一大イベントになりました。

トム・クルーズさんのように、アクションスターが日本映画を推す姿は新鮮です。彼の言葉通り、『国宝』は大スクリーンでこそ輝く作品。歌舞伎の伝統と現代のドラマが融合したストーリー、豪華な美術と衣装、キャストの鍛錬された演技……すべてがエレガントなんです。みなさんも、ぜひ劇場でチェックしてみてくださいね。

映画『国宝』の背景 歌舞伎界のリアルを描く

もう少し、映画の内容を優しくおさらいしましょう。『国宝』は、歌舞伎の名門家を舞台に、家業を守るための苦闘を描いています。主演の吉沢亮さんをはじめ、豪華キャストが18ヶ月間の歌舞伎訓練を受け抜き、本物の舞台さながらの迫力です。渡辺謙さんの花井半二郎役は、看板役者の風格たっぷり。中村壱太郎さんの指導で、女形の所作も美しいんですよ。[ニュース内容3]

ニュースで触れられているように、梨園を支える女性たちの存在も重要。現実の歌舞伎界では、裏方で活躍する女傑たちがたくさんいます。映画がその描き方で議論を呼ぶのは、リアリティが高い証拠。海外の観客も、そんな深みに引き込まれているようです。[ニュース内容2]

トム・クルーズさんの上映会は、こうした魅力をハリウッドにストレートに届けました。86の選考リストから最終5作品へ進出できるか、16日の発表が待ち遠しいですね。日本映画の国際的な活躍を、心から応援したくなります。

トム・クルーズの日本映画愛 過去の共演から続く絆

トム・クルーズさんと渡辺謙さんの絆は、『ラスト サムライ』から20年以上続いています。あの作品で日本文化に触れたクルーズさんが、今また『国宝』を推すなんて、素敵なご縁です。クルーズさんのコメントは、ただの宣伝じゃなく、心からの感動から。ハリウッドのスターが、日本伝統芸能にリスペクトを示す姿に、胸が熱くなりますね。

このニュースは、2025年12月14日頃に発生したもので、ハリウッドと日本の架け橋になりました。『国宝』の上映会ムービーも公式アカウントから公開され、舞台挨拶の様子が話題沸騰です。みなさんも、SNSでチェックしてみてはいかがでしょうか。

日本映画が世界で輝く瞬間を、トム・クルーズさんが後押し。こんなニュース、ワクワクしますよね。引き続き、『国宝』の活躍を見守っていきましょう!

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