【大阪・沖縄】国産トウモロコシのタコス旋風!阪急三国駅前「タコタイガー」と沖縄県産トルティーヤの夢
近年、日本国内でも本格的なタコス店が増え、熱い話題を呼んでいます。大阪市淀川区・阪急三国駅前「タコタイガー」の斬新なグルテンフリータコスと、沖縄県内で進む国産トウモロコシによる地元産トルティーヤの挑戦。いま注目の2つの話題を中心に、“日本のタコス事情”を詳しくご紹介します。
阪急三国駅前「タコタイガー」――グルテンフリーにこだわる大阪発タコス
大阪市淀川区、阪急宝塚本線・三国駅から徒歩1分の好立地に位置する「タコタイガー」は、今や地元で評判のタコスとコーヒーの専門店です。豊かな風味ともちもち食感が魅力のグルテンフリー生地を使い、本場メキシコ人農家が丹波篠山市で手間ひまかけて伝統的な製法で作るトルティーヤが自慢です。
タコタイガーの大きな特徴は「グルテンフリー」。小麦粉を一切使わず、風味豊かなコーントルティーヤは、小麦アレルギーをお持ちの方や健康志向の方にも大好評です。サルサソースやミートはすべてお店独自の手作り。日本人好みにアレンジしつつも、メキシコの伝統を感じさせる本格的な味わいで、来店者の舌を魅了しています。
- 阪急宝塚本線・三国駅前、駅から徒歩1分の立地
- 営業時間は曜日によって異なり、平日の昼と夜、祝日前後も営業
- 予約不可だが、店内は活気があり、お一人様でもグループでも利用しやすい
また、「タコタイガー」ではコーヒーへのこだわりも強く、カフェタイムやランチの利用も人気。駅前という立地から「少しひと息つきたい」ときにも気軽に足を運べます。
地元愛たっぷり!沖縄県産「照間トウモロコシ」を使ったトルティーヤ
一方、沖縄県国頭村では、地元農家の具志堅興児さんが熱意をもって「照間トウモロコシ」の栽培とトルティーヤ生産に挑戦しています。沖縄の豊かな自然が育んだトウモロコシを使い、県産タコスの本格普及に取り組んでいるのです。
そもそもトルティーヤは主にトウモロコシ粉から作られます。しかし日本国内で“地元産トウモロコシ”を原料にしたタコス生地を安定的に製造するのは、まだ珍しい取り組み。具志堅さんはこれを実現すべく、「生産量をもっと増やしたい!」という夢を語っています。地場産トウモロコシ製のトルティーヤが沖縄の農業や食文化にもたらす可能性は大きく、「県産タコス」という新たな地域ブランド創出への期待も高まっています。
- 沖縄県国頭村の農家・具志堅興児さんが「照間トウモロコシ」を栽培
- トルティーヤ製造に挑戦し、“県産タコス”の普及に意欲
- 今後は生産拡大や地元食材とのコラボレーションも視野
日本のタコス文化——地域の工夫と本場へのリスペクト
近年の日本は、多様な食文化の受容と発展がめざましく、タコスもその波に乗っています。駅前の便利なお店から地元産食材にこだわる挑戦、副菜やソースの工夫、季節野菜や国産肉など、独自のアレンジを加えた「日本流タコス」が各地に拡大中です。
特に「タコタイガー」のように、国産食材や伝統手法へのこだわり、食物アレルギーに配慮したメニューは、これからの飲食業界においても大きなヒントとなるでしょう。
- 地元農家と連携し、新鮮な食材を活かす
- ご当地タコスの登場など、フードカルチャーの可能性がさらに広がる
- ヘルシー志向や個別ニーズへの対応が今後の発展を促進
まとめ:広がる「日本のタコス」
大阪・阪急三国駅前「タコタイガー」では、本場仕込みのグルテンフリータコスが、コーヒーと共に地域の人々を惹きつけています。一方、沖縄県産トウモロコシを活用したトルティーヤ作りは、地元・国頭村の新たな誇りと夢を生んでいます。食材や製法、地域性の追求が今後の日本型タコスの発展に繋がるでしょう。
これからも、日本各地で独自に進化するタコス文化と、地元の農家・飲食店のチャレンジに注目が集まりそうです。