スシローが岩手・盛岡市の名物「キムチ納豆ラーメン」を全国販売 ─ 柳家とのコラボでジモメシ第四弾が実現!

2025年10月29日より、回転寿司チェーンのスシローが、岩手県盛岡市の名物として知られる「キムチ納豆ラーメン」を、全国およそ650店舗で一斉に販売開始します。今回の取り組みは、スシローが各地のご当地グルメと連携し、地域の魅力を全国のお客様に届ける「ジモメシプロジェクト」の一環であり、その第4弾として実現しました。

ご当地の味を全国へ ─ 盛岡発の「ジモメシ」

岩手県盛岡市で長年親しまれてきた「キムチ納豆ラーメン」は、市民に“盛岡のソウルフード”として愛される、個性あふれる一杯です。このメニューを監修したのは、創業50周年を迎えるラーメン店「柳家」。柳家は「キムチ納豆ラーメン」の元祖として地元はもちろん、全国にもファンがいる人気ラーメン店です。

今回の新商品は、本家・柳家の協力と監修のもと、スシローの開発チームが約半年かけて味を本格再現。ラーメンと寿司、一見意外な組み合わせですが、お寿司と一緒に楽しんでもらえるようにと、スープの塩味や量の調整など細かな工夫を重ねて完成しました。

「キムチ納豆ラーメン」とは?

「キムチ納豆ラーメン」は、その名の通り納豆キムチがトッピングされた、唯一無二のラーメンです。豚ガラ・魚介・野菜からとったコクのある味噌ベースのスープに、納豆の香りとキムチの辛味・酸味が絶妙に溶け合い、複雑ながらもどこか懐かしい味わいが魅力です。

  • 納豆の旨み:芳醇な香りと自然なとろみがスープに広がります。
  • キムチの辛み・酸味:味のアクセントとなり、食欲をそそる刺激を与えます。
  • 味噌ベースのスープ:コクと奥深さを演出し、両食材をまとめあげます。

柳家の大信田和彦社長は「このコラボを通じて“キムチ納豆ラーメン”の本場・盛岡に足を運ぶきっかけになり、盛岡全体の盛り上がりにつながれば」と地域への想いを語っています。

スシロー“ジモメシ”プロジェクトとは?

今や日本全国に約650店舗を展開するスシローは、「美味しいすしを真摯に届ける」という創業時からの想いを大切に、地域限定メニューの提供を含め、地元密着の施策を続けてきました。

「ジモメシプロジェクト」は2024年6月から発足し、全国各地の“隠れた名産”や“地元ならではの食文化”をもっと多くの人に楽しんでもらいたいとの想いからスタート。地元ならではの味をコラボ商品として全国販売し、売り上げなども通じて地域貢献を目指しています。

本プロジェクトはこれまで以下のような取り組みを行ってきました:

  • 第一弾…北海道のご当地グルメとのコラボ
  • 第二弾…九州の名産品を使用した寿司メニュー
  • 第三弾…関西地方の人気料理をリメイク
  • 第四弾…岩手県盛岡市「キムチ納豆ラーメン」(今回)

プロジェクト推進PRリーダー・福井ひとみさんは「寿司と相性ぴったりとなるようにスープやトッピングのバランスにもこだわったので、ぜひ一緒に味わってほしい」と、想いの強さを語っています。

販売概要と限定性について

今回の「キムチ納豆ラーメン」は税込460円からという価格設定で、2025年10月29日(水)から全国のスシローで販売開始となります。販売予定は24万食限定となっており、完売次第終了なので、食べ逃しのないよう注意が必要です。

  • 販売開始日:2025年10月29日(水)
  • 予定提供数:24万食(完売次第終了)
  • 価格:税込460円~(地域や店舗により変更の可能性あり)
  • 販売店舗:

    • 全国のスシロー店舗
    • ※「スシロー To Go」、「京樽・スシロー」は対象外
  • 持ち帰り不可(店内飲食限定)

また、販売状況や提供価格については各自スシローの公式アプリやホームページで随時ご確認くださいとのことです。

地域の誇りを全国へ ─ ソウルフードとチェーンの新たなコラボ

「キムチ納豆ラーメン」は、ただ珍しい組み合わせというだけでなく、盛岡の地元で50年にわたり人々に愛され続けてきた背景や、老舗・柳家のこだわりが詰まった一杯。その魅力を全国のスシローファンが体験できる稀有な機会です。

寿司店を訪れるお客様に、ご当地グルメの魅力や地域の真心を届けるこのプロジェクトは、単なる“食”にとどまらず、人と土地と企業の新たな関わりの架け橋となっています。今後のジモメシプロジェクトの継続展開にも期待が高まります。

まとめ ─ なぜ今「キムチ納豆ラーメン」なのか

多様な食文化が共存する現代の日本で、「地元のうまい!」を丁寧に掘り起こし、再現し、全国に発信していくスシローの挑戦。今回の「キムチ納豆ラーメン」もまた、新しい美味しさと食体験の提案です。岩手・盛岡の個性と歴史、そして人々の思いが込められたこの一杯を、ぜひご賞味ください。

参考元