【大学受験2026】駿台・進研模試「合格可能性判定基準」12月版発表!共通テストまであと50日、保護者ができる3つのこと

2026年度の大学受験シーズンに向けて、駿台と進研模試が「合格可能性判定基準」の最新版を発表しました。この基準は、2025年9月から11月にかけて実施された「第2回ベネッセ・駿台記述模試」や「第1回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試」のデータと、2025年度の入試結果をもとに作成されています。受験生や保護者にとって、志望校の合格可能性を客観的に把握できる重要な指標となっています。

合格可能性判定基準の見方

合格可能性判定基準は、A(80%以上)からE(20%未満)の5段階で示されています。A判定は「合格可能性が非常に高い」、B判定は「合格可能性が高い」、C判定は「合格可能性がやや高い」、D判定は「合格可能性がやや低い」、E判定は「合格可能性が低い」という意味です。この判定は、国公立大学、私立大学、大学校・短大・専門学校などに分けて、地域ごとの一覧表で確認できます。

主な大学の合格可能性A判定ライン

国公立大学では、東京大学の文科一類・二類・理科一類が偏差値80、理科三類が84、京都大学の医学部が82など、難関大学のA判定ラインは非常に高い水準となっています。私立大学では、慶應義塾大学の医学部が85、法学部が80、早稲田大学の文学部が82、法学部が82など、各大学の難易度に応じた基準が示されています。

共通テストまであと50日!保護者ができる3つのこと

大学入学共通テストまであと50日を切った今、保護者が受験生をサポートするためにできることはたくさんあります。まずは、受験生の生活リズムを整えることが大切です。規則正しい睡眠と食事、適度な運動が、集中力やモチベーションの維持につながります。

  • 毎日のスケジュールを一緒に見直し、無理のない勉強計画を立てましょう。
  • 受験生の気持ちに寄り添い、励ましや応援の言葉をかけることで、不安やストレスを軽減できます。
  • 模試の結果や合格可能性判定基準を一緒に確認し、志望校の現状と目標のギャップを把握しましょう。

高校入試の難問と理科の習得すべきポイント

2025年の共通テスト徹底分析によると、高校入試では難問が増加傾向にあります。特に理科では、基礎知識の定着だけでなく、応用力や思考力が問われる問題が多く出題されています。英進館の講師によると、理科の習得すべきポイントは「基本概念の理解」「実験・観察の手順の把握」「データの読み取りと考察」の3つです。これらの力を身につけることで、難問にも対応できるようになります。

駿台模試の特徴と活用法

駿台全国模試は、全国屈指のハイレベルな母集団の中で受験する、難関大学対策のための記述・論述模試です。模試の結果をもとに、自分の実力と志望校の合格可能性を正確に把握できます。また、第1回駿台・ベネッセ大学入学共通テスト模試とドッキング判定を行うことで、より現実的な合格可能性を予測できます。

まとめ

2026年度の大学受験に向けて、駿台と進研模試の「合格可能性判定基準」は、受験生や保護者の重要な指針となっています。共通テストまであと50日、生活リズムの整備やモチベーションの維持、模試結果の活用など、保護者ができることはたくさんあります。また、高校入試の難問や理科の習得すべきポイントを意識することで、より効果的な学習が可能になります。

参考元