北陸新幹線・飯山トンネル特集!NHK「新プロジェクトX」78分拡大特番で巨大プロジェクトの舞台裏を公開

NHKの人気番組「新プロジェクトX」が、北陸新幹線の建設を支えた飯山トンネルプロジェクトを特集します。2026年1月24日(金)に放送予定の本番組は、通常より長い78分の拡大特番として、日本の高速鉄道技術を象徴する巨大プロジェクトの秘話を明かします。

飯山トンネルとは:難工事の象徴

北陸新幹線の建設に欠かせなかった飯山トンネルは、長野県と新潟県の県境に位置する重要なインフラです。このトンネルは、地質が複雑で予測困難な山岳地帯を貫通するもので、「魔の山」「魔のトンネル」と呼ばれるほど、多くの技術的課題に直面しました。建設過程では、地盤の崩落事故なども発生し、日本の土木技術者たちが最先端の技術と知識を結集して、難題に立ち向かったのです。

65万人が携わった壮大なプロジェクト

飯山トンネルの建設には、延べ65万人もの労働者や技術者が関わりました。この数字だけでも、本プロジェクトの規模と重要性がわかります。掘削から支保、湧水対策まで、あらゆる段階で最新技術が導入され、複数の企業や機関が協力して、困難な工事を乗り越えてきました。

建設主体の鉄道・運輸機構が出演

今回の特番では、飯山トンネルの建設主体である鉄道・運輸機構(旧:独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構)が番組に出演します。現場の関係者たちが、当時の困難な状況や、どのようにして困難を克服したのかについて、生々しい証言を提供する予定です。この貴重な証言を通じて、視聴者は日本の高度な土木技術と、それを支える人々の執念を目の当たりにすることができるでしょう。

注目すべき「崩落事故の真実」

特番では、飯山トンネル建設中に発生した崩落事故の真実にも光を当てます。事故がなぜ起きたのか、その原因は何だったのか、そして事故後、プロジェクトはどのように対応したのか。これまで詳しく報道されなかった内容が、今回の特番で明かされることになります。安全対策の強化や、地質調査の再検討など、事故から学んだ教訓は、日本の土木事業全体に大きな影響を与えました。

なぜ飯山トンネルは「魔の山」と呼ばれたのか

飯山トンネルが「魔の山」と称されたのは、地質が不安定で、予測不可能な現象が次々と起きたためです。掘削を進める過程で、突然の湧水、地盤の沈下、予期しない岩盤の軟弱化など、多くの予想外の事態に遭遇しました。これらの困難に対して、土木技術者たちは、その場その場で最適な対応策を考案し、実行していったのです。このような機動力と問題解決能力こそが、日本の土木技術が世界的に高く評価される理由の一つです。

北陸新幹線完成への道

飯山トンネルは、北陸新幹線の完成に向けた最大の難関でした。このトンネルが無事に完成したことで、北陸新幹線全体の建設が加速し、最終的には北陸地方の交通網が大きく改善されることになったのです。地元の人々の生活利便性向上、経済活動の活性化、さらには観光産業への貢献など、飯山トンネルの完成がもたらした恩恵は計り知れません。

「新プロジェクトX」について

「新プロジェクトX」は、日本が直面した大型プロジェクトの舞台裏と、そこに携わった人々のドラマを描くドキュメンタリー番組です。過去の放送では、東京スカイツリーの建設、東日本大震災からの復興、新幹線技術の進化など、日本社会に大きなインパクトをもたらしたプロジェクトが多数取り上げられてきました。本プログラムを通じて、視聴者は、日本の技術力と国民の団結力、そして困難を乗り越える人間の力を改めて認識することができるのです。

放送予定と視聴方法

飯山トンネル特集は、2026年1月24日にNHK総合テレビで放送予定です。通常より長い78分の拡大特番となっているため、ぜひ時間に余裕を持ってご視聴ください。NHK公式ホームページやテレビ放送スケジュールで、最新情報をご確認いただくことをお勧めします。

今回の特番が示すもの

飯山トンネルプロジェクトの全貌が明かされることで、日本の基盤整備を支える技術者や労働者の尽力がどれほど重要であるかが、より多くの国民に伝わるでしょう。また、今回の放送は、今後の大型インフラプロジェクトに携わる次世代の技術者たちにとっても、貴重な学習材料となるはずです。困難を乗り越えるための工夫、チームワークの大切さ、そして日本人特有の職人気質が、この特番を通じて生き生きと描かれることになります。

1月24日のNHK「新プロジェクトX」をご視聴ください。飯山トンネルの完成に至るまでの感動的なストーリーと、日本が誇るべき技術力の結晶を、ぜひご覧ください。

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