三越伊勢丹で“お菓子ブーム”到来? 清浄歓喜団・開運干支缶・海苔巻き菓子がSNSで話題に

三越伊勢丹で取り扱われている和洋菓子の中から、ここ最近じわじわと話題を集めている商品があります。「日本最古のお菓子」とも言われる清浄歓喜団、おめでたいビジュアルで人気の「開運干支缶」、そして「あっという間に食べきってしまう」と評判の海苔巻き菓子の3つです。
どれも、百貨店クオリティのおいしさだけでなく、「見た目のインパクト」「ストーリー性」「ギフトにしやすいパッケージ」などが評価され、SNSを中心に注目を集めています。

“日本最古のお菓子”として話題 清浄歓喜団とは?

まず注目したいのが、「日本最古のお菓子だって」「歯応え最高、硬いお菓子だいすき」といった声とともに人気が広がっている清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)です。
三越伊勢丹で購入できる銘菓として紹介され、「父、美味しいやんってゴリゴリ食べとる」といった微笑ましいエピソードとともにSNSで取り上げられています。

清浄歓喜団は、平安時代に唐菓子として伝わったとされる伝統菓子で、「日本最古級のお菓子」としてしばしば紹介されてきました。揚げた生地の中に餡を包み、表面に胡麻をあしらったような素朴な見た目ながら、しっかりとした硬めの食感と、油と餡の組み合わせによる濃厚な風味が特徴です。
現代のお菓子のようなふんわり感やとろける口どけとは対照的で、「ゴリゴリ」「ガリガリ」と噛みしめて味わうタイプのお菓子として、今の若い世代には新鮮に感じられているようです。

百貨店である三越伊勢丹では、こうした歴史ある和菓子もしっかりとラインナップされており、「日本の食文化に触れたい」「一度は食べてみたい」といった好奇心を後押ししています。
清浄歓喜団は、歴史好きな人へのちょっとしたプレゼントや、話題づくりの手土産としても選ばれており、「日本最古のお菓子を食べてみた」という体験そのものが、ひとつのエンタメになっていると言えます。

「食べるのがもったいない」華やかな開運干支缶

次に人気を集めているのが、三越伊勢丹で展開されている「開運干支缶」です。「食べるのがもったいない」「華やかで素敵」「大切な人にあげたい」といった声とともに話題になっています。

開運干支缶は、その年の干支モチーフをデザインに取り入れた、見た目にも華やかな缶入りのお菓子。
かわいらしい動物のイラストや、縁起の良い色づかい、和テイストの意匠などが組み合わさり、ひと目見ただけで「お正月」「新年」「お祝い」といったポジティブなイメージが伝わるのが魅力です。

中に入っているお菓子は、クッキーや焼き菓子、干菓子などブランドや企画によってさまざまですが、共通しているのは「贈り物として喜ばれる」という視点です。
年末年始のご挨拶、帰省の手土産、仕事仲間への差し入れなど、シーンを問わず使いやすく、「中身も外見もきちんとしている」安心感が、百貨店ブランドならではの強みと言えます。

「開運」「干支」「缶」というキーワードの組み合わせは、開けた瞬間のワクワク感と、食べ終わった後も缶を小物入れなどに再利用できる楽しみがセットになっているのもポイント。
SNSでは、中身のお菓子の写真だけでなく、缶そのものをインテリアとして飾っている様子を投稿する人も多く、「食べるのがもったいない」という声は、単に味だけでなく“モノとしての愛着”を表しています。

近年、三越伊勢丹ではクリスマスやバレンタインなど季節イベントに合わせた限定パッケージのお菓子も多数展開されており、「可愛いパッケージにも注目」と紹介されることが増えています。
干支缶もそうした「パッケージ買い」を誘うアイテムのひとつとして、年々存在感を増しているといえるでしょう。

「あっという間に食べきってしまう」海苔巻き菓子の魅力

三越伊勢丹で人気を集めているもうひとつのお菓子が、SNSなどで「家族みんな大好き」「風味が最高でリピ」「あっという間に食べきってしまう」と高評価が寄せられている海苔巻き菓子です。

海苔巻き菓子は、米菓やおかきの一種として昔から親しまれてきたスタイルで、香ばしく焼き上げた生地に、香り高い海苔を巻いたものが一般的です。
三越伊勢丹の売り場では、こうした海苔巻きタイプのお菓子が、老舗の米菓ブランドや専門店から多数出品されており、バイヤーがセレクトした素材の良さと丁寧な仕上がりが支持されています。

「風味が最高」と語られる背景には、海苔の香りと醤油やだしのうま味、そしてお米本来の甘みが重なり合う、日本人になじみ深い味わいがあります。
一口サイズで食べやすく、気づいたら「止まらなくなっていた」という声が出るのも納得のバランスです。

「家族みんな大好き」「リピートしている」といったコメントからは、派手さはないものの、日常のおやつとして選びやすい安心感が伝わってきます。
また、個包装になっている商品も多く、来客用のお茶請けや職場への差し入れなど、さまざまなシーンで使いやすいのも人気の理由です。

「百貨店のお菓子」は“体験”と“ストーリー”を楽しむ時代へ

今回話題になっている清浄歓喜団、開運干支缶、海苔巻き菓子という3つのお菓子には、いくつかの共通点があります。

  • 味だけでなく、ストーリー性がある
    清浄歓喜団には「日本最古級の菓子」という歴史的背景があり、開運干支缶には「一年の始まりを祝う」「開運を願う」といった縁起の良さが込められています。海苔巻き菓子も、昔ながらの米菓文化を受け継ぐ存在です。
  • ギフトやシェアに向いている
    三越伊勢丹という場で選ばれたお菓子は、「人に贈っても恥ずかしくない」という信頼があります。家族や友人、職場の仲間と一緒に食べたり、手土産として持って行ったりするシーンが想定されています。
  • 見た目・パッケージへのこだわり
    特に開運干支缶のように、「食べるのがもったいない」と言われるほどの華やかさを持つ商品は、写真映えも含めて人気が高まっています。清浄歓喜団の素朴で渋い雰囲気、海苔巻き菓子のきちんと並んだ姿なども、それぞれに“らしさ”があります。
  • SNSとの相性の良さ
    「父がゴリゴリ食べている」「あっという間に食べきってしまった」といった、日常のワンシーンを添えた投稿は、多くの人の共感を呼びやすく、お菓子の魅力を自然に伝えるきっかけになっています。

三越伊勢丹では、季節ごとにさまざまな限定スイーツやギフト向けのお菓子が提案されており、「2025年秋しか買えない限定スイーツ」や、「クリスマス限定チョコ&お菓子ギフト」など、期間限定の商品も多く登場しています。
こうした企画の積み重ねが、「三越伊勢丹なら、なにか特別なお菓子が見つかる」というイメージをさらに強めていると言えます。

贈り物にも自分へのご褒美にも 三越伊勢丹のお菓子売り場の楽しみ方

三越伊勢丹のお菓子売り場は、単に「商品を買う場所」ではなく、“選ぶ楽しさ”を味わえる空間としても人気です。
今回話題になっている3つのお菓子も、売り場やオンラインストアで見つける楽しみの一部と言えるでしょう。

  • 手土産・ギフト選びに
    清浄歓喜団のような話題性のある和菓子や、開運干支缶のような華やかなパッケージのお菓子は、年末年始の挨拶やお祝い事のギフトとしてぴったりです。
  • 自分へのご褒美・おうち時間のおともに
    「あっという間に食べきってしまう」と言われる海苔巻き菓子は、日々のティータイムのおともに。歴史ある清浄歓喜団をじっくり味わうのも、ちょっと特別なおやつ時間になります。
  • 話題づくりに
    「日本最古のお菓子を食べてみた」「干支缶がかわいすぎて食べられない」といった話題は、家族や友人との会話はもちろん、SNSでの投稿ネタとしても重宝します。

百貨店ならではの厳選されたラインナップと、季節ごとの企画、多彩なブランドが集まる環境は、「どれを選んでもハズさない」という安心感と、「まだ知らないおいしさに出会えるかも」という期待感を同時に満たしてくれます。
清浄歓喜団、開運干支缶、海苔巻き菓子をきっかけに、三越伊勢丹のお菓子売り場をゆっくり巡ってみると、新しいお気に入りが見つかるかもしれません。

参考元