イオンシネマみなとみらいで開催!保護者と子どもが本当に安心できる「ふぉぴすロードショー」特別上映会レポート
2025年8月26日、イオンシネマみなとみらいにて、子どもの発達に悩む保護者のためのWEBサービス「ふぉぴす」が主催する特別な映画上映会「ふぉぴすロードショー」が開催され、大きな注目を集めました。
ふぉぴすロードショーとは?その目的と背景
「ふぉぴすロードショー」は、「子どもの発達に不安や困りごとを抱える保護者」を支援するWEBコミュニティ「ふぉぴす」が主催する映画祭イベントです。近年、発達特性を持つ子どもたちや、映画館デビュー前の小さなお子様を持つ保護者から、「映画館に行きづらい」「周囲の目が気になる」「途中で泣いたり動き回ったらどうしよう」という声が多く聞かれるようになりました。それを受けて、「ふぉぴす」では従来の映画館体験に安心と自由をプラスし、誰もが気兼ねなく映画を楽しんでもらいたい、という強い思いから本企画が誕生したのです。
また、ふぉぴすは保護者同士が悩みを共有し、専門家の知見にも簡単にアクセスできるWEBサービス。映画という身近なエンターテインメントを通じて、「ひとりじゃない」と感じてもらえるコミュニティづくりにも寄与しています。
会場・開催概要
- 開催日:2025年8月26日(火)
- 会場:イオンシネマみなとみらい(神奈川県横浜市中区新港2-2-1 横浜ワールドポーターズ5F)
- 会場オープン:10:45
- 上映開始:11:00
- 料金:大人2,000円、こども1,500円
- 上映作品:「パウ・パトロール」
- 主催:WEBサービス「ふぉぴす」
今回は大人気アニメ「パウ・パトロール」を貸切の映画館で鑑賞できるということで、子どもたちにも大きな期待が寄せられました。
参加にはWEBでの事前申込制を採用し、安全かつスムーズな運営にも配慮されました。
「自分たちらしく楽しむ」ための配慮と、特別な空間づくり
ふぉぴすロードショーの最大の特徴は、「周囲の視線を気にせず、自由な雰囲気で映画を楽しめる」点です。
通常の映画館では「静かにしなきゃ」「途中で席を立てない」といった暗黙のルールがありますが、今回は以下のような独自ルールと配慮がなされました。
- 入退場自由:子どもが途中で泣いても、席を立ちたがっても出入りはいつでもOK。
- 多少の声やリアクションも大歓迎:歌っても、大きな声で反応しても大丈夫。
- 館内の照明は明るめで上映:完全に暗転せず、子どもたちが安心できる照明。大人も子どもの様子を常に見守れるため、ストレスが少なくなります。
- 保護者・子ども同士の交流スペース:上映前後には情報交換や悩み相談ができる場も用意され、温かいコミュニティが自然発生。
これらの配慮により、発達特性を持つ子どもはもちろん、「映画館デビュー」のご家族や、今まで映画館に行くことを諦めていた家庭まで幅広い層が参加。
当日はスタッフが丁寧にサポートする体制も整えられており、「ひとりじゃない」と思える安心感と、家族みんなで映画を楽しむ喜びが随所に見られました。
上映作品「パウ・パトロール」と選定理由
上映されたのは、子どもたちに絶大な人気を誇るアニメ「パウ・パトロール」。
「勇気」「思いやり」「協力」をテーマにした作品で、小さな子どもでも理解しやすいストーリーや、親しみやすいキャラクターが特徴です。
参加した保護者たちからは「うちの子の大好きな作品だったので、家族で盛り上がれました」「大画面・大音響で観る経験ができて本当に良かった」といった声が上がりました。
アニメ内容のやさしさや安心感もあり、初めての映画館体験にはぴったりの選出となりました。
参加者の声・イベントの反響
イベント終了後には、参加者から様々な感想が寄せられました。
- 「発達特性のある子を連れての外出は大きなハードルでしたが、ここなら本当に安心できました。」
- 「途中で泣いたり、席を立ってもスタッフの方が温かく見守ってくれて、家族みんなでリラックスして過ごせました。」
- 「同じ悩みをもつお母さん・お父さんと話せて、”自分だけじゃない”と勇気をもらえました。」
- 「子どもが大好きなアニメを、こんなに大きなスクリーンで観られて、親子にとって素晴らしい思い出になりました。」
そのほかSNSやふぉぴすのWEBサイトでも、「今後も続けてほしい!」「もっと多くの地域で開催してほしい」など、前向きな要望と感謝の声が多く投稿されました。
発達に関するWEBコミュニティ「ふぉぴす」の取り組み
「ふぉぴす」は、子どもの発達について悩みを持つママパパのためのコミュニティサイト・WEBメディアです。
サイト上では、先輩保護者や専門家、インフルエンサーが発達に関する悩みや疑問に答えるほか、役立つグッズや子育てノウハウのコラムなども発信。
保護者のみならず、当事者の子どもやその兄弟姉妹、家族全体にとっての情報の拠り所となっています。
今後の展望とイベントへの期待
「ふぉぴすロードショー」への反響を受け、今後もイオンシネマみなとみらいや地域の映画館と連携し、“誰もが安心して楽しめる特別な映画体験”の輪をさらに広げていく方針が打ち出されています。
また映画上映以外にも、保護者が直接悩みや疑問を専門家に質問できる「相談会」や、親子で楽しめるワークショップなど、イベント内容のさらなる充実も検討中です。
まとめ:支え合いと「共感」にあふれたやさしい空間
今回の「ふぉぴすロードショー」は、「発達特性があっても、どんな家庭でも、映画館の楽しさをまっすぐに感じてほしい」という主催者の思いが溢れるイベントとなりました。
日本全国の多くの地域でも、同様の取り組みが今後広がっていけば、保護者や子どもたちの心の拠り所がさらに増えていくでしょう。
子どもたちの「楽しかった!」という笑顔と、寄り添い合う保護者たちの交流の輪――イオンシネマみなとみらいは、2025年夏、誰もが主役になれるやさしい映画館として温かな一日を刻みました。