「ブルガリ カレイドス」過去最大規模で開催―華やかなゲストと色彩の世界

2025年9月17日、国立新美術館にて、ローマ発のハイジュエラー「ブルガリ」の大規模展覧会「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」が開幕しました。開催初日には、チャン・ウォニョンキム・ジウォン、そして目黒蓮などアジアを代表する豪華ゲストが多数登場し、ラグジュアリーなフォトコールで華を添えました。「ブルガリ」展としては実に10年ぶり、そして日本国内では史上最大規模の開催となる本展。約350点のマスターピースが集結し、美と創造性の旅へと来場者を誘っています。

豪華ゲストが彩るオープニング・フォトコール

  • チャン・ウォニョンは、世界的K-POPスターとして憧れの的。エレガントなドレスに輝くブルガリジュエリーを纏い、その優雅な姿が話題を呼びました。
  • キム・ジウォンは抜群の存在感で登場し、「ブルガリの優雅な精神を、350点ものジュエリーから感じました」と語り、芸術とクラフツマンシップへのリスペクトを示しました。
  • 目黒蓮は端正なスーツ姿で、男性ゲストとして会場の視線を集めました。
  • 桐谷美玲は純白のドレスに身を包み、「まるで女神のよう」と多くの絶賛コメントが寄せられました。背中を大胆に魅せたシルエットで、「セクシーさ」も演出。

このほか国内外から著名人が多数来場し、まさにファッション、カルチャー、アートが交差する一夜となりました。

「カレイドス」展―色彩と技巧が紡ぐイタリアと日本の対話

展覧会「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」は、色彩をキーワードに、華麗なジュエリー約350点を中心に、現代アートやクラフツマンシップの粋を紹介しています。展覧会タイトル「カレイドス」は、ギリシャ語で「美しい(カロス)」「形態(エイドス)」に由来。会場にはブルガリ・ヘリテージ・コレクションと貴重な個人コレクションから、色彩のマスターピースと呼ぶにふさわしい作品が一堂に会しています。

本展では、イタリアと日本の文化的つながりにも注目。アートとデザインにかける両国の情熱と豊かな歴史が、ブルガリの独自性とともに際立っています。
ブルガリは、色彩というユニバーサルな言語を通じ、ラグジュアリージュエリーに革新をもたらし続けてきました。なかでも「セルペンティ」コレクションは、1948年より進化し続ける象徴的なシリーズであり、本展の大きな見どころのひとつです。

見どころ1:「色彩の旅」としての展覧会体験

  • 約350点のジュエリーは、時代や技法、そして表現されるカラーの多様性が圧巻です。宝石のセッティング、エナメル彩色、貴金属の彫金など、熟練職人による卓越した技を間近で鑑賞できます。
  • 展示空間は建築ユニットSANAAによる設計。明るく開放的な空間構成が、色彩豊かなジュエリーを引き立て、「万華鏡」のような幻想的世界を創り出しています。
  • さらに現代女性アーティスト、ララ・ファヴァレット森万里子中山晃子による特別展示も実現。色彩や素材との対話を通じて、ブルガリの新たな芸術的可能性が提示されています。

見どころ2:伝統と革新の「セルペンティ」コレクション

「セルペンティ」は、蛇をモチーフにしたブルガリの代名詞的ジュエリー。
1948年に誕生して以来、「始まりと終わりのない進化」の象徴として、そのデザインは再解釈を重ねてきました。現代的な解釈・マテリアルの選定、稀少なジェムストーンの組み合わせなど、クラフツマンシップの粋が集約されています。オープニングイベントでも多くのゲストがセルペンティを身につけ、ブランドの伝統と現代性を体現しました。

見どころ3:アート、デザイン、カルチャーの交差点

  • ジュエリーそのものの美しさとともに、それを取り巻く文化的背景、職人技、そして受け継がれるブランド哲学に触れることができる点が、本展の醍醐味です。
  • イタリアらしい大胆な配色、アシメトリーな造形が、繊細な日本文化とどのように響き合うか、実物展示が豊かに語っています。
  • 展覧会を通して、アートとジュエリーの境界を越える体験を楽しむことができます。

会場・開催情報

  • 展覧会名:ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧
  • 会期:2025年9月17日(水)~12月15日(月)
  • 会場:国立新美術館(港区六本木7-22-2)
  • 開館時間・チケット情報等は公式サイトでご確認ください。

来場者の声と余韻

会場を訪れた人々からは、「宝石の色彩に圧倒された」「古典から現代まで、ブルガリの進化が一度に見られて感動」「ウォニョンや桐谷美玲など、憧れのスターに会えたことも特別な思い出になった」といったコメントが多く聞かれました。

本展覧会は、美術、ファッション、カルチャーのクロスオーバーを体感できる唯一無二の場。会期は12月15日までとなっています。興味のある方は、ぜひ国立新美術館でブルガリの色彩の旅をご体験ください。

参考元