令和ロマンが快挙達成!史上初2連覇の「M-1グランプリ2024」全記録
M-1グランプリ2024の決勝戦が2024年12月22日に開催され、令和ロマンが見事に優勝し、大会史上初の2連覇という前人未到の偉業を達成しました。令和ロマンは2023年に続いての優勝で、その存在感と実力を改めて全国に知らしめました。今大会は史上最多となる1万330組もの漫才師が参加し、激戦となりました。
M-1グランプリ2024とは?
M-1グランプリは、毎年開催されるお笑い界最大級の漫才コンテストで、若手から実力派まで、多くの芸人が“日本一”の称号と賞金1000万円を懸けて挑みます。本年は開催20回目を迎える節目の年で、かつてない規模と熱気に包まれました。
決勝進出者と激戦の模様
- 応募総数:10,330組(過去最多)
- 決勝進出者:エバース、ジョックロック、令和ロマン、バッテリィズ、真空ジェシカ、ヤーレンズ、トム・ブラウン、ダイタク、マユリカ、ママタルト
- 敗者復活枠から決勝の座を掴んだコンビも
激戦を勝ち抜き、最終決戦には令和ロマン、バッテリィズ、真空ジェシカの3組が選出されました。特に決勝ラウンドでは、票が割れる白熱の展開となり、最後は審査員9人中5票を獲得した令和ロマンが頂点に立ちました。
決勝結果詳細
順位 | コンビ名 | 最終決戦票 | 点数 |
---|---|---|---|
1位 | 令和ロマン | 5票 | 850点 |
2位 | バッテリィズ | 3票 | 861点 |
3位 | 真空ジェシカ | 1票 | 849点 |
4位 | エバース | – | 848点 |
5位 | ヤーレンズ | – | 825点 |
6位 | トム・ブラウン | – | 823点 |
7位 | ダイタク | – | 820点 |
7位 | マユリカ | – | 820点 |
9位 | ジョックロック | – | 819点 |
10位 | ママタルト | – | 812点 |
令和ロマン 史上初2連覇の快挙の意義
令和ロマンは高比良くるまと松井ケムリによるコンビで、2018年の結成からわずか6年でM-1王者の頂点に立ち、さらに2024年で2連覇を果たしました。過去にもM-1で連覇が期待されたコンビはあったものの、いずれも達成できませんでした。歴代で2連覇を果たした例がない中、この偉業は圧倒的な実力と安定感の証といえます。
- トップバッターから2年連続優勝:「トップバッターは不利」とされる中、2年連続で最初に登場し、そのまま優勝するのは前例がなく、場の空気を一気に掌握する力の高さが際立ちました。
- 前人未到の快挙:フットボールアワー、NON STYLE、パンクブーブーなどの歴代王者も成し遂げられなかった“2連覇”。
審査員コメント「劇場力」とネタの進化
審査員や評論家からは、令和ロマンの漫才に対し「劇場経験の厚さ」「どんな状況でも自分たちの世界観を崩さない対応力」といった高評価が相次ぎました。M-1独特の緊張感の中、「圧倒的なネタの完成度」と「観客を爆笑に引き込む間合いの絶妙さ」で他の追随を許さなかったとも評されています。
特に2024年決勝の2本目のネタでは、設定・セリフ回し・間の使い方すべての点で「本領発揮」となり、会場全体を一体にした圧倒的な空気を作り出しました。お笑いファンや業界関係者からは「まさに新時代の王者」との声も高まっています。
令和ロマンの大会直後の喜びの声
優勝後の会見で高比良くるまさんは「M-1にすべてを懸けてきたので、この2連覇は本当に嬉しいです」と涙ぐみながら喜びを語りました。松井ケムリさんも「応援してくれるみんなのおかげ。これからも新しい漫才を届け続けます」と感謝の気持ちを表現しました。
M-1グランプリ2024 配信情報
「M-1グランプリ2024」の決勝は、Leminoでアーカイブ配信が決定しています。見逃した方も後日好きなタイミングで話題の激戦を振り返ることができるようになりました。
令和ロマンに感じる現代漫才の魅力
彼らは従来の王道漫才の枠を守りつつも、常に新しい挑戦をし続け、細やかな感情表現や現代的なユーモアを融合したことで幅広い世代に支持されました。決勝ラウンドでみせた臨機応変な掛け合いと、空気を変えるキャラクター性は令和ロマンの最大の魅力だといえます。
今後のM-1と令和ロマンの展望
今大会の成功、そして2連覇という実績をもって、今後さらなる漫才ブーム、また新しいお笑い文化が拡大していくことが予想されます。令和ロマンの存在は、お笑い界の未来そのものに新たな活力を与えるものとなったはずです。
M-1グランプリ2024関連記事やSNSの反応
- 「#M1 #令和ロマン」などのハッシュタグがSNSでトレンド入り。
- お笑いファンのみならず、普段M-1を観ない層からも祝福コメント多数。
- M-1公式アカウントやニュースメディアでも連覇の快挙を大きく報道。
国内外にその名を轟かせた令和ロマンの快進撃。“お笑い第7世代”を代表する二人が、今後どのような活躍を見せるのか、目が離せません。