愛子さま、ラオスで初の海外公務 凱旋門視察や民族衣装姿で話題に

2025年11月18日、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが東南アジアのラオスを公式訪問し、皇室として注目を集めています。今回の訪問は、愛子さまにとって初めての海外公務という意味でも大きな節目となりました。首都ビエンチャンでは、凱旋門の視察や民族衣装をまとっての寺院参拝、国家主席への表敬訪問など、多彩なスケジュールが組まれ、現地でも大きな関心を呼んでいます。

凱旋門で現地の歴史に触れ、笑顔で交流

愛子さまは、ラオスの首都ビエンチャンにある凱旋門を視察されました。この凱旋門は、フランスからの独立を記念して建てられた歴史的建造物で、ラオスの人々にとって誇りの象徴です。愛子さまは、凱旋門の上から街を見渡しながら、現地の説明を受けられ、その歴史や文化に深く関心を寄せられた様子が伝わってきました。

視察中、愛子さまは笑顔で周囲の人々に手を振るなど、親しみやすい姿勢を見せられました。凱旋門の前では、現地の関係者や観光客とも和やかに交流され、ラオスの人々からも温かい歓迎を受けました。この場面は、多くのメディアで取り上げられ、日本国内でも大きな話題となりました。

民族衣装で仏塔を訪問、雅子さまの面影も

凱旋門の視察に続いて、愛子さまはラオスの代表的な仏塔「タートルアン」を訪問されました。この日は、アイボリーとラベンダーカラーの民族衣装「シン」に身を包み、両手を合わせるラオス式のあいさつをされました。この衣装は、ラオス側から贈られたもので、愛子さまの優雅な姿が多くの人々の心を捉えました。

仏塔の前では、愛子さまご自身が現地の担当者を誘って一緒に写真を撮るなど、和やかな交流の場面も見られました。その姿には、皇后雅子さまの面影を感じる人も多く、「青×白の上品スタイル」で出発された際の報道とも重なり、皇室の伝統と新しい世代のつながりが感じられました。

国家主席への表敬訪問、両陛下からのメッセージを伝える

愛子さまは、トンルン国家主席への表敬訪問も行いました。表敬訪問では、天皇皇后両陛下からのメッセージが伝えられ、日ラオス両国の友好関係のさらなる発展が願われました。愛子さまは、初めての海外での公式会談という緊張の中でも、落ち着いた態度で臨まれ、現地の関係者からも高い評価を受けました。

この表敬訪問は、皇室の外交活動においても重要な一歩となりました。愛子さまの姿勢は、若い世代が両国の懸け橋となることを願うものであり、今後の日ラオス関係の発展に期待が寄せられています。

晩餐会で初の海外スピーチ、ラオス語も交えて

晩餐会では、愛子さまが初めて海外で公式のお言葉を述べられました。スピーチでは、両国の友好や若者の交流の重要性について語られ、ラオス語も交えて挨拶をされました。この場面は、13年前に天皇陛下がラオスを訪問されたときと重なるもので、皇室の伝統と新しい世代のつながりが感じられました。

晩餐会に先立っては、出席者の幸せを祈るラオス伝統の儀式も受けられ、愛子さまの柔軟な対応が称賛されました。スピーチの最後には、ラオス語で乾杯の挨拶もされ、現地の人々から大きな拍手が送られました。

今後の訪問スケジュール

愛子さまのラオス訪問は、これからも続きます。小児病院や不発弾の被害について発信する施設の視察など、多様なスケジュールが組まれており、現地の人々との交流も深められる予定です。今後の訪問の様子も、メディアを通じて随時配信される予定です。

愛子さまのラオス訪問は、皇室の新たな一歩として、多くの人々の心を動かしています。凱旋門の視察や民族衣装姿、国家主席への表敬訪問、晩餐会でのスピーチなど、一つ一つの場面が、日ラオス両国の友好関係の発展に寄与するものとなっています。

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