「おはよう朝日です」45年の歴史を紡いだキャラクター「おきた」リニューアルと新たな挑戦

関西の朝に欠かせない情報番組『おはよう朝日です』(通称「おは朝」)は、2025年に放送開始から47年目を迎えました。そのなかで、1981年から45年にわたり多くの視聴者に親しまれてきた番組マスコットキャラクター「おきた」が、2025年8月、装いも新たにリニューアルされました。さらに、兄妹キャラクター・妹の「めざめ」も今回新デザインとなり、番組のもう一つの顔として注目を集めています。

長年愛された「おきた」の歩みとリニューアルの理由

「おきた」が『おはよう朝日です』に初登場したのは1981年3月、それ以来45年間にわたり出演期間最長の番組キャラクターとして、関西の朝に元気と笑顔を届け続けてきました。単なるマスコット以上の存在として、番組オリジナルのアニメーションやミニクイズコーナー「おきたらんど」など、幅広いコーナーで視聴者と触れ合ってきました。

2025年8月25日の生放送で新しいイラストがお披露目され、新コンセプト「チャレンジ」のもと、大胆なイメージチェンジが実施。これには、子どもたちに「やってみたい!」という気持ちの後押しをしたい、関西から全国、世界へと元気と笑顔の輪をより大きく広げていきたいという番組の思いが込められています。

リニューアル内容:キャラクターも名称も“新しい朝”

  • イラストの刷新:「おきた」はこれまでの親しみやすい雰囲気を残しつつも、現代の子どもたちにもより親近感を持ってもらえるような柔らかなタッチに変更されました。
  • 正式名称の改名:「おき太(朝おき太)」から、ひらがなの「おきた」へと表記変更。これは、より広い世代に親しんでもらいたい、という意図が背景にあります。
    また、妹の「朝めざめ」も「めざめ」というひらがな名に改まりました。
  • 妹キャラクター「めざめ」のイラストも新しく:「おきた」の妹「めざめ」も新たなデザインに生まれ変わり、兄妹そろっての出演が今後さらに増えていく予定です。
  • 「おきたらんど」のテーマソングも一新:子どもと一緒に「朝チャレンジ」を盛り上げる新テーマソングが導入され、番組全体でリスタートを感じさせる雰囲気となっています。

「おきた」と「めざめ」のキャラクタープロフィール

  • おきた(永遠の8歳・兄): いつも元気いっぱいで、朝が大好き。45年もの長きにわたり番組を見守り、視聴者に寄り添ってきた存在。
  • めざめ(永遠の6歳・妹): 明るくかわいらしいムードメーカーで、最近では兄とともに番組の人気コーナーにも登場。2025年のリニューアルでますますその存在感を高めています。

「チャレンジ」コンセプトと番組の未来

今回のリニューアルで最も重視されたテーマが「チャレンジ」です。「おはよう朝日です」がこれからも子どもたちへ“自分も何かやってみたい”という前向きな気持ちを伝え、家族で楽しい朝を迎えてもらうため、キャラクターたちも新たなステージで多様な活動にチャレンジしていく予定です。

このコンセプトは単なるデザインチェンジにとどまらず、コーナー構成や演出にも色濃く反映されており、たとえば新しくなった「おきたらんど」では、視聴者参加型のミニクイズやチャレンジ企画が増強され、多くの参加者が楽しく挑戦できる内容になっています。

ABCテレビ「おはよう朝日です」番組情報

  • 放送曜日:月曜~金曜
  • 放送時間:午前5時~8時(3時間生放送・関西ローカル)
  • 主な出演者(2025年8月時点):
    • 月曜日:MC 小櫃裕太郎、アシスタント 大石紗椰
    • 火曜日~金曜日も曜日替わりでMC・アシスタントが登場(詳細は番組公式情報を参照)

関西から全国、世界の「朝」を元気に

「おはよう朝日です」のリニューアルプロジェクトは、番組の枠を超え、関西から全国、さらには世界の朝を元気にするという大きなビジョンのもとに展開されています。視聴者や家族の“朝時間”をもっと応援したい、もっと楽しいものにしたい、という強い願いが背景にあります。

誕生から45年、時代とともに歩み続けてきた「おきた」と「めざめ」は、今後も新たなチャレンジを通じ、世代を超えて愛される存在になることでしょう。

レギュラー出演者一覧(2025年8月現在)

  • MC:小櫃裕太郎、大石紗椰(ほか曜日替わり)
  • リポーター・料理コーナー・気象キャスターなど、多彩な顔触れ
  • 新生「おきた」「めざめ」兄妹も随時番組に登場

まとめ:世代を越えた新たな朝の象徴へ

「おはよう朝日です」とともに成長し続ける「おきた」と「めざめ」。新しいデザインとともに、番組の象徴、そして関西の「朝の顔」としてこれからも視聴者に元気と笑顔を届けます。
家族や子どもたちがワクワクしながら毎朝を迎えられる、「チャレンジ」精神あふれる未来の“おは朝”にどうぞご期待ください。

参考元