ゴダイゴのタケカワユキヒデが作曲した新校歌が披露される
長崎外国語大学を運営する学校法人長崎学院の創立80周年と、大学開学25周年を記念して制作された新しい校歌が、2025年11月26日に学生たちに初めて披露されました。この校歌は、日本を代表するグループサウンズ・ゴダイゴのボーカルとして知られるタケカワユキヒデさん(73歳)が作曲を担当し、ゴダイゴのヒットソングを手がけた奈良橋陽子さん(78歳)が作詞をしています。
校歌の最大の特徴は、歌詞がすべて英語で構成されているという点です。外国語教育に力を入れる大学の特性を反映した、独創的な選択といえるでしょう。歌詞には祈りや感謝、そして平和の尊さなどの思いが込められており、単なる学園讃歌に留まらない深い意味を持つ作品として完成しました。
「銀河鉄道999」などの名曲を手がけたコンビによる制作
タケカワユキヒデさんは、ゴダイゴとして「銀河鉄道999」「モンキーマジック」「ガンダーラ」といった日本の音楽史に残る名曲を生み出してきた音楽家です。一方、作詞を担当した奈良橋陽子さんも、ゴダイゴの多くのヒットソングの歌詞を手がけてきた実績があります。この黄金コンビが、長崎外国語大学のための新しい校歌制作に携わったことで、音楽的な質の高さが保証されているといえます。
校歌は、「学院創立80周年・大学開学25周年記念感謝礼拝」で、卒業生でシンガーソングライターのタナカハルナさんによって初演されました。彼女の美しい歌声により、この新しい校歌は学生たちに強い印象を与えました。
英語の歌詞に込められた深いメッセージ
校歌の英語歌詞には、長崎外国語大学の学生たちへの想いが詰まっています。タナカハルナさんの歌唱による歌詞の和訳では、「川をたどり海へと伸びていく、自由でありたいと願うあなたの心に従って。すべてはここから始まる。私たちはここにいる、まさにここ長崎に、長崎外国語大学に」というメッセージが伝わってきます。
このように、校歌は学生たちの成長や可能性、そして自由と希望へのメッセージを含んでいます。さらに、平和の尊さを表現することで、国際的な視点を持つ外国語大学の学生に対して、世界平和への貢献を促すというメッセージも込められているのです。
作曲者・作詞者からのコメント
タケカワユキヒデさんは、ビデオメッセージで制作の意図を語っています。「英語を生かした厳かで力強い曲にしようと思って作りました。学校の思い出と一緒に心に残る曲になってくれるとうれしいです。この校歌が末永く歌い継がれていくことを願っています」と述べました。
作詞者の奈良橋陽子さんも現地に出席し、「この歌を通して、皆さんに、プッシュをエネルギーと、自分たちを信じて進んでいっていただきたいと思います」とメッセージを送りました。彼女の言葉からは、学生たちへの温かいエールと、自分たちの可能性を信じることの大切さが伝わってきます。
長崎外国語大学の歴史と発展
長崎外国語大学は、1945年に「長崎外国語学校創立事務所」として創立され、その後1950年に長崎外国語短期大学となり、2001年に長崎外国語大学として開学しました。今回の校歌制作は、学院創立80周年と大学開学25周年というダブルの記念すべき節目を祝うものとなっています。
この節目を機に、新しい校歌が制作されたのは、大学の歴史と発展を象徴する出来事といえるでしょう。创立以来、多くの学生たちを送り出し、国際社会で活躍する人材を育成してきた同大学の歩みが、この校歌に込められているのです。
学生たちの反応
校歌が披露された式典に参加した学生たちからは、肯定的な感想が多く聞かれました。「みんなで英語も楽しめるし、いい歌詞だなと思いました」という意見や、「歌詞に込められている意味とかを大事にしながら学校生活を送っていきたいと思います」というコメントが学生から上がっています。
学生たちが歌詞の意味を理解し、その深いメッセージを自分たちの学生生活に反映させようとしている姿勢は、この校歌制作が成功したことを示しています。単に美しい曲というだけではなく、学生たちに対して実際に影響を与える作品となっているのです。
今後の活用と期待
新しい校歌は、今後の入学式や卒業式などの大学の式典で披露されることが決まっています。毎年、多くの新入生たちがこの校歌を聞き、歌うことになるでしょう。
全編英語歌詞という、日本の大学校歌としては珍しい試みは、長崎外国語大学の国際的な特性を強く表現しています。タケカワユキヒデさんと奈良橋陽子さんという、日本音楽史を代表するコンビが手がけたこの校歌は、学生たちとともに「末永く歌い継がれていく」ことで、大学の歴史と伝統の一部となっていくのです。



