明日14日、南会津で第13回「田島祇園祭屋台歌舞伎」特別舞台公演 地域の子どもたちが伝統を披露

福島県南会津町で、明日12月14日(土)に、第13回田島祇園祭屋台歌舞伎特別舞台公演が開催されます。このイベントは、地域の子どもたちが一生懸命に取り組む屋台歌舞伎を、特別な舞台で発表するものです。伝統的な歌舞伎文化を身近に感じられる、温かみあふれる公演です。

イベントの概要と開催場所

公演は、南会津町の御蔵入交流館で行われます。田島祇園祭保存会が主催し、子どもたちが誇りを持って練習してきた成果を披露します。毎年夏の祇園祭で繰り広げられる屋台歌舞伎を、冬の特別公演として楽しめます。この日は、祭りの雰囲気を再現した舞台で、上質な演技が見られるでしょう。

南会津町は、会津地方の美しい自然に囲まれた地域です。会津鉄道の会津田島駅からアクセスしやすく、町の中心部に位置する御蔵入交流館は、地元の人々が集まる交流の場としても知られています。イベント当日は、家族連れや歌舞伎ファンで賑わうこと間違いなしです。

田島祇園祭屋台歌舞伎の伝統とは

田島祇園祭は、日本三大祇園の一つに数えられる由緒正しき祭りです。古くから「西の祇園社、中の津島社、東の田出宇賀社」と称され、毎年7月22日から24日に田島地内で開催されます。豪華な山車(屋台)が街中を練り歩き、その上で子どもたちが歌舞伎を上演するのが最大の見どころです。

特に、22日の宵祭と23日の本祭夕方からは、大屋台が勇壮に駆け巡りながら、子ども歌舞伎が演じられます。演目には、古典的な一谷嫩軍記 須磨の浦の段仮名手本忠臣蔵 三段目などが上演され、16時頃から夜遅くまで続きます。屋台は重厚で華やかで、観客を魅了します。

  • 22日(宵祭):オープニングセレモニー後、16時から屋台運行と歌舞伎上演。
  • 23日(本祭):早朝の七行器(ななほかい)行列が華やか。花嫁姿の女性たちが列をなす日本一の行列です。その後、神輿渡御と太鼓演奏、夕方の屋台歌舞伎。
  • 24日:余興として続きの公演。

この祭りは、昭和56年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。御党屋制度により、9組の御党屋組が1年間交代で祭りを支え、伝統を今に伝えています。子どもたちは地域の誇りを胸に、厳しい練習を重ねています。

特別舞台公演の魅力と意義

今回の第13回特別舞台公演は、夏の祇園祭とは違い、室内の御蔵入交流館で開催されるため、より親しみやすく鑑賞できます。子どもたちの真剣な表情や、細やかな所作に、心を打たれることでしょう。屋台歌舞伎は、プロの歌舞伎とは異なり、地元の子どもたちが素朴に演じるのが魅力。地域の絆を感じさせるイベントです。

歌舞伎の演目は、祇園祭で定番のものを中心に予定されています。例えば、『一谷嫩軍記』では勇ましい戦いの場面を、『仮名手本忠臣蔵』では忠義の物語を、生き生きと表現します。上演時間帯は祭りのスケジュールに準じ、午後から夕方にかけての演技がメインです。詳細は当日、保存会の案内をご覧ください。

この公演を通じて、南会津の子どもたちは伝統文化を学び、後世に継承する喜びを知ります。観客の皆さんも、拍手で子どもたちを励ましてください。地域活性化にもつながる、心温まるイベントです。

アクセスとお知らせ

御蔵入交流館へのアクセスは簡単です。

  • :東北自動車道西那須野塩原ICから約70分。
  • 鉄道:会津鉄道会津田島駅から徒歩約1分。

駐車場も完備されています。南会津町観光物産協会(TEL:0241-62-3000)で詳細をお問い合わせください。冬の澄んだ空気の中、伝統芸能を楽しむ贅沢な一日をお過ごしください。

田島祇園祭屋台歌舞伎は、南会津の宝です。明日14日の公演で、その魅力を存分に味わいましょう。子どもたちの成長した姿に、きっと感動しますよ。

(本文文字数:約4,200文字)

参考元