羽田美智子が巡る夏の淡路島――自然・文化・美食で感じる島の魅力

2025年9月14日、読売テレビ・日本テレビ系の人気旅番組「遠くへ行きたい」にて、女優・羽田美智子さんが兵庫県淡路島を訪れる様子が放送されました。淡路島は古くから「香りの島」と呼ばれ、豊かな自然と伝統文化、美しい海の景観、そして豊富な食材に恵まれています。今回は、線香作り体験や神秘的な海ホタルショーの見学、淡路島名物鱧鍋の味わいなど、五感すべてでこの島の魅力を体感した一日を、優しい視点で綴ります。

淡路島を象徴するフレッシュなハーブ畑で癒やしの香り

旅の始まりは、色とりどりの花々が咲き誇る公園から。海風に包まれながら、島の西岸に広がる絶景に心が躍ります。最初の目的地は、若手農家たちが営む「フレッシュグループ淡路島」。ここは淡路島の温暖な気候を活かして、さまざまなハーブが育てられている農園です。
バジルの香りがハウスいっぱいに広がる中、羽田さんは農家の皆さんからハーブの特徴や育て方を学びます。庭でバジルを育てている経験も生かし、ハーブの奥深さに触れるひとときとなりました。

  • ハーブ畑ならではの爽やかな香りに包まれる。
  • バジルやミントなど多彩なハーブが栽培されている。
  • 農家からハーブ栽培のコツを聞くことで、自宅での植物育成にも役立つ知識を収穫。

130年の伝統を誇る淡路島線香――オリジナル線香作りに挑戦

続いて訪れたのは、創業130年を超える線香メーカー。淡路島は全国の線香生産量の約50%を占めており、「香りの島」として大きな存在感を持っています。羽田さんはアロマセラピストの資格を活かし、スタッフと一緒にオリジナル線香作りにチャレンジしました。
工程ごとに職人のこだわりと伝統技術が光り、中でも香りのブレンドには細やかな注意が払われます。自身でこねた香料を棒状に伸ばす作業では、不慣れながらも丁寧に仕上げる羽田さんの姿が印象的でした。

  • 伝統の製法を守りつつ、時代に合わせた香りづくりへの取り組み。
  • 原材料選びや調合の奥深さを体験。
  • 自作の線香に「思い出」という香りを込める。

夕暮れの尾崎海水浴場で海ホタルショー――神秘の光に包まれる夜

陽が沈みかけた頃、羽田さんは尾崎海水浴場を訪れます。ここで待っていたのは、淡路島の夏の風物詩「海ホタルショー」
夜の静寂の中、海中に青白く浮かび上がる無数の小さな光。この海ホタルは「ルミネセンス(生物発光)」という自然現象で、気温や潮の動きによって微妙に異なる幻想的な光景を創り出します。
ゆるやかな波音とともに、海面に広がる青い光がまるで星空のように輝き、訪れる人の心を優しく癒やしてくれます。

  • 海ホタルの美しい発光は、淡路島の自然の神秘を象徴。
  • 夏の間だけ楽しめる期間限定のショー。
  • 訪れる人々に感動と癒やしをもたらす特別な体験。

特産品と旬の鱧鍋を味わう――美食の宝庫・淡路島

淡路島は「食材の宝庫」としても知られています。今回、羽田さんが足を運んだのは、南あわじ市にある島内最大級の産直市場「美菜恋来屋(みなこいこいや)」。玉ねぎやレタスなど新鮮な野菜が所狭しと並び、地元の人々や観光客で賑わいます。
ここで特に注目されたのが、夏に旬を迎える「鱧(はも)」。淡路島周辺の鱧は、身がしっかりしていて旨味が濃いのが特徴です。
夕食には、活魚料理店「三富」の大将が自らさばいた新鮮な鱧を、地元の玉ねぎや季節の野菜とともに鍋でいただきます。鱧の繊細な味わい、玉ねぎの甘み、海塩の風味が絶妙に調和し、島の自然がギュッと凝縮されたひと皿でした。

  • 新鮮な淡路島産玉ねぎや夏野菜がたっぷり。
  • 鱧の骨切りには熟練の技が必要で、その様子も見どころ。
  • 食を通じて土地の恵み、作り手の想い、島の歴史を味わうことができる。

羽田美智子が見つけた“島時間”の贅沢さ

今回の旅で羽田さんが実感したのは、忙しない日常から一歩離れ、淡路島ならではの”島時間”をゆっくり味わうことの大切さでした。
自然の音に耳を澄ませ、手で触れ、香りを感じ、食を楽しむ――五感すべてで島を満喫することで、本来の自分を取り戻すような心地よさに包まれたと語っています。
淡路島の人々の温かさと、伝統を大切にするものづくりの現場も、印象深い体験となりました。

次の休日は淡路島へ――見どころ&おすすめ体験まとめ

  • 淡路島の自然や香りに包まれる公園・ハーブ農園
  • 全国有数の産地として知られる線香作りの歴史体験
  • 夏限定の幻想的な海ホタルショーは必見
  • 地元産直市場で新鮮な特産野菜や海の幸を味わう
  • 伝統と季節を感じる鱧鍋などの郷土料理

淡路島はいつ訪れても、初めての驚きや感動が待っている島。
羽田美智子さんとともに巡ることで、その魅力はさらに多くの人たちに伝わったことでしょう。
ぜひこの夏は、五感で淡路島を感じ、癒しと感動の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

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