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シソンヌじろうさんのありのままを捉えた写真展、弘前で開催 ― 永野雅子さんが映し出す「弘前愛」
2025年8月21日、青森県弘前市の中央弘前駅に隣接する「ギャラリーまんなか」にて、写真家・永野雅子さんによる写真展「シソンヌじろうさんの弘前散歩」が華やかに開幕しました。
本展は、弘前市出身の人気お笑いコンビ・シソンヌのじろうさんが、慣れ親しんだ弘前のまちを自然体で歩む姿を約2年半にわたり永野さんが撮影し、厳選した約60点の作品が会場に並んでいます。
地元に深く根ざしたテーマと、被写体と写真家双方の故郷への想いが共鳴する本展の背景や、展示作品の魅力、地域との関わりなどをじっくりご紹介します。
写真展開催のきっかけと背景
永野雅子さんが弘前に初めて訪れたのは2002年。現代美術家・奈良美智さんの個展をきっかけに、その土地と人々の持つやさしさ、豊かな自然、歴史の香りに心を動かされ、以来たびたび訪れては作品を撮り続けてきました。
2022年には弘前れんが倉庫美術館で開催された「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」展にも参加し、永野さんの写真は同美術館の収蔵作品ともなっています。
この写真展の企画は、永野さんが「弘前にいる素のじろうさん」に衝撃を受けて、その魅力をありのままに残したいと感じたことからスタートしました。
じろうさんと弘前―撮影の舞台裏
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被写体:シソンヌじろうさん
じろうさん自身、弘前市内で生まれ育ったゆかりの深い存在です。地元の景色を前にすると見せる自然体の表情や行動は、普段の芸人としての顔とはまた違い、ひときわあたたかみを放ちます。 -
撮影期間:2年半に及ぶ密着
撮影は約2年半にわたって続きました。その間、季節ごとに移り変わる弘前の自然や、文化的な行事、普段着のまちの日常を背景に、多様な表情のじろうさんが収められています。 -
撮影者:永野雅子さん
埼玉を拠点に活躍する永野さんですが、弘前への愛着は人一倍。作品を通じて「地元の人だけではなく、県外の方にも弘前のよさを伝えたい」と語っています。
展示作品と会場の雰囲気
会場には約60点もの写真が一堂に並び、来場者をあたたかな世界へと誘います。ぎっしりと展示された作品には、弘前の街並みを背景に微笑むじろうさんの姿や、名所・弘前公園、商店街を散策する日常のひとコマが収められています。
また、地元民には懐かしさを、観光客には新鮮な驚きを与える、そんな「弘前愛」が溢れた写真ばかりです。
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展示会場:「ギャラリーまんなか」
弘前の玄関口ともいえる中央弘前駅構内にあり、アクセスも抜群。観光や通勤、通学で行き交う人々が気軽に立ち寄れる場所です。 -
開催期間・入場料
2025年8月21日(木)~25日(月)までの5日間、午前10時から午後6時まで開催。
入場は無料で、誰でも気軽に作品を鑑賞できます。
来場者の声と地域への広がり
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来場者の感想
SNSや口コミには「素敵な写真を眺めてホッと一息つけた」「じろうさんの素顔に癒された」といった声が数多く寄せられています。懐かしい地元の風景や、ここでしか見られないじろうさんの表情に、来場者たちはそれぞれ自分なりの思い出を重ねていました。 -
地域と芸術の交流
本展は、弘前で活躍する地元アーティストや市民、観光客をつなぐイベントとして、弘前の魅力を再発見するきっかけともなっています。 -
写真展がもたらす波及効果
写真展の開催をきっかけに、地元商店街や観光地、飲食店などにも活気が生まれています。歴史と芸術が調和する弘前のまちの新たな魅力を、多くの人々に伝えています。
「弘前愛」があふれる写真展のこれから
今回の写真展には地方都市としての弘前だからこそ持つ「温かさ」「素朴さ」「誇り」が随所に感じられます。観光の合間、仕事帰り、通学途中など、立ち寄る人それぞれの日常に、きっと新しい気付きや元気を与えてくれるはずです。
弘前市民のみならず、多くの人々がふるさとを見つめ直し、芸術を通じて新しいつながりを感じられるこの写真展。期間限定の開催なので、興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
- 会場:「ギャラリーまんなか」(中央弘前駅構内/弘前市吉野町)
- 会期:2025年8月21日(木)~25日(月) 10:00~18:00
- 入場料:無料
- 展示数:約60点
- 主催・撮影:永野雅子さん
- 被写体:シソンヌじろうさん
地元愛と優しさが詰まった作品の数々を、ぜひ現地で体感してください。
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