熊本県民の“輪”を広げる新たな祭典「くまもと県民の日」 菊陽町で盛大開催!

はじめに

2025年10月18日(土)と19日(日)、熊本県菊池郡菊陽町で、「くまもと県民の日」が盛大に開催されました。本イベントは、熊本県民テレビ(KKT)が新たに主催する、県民同士の絆を深め、熊本の魅力を再発見するための大型イベントです。大勢の県民と移住者、そして全国からの来訪者が一堂に会し、活気溢れる2日間となりました。

イベントの開催概要

  • 開催日:2025年10月18日(土)10:00~21:00、19日(日)10:00~17:00
  • 会場:菊陽杉並木公園さんさん「スポーツ広場」「ふれあい広場」、菊陽町総合体育館、菊陽町図書館ホール
  • 主催:くまもと県民の日実行委員会・株式会社熊本県民テレビ
  • 特別後援:菊陽町

熊本県は、近年は半導体関連企業の進出や移住者の増加、国際化の進行により、伝統と多様性が交わる活気ある地域として注目されています。この流れを受け、菊陽町を会場に県民の一体感と交流を促進する目的で新たなイベント「くまもと県民の日」が誕生しました。「県民をつなぐ新イベント」として、県民、移住者、外国人、観光客、そして全世代が参加しやすい多彩なプログラムが企画されました。

豪華ゲストが熊本に大集合

イベントでは、熊本県出身の有名タレントが続々登場し、会場を大いに盛り上げました。人気タレントのスザンヌさんや、宇城市出身のインフルエンサー景井ひなさん、KKTで長年番組を務めるYouTuberカジサックさんが参加し、それぞれ熊本への思いと、これからの熊本の魅力について熱く語りました。

また、ZIP!ファミリーの来熊や、若者に人気の音楽グループLittle Glee Monsterのスペシャルライブも行われ、各ステージで歓声が上がりました。県民のみならず、熊本ファンや県外からの来訪者も楽しめるラインナップが大好評でした。

全国のグルメバーガーや地元グルメが大集合

食のイベントも本祭典の大きな目玉です。全国から厳選されたグルメバーガーの名店が集結し、日本一の称号を競う「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP in くまもと」も開催されました。東京、大阪、名古屋など全国有名店の多彩なバーガーだけでなく、台湾シェフと熊本自慢の和牛「黒樺牛(くろはなぎゅう)」のコラボバーガーなど、ここでしか味わえない限定グルメも登場しました。さらに、SHOGUN BURGERが特別出展し、多くのグルメファンがその味を求めて列をなし、大盛況でした。

  • 人気店のバーガー食べ比べコーナー
  • 限定コラボバーガーの実演販売
  • 熊本地元食材の直売コーナーやご当地グッズ販売

このような多彩なグルメブースは、県民のみならず来場した移住者や外国人観光客にも大好評。「県民の日」限定の味覚体験を通じて、熊本の新たな食文化交流も生まれました。

家族で楽しめる体験型コンテンツが充実

イベントでは子どもから大人まで楽しめる体験型のコーナーも多数用意されました。親子連れに人気だったのはスポーツ体験やワークショップ、地元クリエイターによるクラフト教室。さらに菊陽町の伝統や自然を体感できる地域密着プログラムも展開され、多世代で楽しめるプログラムとなっています。

  • アウトドア体験・スポーツ教室
  • 地元野菜の収穫・試食体験
  • 伝統芸能や民話の語り部ステージ
  • 子ども向けワークショップ・クラフト体験

特に、交流や学びの場を提供することで、「県民みんなでつくるイベント」という一体感が強く感じられました。

アクセスと環境配慮

会場周辺には有料駐車場や無料のシャトルバスが用意され、アクセスの利便性にも配慮されています。また、菊陽町が推進する環境保全の観点から「車より公共交通機関の利用」を推奨する案内が徹底されており、エコで持続可能な地域イベントのモデルケースにもなりました。

移住者・外国人も巻き込んだ「多文化共生」

菊陽町は、半導体関連産業の世界的な誘致が進むなか、全国平均を大きく上回る移住者と外国人の増加で知られる“国際都市”へと成長しています。「くまもと県民の日」では、文化や言葉、世代を超え誰もが主役になれる“多文化共生”をリアルに体感できるプログラムも多数用意されました。

  • 日台融合をテーマにしたフード交流
  • 英語・中国語・韓国語による案内や通訳ボランティアの配置
  • 日本文化と国際色豊かなパフォーマンスの共演

住民も移住者も垣根なく、熊本の“今”をともに楽しみ新たな絆を築けるイベントならではの光景がたくさん見られました。

KKTと県民“みんなで創る”イベントの意義

「くまもと県民の日」は単なるお祭りではなく、KKTと熊本県民、そして全国から集う人々が力を合わせて創り上げる、未来志向の地域コミュニケーションプラットフォームとして誕生しました。従来の「テレビタ感謝祭」や「夢まちランド」で培った実績とノウハウに加え、デジタルを活用した双方向の発信や若者の参加促進も進められています。コロナ禍や複数の自然災害を経験した熊本だからこそ、「多様性とつながり」の重要性が再認識され、このイベントに注ぎ込まれています。

イベント参加者からは「熊本に生まれてよかった」「移住して新たな仲間ができた」「多様な人と一緒に楽しめる素晴らしいイベント」といった声があふれ、「地域の未来を切り開く一歩」として多くの人の心に刻まれました。

今後への期待

「くまもと県民の日」は、今年度初開催ながらも大きな成功を収め、今後は県内各地への展開や、さらに多様なプログラム導入など更なる発展が期待されています。地域を越え、世代を越え、世界へと広がる熊本の絆。その中心となるイベントとして、多くの県民からの支持を受けました。今後も新たな出演者やグルメ、体験企画などが随時発表される予定で、熊本の魅力をさらに引き出す場として目が離せません。

本イベントを通じて、熊本県民一人ひとりが主役となり、未来に誇れる地域社会を築いていくきっかけとなることを願っています。

おわりに

あたたかい人の輪と、多様な文化が交わる「くまもと県民の日」。来年の開催も期待と希望に満ちています。熊本に住む誰もが「ここがふるさと」と感じられる日を、これからも皆で創り上げていきましょう。

参考元