京王線で「事業用車両トレインカードラリー」開催中!“乗れない電車”をテーマにファンを魅了
2025年8月2日から、京王電鉄が「京王線 事業用車両トレインカードラリー」を開催しています。このイベントは、京王線と井の頭線の「事業用車両」をテーマにしたカードラリー形式で、鉄道ファンや家族連れに注目を集めています。開催期間は2025年8月2日(土)から9月23日(火・祝)までです。
「乗れない電車」がテーマのトレインカードラリーとは?
このカードラリーは、普段は乗ることができない京王線の事業用車両にスポットを当てています。事業用車両とは、乗客を乗せるための電車とは異なり、線路の点検や架線の検査、資材運搬などを行う特殊な車両を指します。京王電鉄では2015年10月に導入した「デヤ901形」「デヤ902形」などの総合高速検測車「DAX」を含むこれらの車両が10周年を迎えたことを記念して、今回のイベントを企画しました。
カードラリーの参加方法と配布駅
参加方法はとてもシンプルです。まず、京王線・井の頭線の一日乗車券を購入してください(QRデジタル乗車券は対象外です)。その乗車券を持って京王線・井の頭線全駅で配布される「チラシ兼チェック用紙」を手に入れます。次に、カード配布対象となっている6つの駅の窓口で乗車券とチェック用紙を提示すると、駅ごとに異なる絵柄の事業用車両トレインカードがもらえます。
- 新宿駅(百貨店口事務室)
- 下高井戸駅(改札窓口)
- 調布駅(中央口改札カウンター)
- 府中駅(北口改札窓口)
- 高幡不動駅(改札カウンター)
- 橋本駅(改札カウンター)
カード配布時間は各駅とも午前9時30分から午後6時まで。各駅で配布されるカードは全部で6種類あります。全種類集めた参加者は、ゴール駅となる京王多摩センター駅で先着2,500名に限定の「カードホルダー」がもらえます。
イベントの魅力と参加者の楽しみ方
このトレインカードラリーは、普段は見ることが難しい「乗れない電車」に焦点をあてているため、鉄道ファンはもちろん、お子さん連れのファミリーや地域住民も楽しめる内容となっています。カードの絵柄はそれぞれの事業用車両の特徴や歴史を反映しており、集める楽しみだけでなく学びの要素もあります。
さらに、京王多摩センター駅で配布されるカードホルダーは、今回のイベントの記念品として人気が高く、開催期間中でも早期に配布数が終了する可能性があるため参加はお早めにとの案内があります。
事業用車両とは?
事業用車両は、営業用の乗客を運ぶ列車とは異なり、鉄道の安全運行を支える重要な車両群です。例えば軌道や架線の検査を行う検測車、保守点検や資材搬送のための作業車などがあります。京王電鉄で10年前に導入された「デヤ901形」「デヤ902形」は、高速検測や架線点検を効率よく行う最新鋭の事業用車両で、その活躍は鉄道の安全維持に欠かせません。
開催概要まとめ
- 開催期間:2025年8月2日(土)~9月23日(火・祝)
- 参加条件:京王線・井の頭線の一日乗車券購入者のみ(QRデジタル乗車券は対象外)
- 配布駅:新宿、下高井戸、調布、府中、高幡不動、橋本の各駅(9:30~18:00)
- 達成賞配布駅:京王多摩センター駅(9:30~18:00)
- 配布数:カード・カードホルダーは先着2,500名限定
この記念イベントに参加すれば、普段は見られない京王線の舞台裏を身近に感じることができ、楽しい思い出とともに鉄道への理解も深まることでしょう。
関連写真・投稿
開催にあわせて、参加者からSNSなどへ投稿されている写真には、配布されたトレインカードのデザインや、イベントの様子が映し出されており、実際に駅の窓口でカードを受け取る光景や、カードを手にした笑顔などが多く見られます。こうした投稿でイベントの楽しさがますます広まっています。
なお、カードの配布は先着順で行われているため、期間中でも予定の配布数に達した場合は早期終了の可能性があることにご注意ください。
京王電鉄は今後も地域と鉄道ファンの双方に喜ばれる企画を展開していく予定です。ぜひこの夏、京王線の「乗れない電車」の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。