有村架純さんも来場!「カサロエベ銀座」グランドオープンに見る新しいラグジュアリーのかたち

東京・銀座に、スペインのラグジュアリーブランドロエベ(LOEWE)の日本最大店舗「カサロエベ銀座」がオープンし、大きな話題を集めています。アートコレクターの邸宅を思わせる空間デザインや、日本各地・世界各国から集められたアート&クラフトの展示が特徴で、単なるショップを超えた文化発信の場として注目されています。

グランドオープンを祝うイベントには、多くのセレブリティやアーティストが来場し、俳優の有村架純さんもそのひとりとして参加しました。会場では、ミニスカートにフード付きトップスを組み合わせた、洗練されたカジュアルルックで登場し、ブランドの世界観に寄り添ったスタイリングがひときわ注目を集めました(※有村さんの衣装の詳細は主催発表の範囲で知られていますが、本記事ではイメージをやさしくお伝えします)。

国内最大にして世界で2番目の規模を誇る「カサロエベ銀座」

カサロエベ銀座は、2025年12月4日にオープンしたロエベの新たな旗艦店で、日本最大、世界で2番目の規模を誇る重要な店舗です。銀座の中心部、中央通りとみゆき通りが交差する象徴的なロケーションに位置し、ロエベにとって日本で初めて中央通りに面したフラッグシップ店舗となりました。

建物は4フロア・約965㎡という広さを持ち、ウェア、バッグ、シューズ、ジュエリーなどブランドの主要カテゴリーがフルラインナップでそろいます。1846年創業のロエベが築いてきたクラフツマンシップ(職人技)と現代的なデザインが、空間すべてに行き渡る構成になっています。

「アートコレクターの邸宅」のような空間演出

世界各地のロエベの店舗は、「アートコレクターの邸宅(カサ)」をイメージしてデザインされているのが大きな特徴で、カサロエベ銀座もそのコンセプトを色濃く反映しています。

  • 全フロアに世界中から集められたアート、クラフト、デザイン作品を展示
  • 京都の陶芸ユニットスナ・フジタとコラボレーションしたモチーフが来店者を出迎える
  • 4階にはアーティストケリス・ウィン・エヴァンスによるネオン作品が天井から吊るされたドラマティックな空間
  • 2階には「LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025」大賞受賞作家・彫刻家青木邦眞氏の陶芸作品《Realm of Living Things 19》が展示

店内に一歩足を踏み入れると、満開の桜の木の下にたたずむシカや子どものモチーフが出迎えてくれるなど、ブランドの遊び心と詩的な世界観が感じられるインスタレーションが楽しめます。ショッピングだけでなく、ギャラリーを巡るようにアートと向き合う体験ができるのが、カサロエベ銀座ならではの魅力です。

銀座の歴史と響き合う建築ディテール

カサロエベ銀座の建築は、スペインの感性と日本のデザインが融合したもので、随所に銀座という街の歴史や文化へのオマージュが込められています。

  • 外壁のマディグリーンのセラミックタイル
    かつて銀座一帯が低湿地帯であったという歴史と自然環境から着想を得た色で、職人による手仕事で制作されています。不規則な釉薬の表情とわずかな窪みが、独特の色の揺らぎを生み出しています。
  • 真鍮製の窓枠
    銀座がかつて造幣拠点として、銀貨や金貨の製造が盛んに行われていた歴史にインスピレーションを受けたディテールで、さりげなく「銀座らしさ」を物語っています。
  • 中央階段と多様な素材の調和
    中央の階段はグリーンのセラミックタイルに囲まれ、手仕事で仕立てられた木製の手すりが優美な曲線を描きながら全フロアをつなぎます。石材、木材、セラミック、コンクリートなど多様な素材が調和を保ちながら空間を構成しています。

こうした細部へのこだわりは、ロエベが大切にしてきたクラフトとマテリアルへの敬意そのものであり、銀座という街へのリスペクトも感じさせてくれます。

グランドオープンを祝う華やかなセレブリティの集い

オープンを記念して開催されたグランドオープンイベントには、ダンサー、俳優、ミュージシャンなど、さまざまな分野で活躍する多彩な顔ぶれが集結しました。

  • ダンサーの田中泯さん
  • 俳優の向井理さん
  • 俳優の有村架純さん
  • 俳優の中村アンさん
  • 俳優の堀田真由さん
  • 俳優の板垣李光人さん
  • 俳優の臼田あさ美さん
  • バンド羊文学(塩塚モエカさん、河西ゆりかさんら)

彼らはロエベと縁の深い「コミュニティ」として招かれ、新しい旗艦店の門出をともに祝いました。来場者それぞれが、自身のスタイルとロエベの服やバッグをミックスした着こなしを披露し、ブランドの多様性と表現の自由さを体現していたのが印象的です。

なかでも有村架純さんは、ミニスカートとフード付きトップスを組み合わせたスタイリングで登場。ほどよくカジュアルでありながら、シルエットや素材感によって上品さも感じさせるコーディネートは、新しいロエベの世界観とよく響き合っていました。足元やバッグの選び方ひとつをとっても、軽やかさと大人っぽさを両立させた「今」のムードが表現されており、会場の視線を集める存在となっていました。

映像キャンペーンと銀座シティガイドも展開

ロエベは、カサロエベ銀座のオープンを祝して、映像キャンペーン銀座シティガイドの配布もスタートさせています。これは「はじめまして、あらためまして。」というメッセージのもと、銀座という街と、そこに暮らす人・働く人・訪れる人々への敬意を表した取り組みです。

  • カサロエベ銀座の建築的・美的な魅力を、写真とテキストで丁寧に紹介
  • ロエベのエッセンスと共鳴する銀座の重要な店舗や事業者をピックアップ
  • キャンペーン映像のストーリーや、キャストのインタビュー、制作の舞台裏も掲載

シティガイドはカサロエベ銀座のほか、森岡書店中村活字でも配布されており、中央通りや晴海通りには特別なフラッグも掲出されるなど、銀座の街全体を巻き込んだ祝祭的な展開となっています。

スナ・フジタとのコラボや限定アイテムも楽しみ

オープンにあわせて、ロエベは京都の陶芸制作ユニットスナ・フジタとのコラボレーションによる特別なコレクションも発表しています。

  • シカや子どものモチーフが舞うハンモックバッグのカサロエベ銀座限定モデル
  • 新たな表情を見せるアマソナバスケットバッグなどのバッグコレクション
  • チャームやハット、革小物など、遊び心あふれるアクセサリー類
  • 4階ギフトカウンターでの、スナ・フジタ特別パッケージ入りスイーツの期間限定販売

ロエベの持つラグジュアリーの価値観に、スナ・フジタならではの物語性豊かなイラストレーションが加わることで、どこか温かみとユーモアを感じさせるアイテムがそろっています。アートピースを手にするような感覚で、バッグや小物を選べるのも、カサロエベ銀座ならではの体験といえるでしょう。

「カサロエベ銀座」が示すこれからのラグジュアリー

ロエベは創業180周年を迎える節目の年を前に、このカサロエベ銀座をオープンしました。銀座は長年にわたってロエベの日本展開における重要な拠点であり、この新店舗には、ブランドがこれまで培ってきた歴史と、これから目指す未来へのビジョンが凝縮されています。

単に高価なものを並べるだけではなく、アートやクラフトを通じて価値観や物語を共有する場所として、ショップは進化を続けています。グランドオープンに集った有村架純さんをはじめとする表現者たちは、まさにその物語の語り手ともいえる存在です。

ミニスカートとフード付きトップスという、どこか親しみやすくも洗練されたスタイルで登場した有村さんの姿は、「ラグジュアリー=遠い世界のもの」というイメージをやさしくほぐし、日常の延長線上にある上質さを提案しているようにも感じられます。

アート作品を眺めながら空間を巡り、銀座の街に根ざした物語を感じつつ、自分だけのお気に入りの一品を見つける。カサロエベ銀座は、そんなゆったりとした時間を楽しめる場所として、これからも多くの人に愛されていきそうです。

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