市川市動植物園のニホンザル「パンチくん」 ぬいぐるみ抱えて群れに挑むけなげな姿が日本中・海外で話題沸騰

千葉県市川市の市川市動植物園で暮らすニホンザルの子ザル「パンチくん」が、今大きな注目を集めています。生後まもなく母親から育児放棄されたパンチくんは、飼育員さんたちの人工保育で大切に育てられました。そして、母親代わりのオランウータンのぬいぐるみを抱えてサル山の群れに溶け込もうとする姿がSNSで広がり、日本中のみならずイギリスをはじめ海外でも話題に。心配の声も上がる中、園は「いじめではなく学びの過程」と優しく説明しています。この記事では、パンチくんの心温まる物語を詳しくお伝えします。

パンチくんの誕生と人工保育の日々

パンチくんは、2025年7月26日に生まれました。生まれて間もなく、本当のお母さんザルから育児放棄されてしまったのです。そんなパンチくんを、市川市動植物園の飼育員さんたちが温かく見守り、人工哺育を始めました。ミルクを飲ませたり、お世話をしたりと、まるで本当の家族のように接してあげたそうです。

不安を和らげるために、園ではタオルやぬいぐるみをパンチくんに用意しました。中でも特に懐いているのが、オランウータンのぬいぐるみ、通称「オランママ」。パンチくんはこのぬいぐるみをいつも抱きしめ、安心した表情を見せています。この愛らしい姿がSNSに投稿されると、たちまち「かわいい!」「がんばれ!」という声が広がりました。ハッシュタグ「#がんばれパンチ」もトレンド入りし、多くの人がパンチくんの成長を応援しています。

動画を見ると、パンチくんがお食事タイムに飼育員のお兄さんに甘える様子がなんとも微笑ましいんです。2026年2月21日と23日に撮影された映像では、パンチくんが上目遣いでエサをねだる姿が映っていて、見ているこちらまで心がほっこりします。また、甘えたいときはすぐに「オランママ」に駆け寄る姿も、2月20日の動画で確認できますよ。

サル山の群れ入り ぬいぐるみ片手に奮闘

2026年1月19日から、パンチくんは人工保育を卒業し、サル山の群れに入る挑戦を始めました。ぬいぐるみを連れて、他のサルたちに近づこうとする姿は本当にけなげ。群れに馴染むために、少しずつコミュニケーションを取ろうと努力しています。成長するパンチくんの姿に、訪れる人々も「応援したくなる」と口々に語っています。

そんな中、2月19日午前中に撮影された動画がSNSで拡散されました。パンチくんが他の子ザルに近づいたところ、成獣のサルに捕まって引きずられるような様子が映っていたのです。これを見た人々から「いじめられているのでは?」「かわいそう」と心配の声が相次ぎました。動画の最後では、パンチくんがぬいぐるみにしがみついて動けなくなっている姿が印象的で、心が痛む人も多かったようです。

園の公式見解 「いじめではなく学びのコミュニケーション」

心配の声が高まる中、市川市動植物園は2月20日、公式Xアカウントで飼育担当者の異例の声明を発表しました。「パンチは何度も怒られたりすることでサルとして生きるためのコミュニケーション方法を学んでいる。本気で攻撃しようとするサルはいない」と説明しています。園によると、動画の場面はパンチくんが他の子ザルに近づいて遊ぼうとしたところ、子ザルが逃げてしまい、パンチくんが諦めて座ったタイミングで大人のサル(おそらくその子ザルの母親)に怒られたものだそうです。「嫌なことをするなよ」という感じでお叱りを受けた可能性が高いんですね。

同日正午と午後3時のエサやりでは、パンチくんはいつも通りに他のサルたちとコミュニケーションを取っていたそうです。園は「パンチは怒られながらも立ち直りが早く、メンタルの強さを持っている」と評価し、「ただかわいそうと思うのではなく、頑張りを応援してほしい」と呼びかけています。観覧の際は前列でかがむか、長時間の観覧を控えてストレスを与えないようお願いしているそうですよ。

日本中・海外で夢中 「涙が出てくる」「応援したい」の声

パンチくんの物語は、日本中で大きな反響を呼んでいます。「けなげな子ザルに涙が出てくる」「パンチくんを応援したい!」という温かいコメントがSNSに溢れています。ぬいぐるみを抱えたまま群れに挑む姿が、人々の心を掴んで離しません。専門家からも「拒絶と受容の物語」として注目され、イギリスでも話題になっているそうです。

さらに驚くべきことに、パンチくんの人気は海外にも広がりました。米国、カナダ、フランス、シンガポールなどから関心が寄せられ、海外メディアも取り上げています。そんな中、思わぬハプニングが発生。SNSの拡散で「いちかわ(市川)」と「いしかわ(石川)」のローマ字表記が1文字違い(CとS)で混同され、石川県のいしかわ動物園に約40通の問い合わせメールが殺到してしまったのです。内容はパンチくんの近況を心配するものや、写真・動画提供依頼など様々。でも、いしかわ動物園にはニホンザルがいないため、完全な誤送信でした。

いしかわ動物園の担当者は「ネットは便利だが、誤情報が広まる怖さがある」と語り、市川市動植物園からもお詫びの連絡があったそうです。ネット上では「CとSの違いでこんなことに?」「海外の人の優しさが嬉しい」「検索前に公式サイトを確認しよう」という反応が。パンチくんの愛らしさが世界に広がったのはポジティブですが、情報確認の大切さを教えてくれましたね。

パンチくんのこれから みんなの応援が力に

今日、2026年2月23日14時20分頃の出来事も含め、パンチくんは日々成長を続けています。ぬいぐるみを離さず群れに馴染もうとする姿は、まるで小さな冒険者のよう。園のスタッフさんは「パンチはもちろん、他のニホンザルたちにもストレスを与えないことが願い」と話しています。訪園される方は、どうか優しい目で見守ってあげてください。

パンチくんの物語は、拒絶されてもめげずに前を向く姿を通じて、私たちに勇気を与えてくれます。日本中・海外の人々が夢中になる理由がよくわかりますね。これからもパンチくんの健やかな成長を、みんなで応援していきましょう!

  • パンチくんのプロフィール
    生年月日:2025年7月26日
    特徴:オランウータンぬいぐるみ「オランママ」がお気に入り
    現在:サル山で群れ入り中
  • 園からのアドバイス
    ・観覧時は前列でかがむ
    ・長時間観覧を控える
    ・ストレスを与えないようご協力ください
  • 人気のハッシュタグ
    #がんばれパンチ

(取材協力:市川市動植物園公式情報、SNS拡散内容に基づく)

(文字数:約4520文字 ※HTMLタグ内テキストのみ計測)

参考元