ハウステンボスと鉄道コラボが熱い!年末年始の話題ニュースまとめ

長崎のテーマパーク「ハウステンボス」では、ヨーロッパの街並みを再現した園内で、冬季もイルミネーションやクリスマスイベントが開催され、多くの来場者でにぎわっています。ハウステンボスは、光の演出や季節ごとのショーが評価され、国内外から注目されている観光スポットです。

一方、鉄道各社でもファン心をくすぐる限定企画が相次いでおり、特に「東武60000系・80000系プラレール」「名鉄ハローキティ展記念乗車券」「小田急ロマンスカー臨時51号」といったニュースが、鉄道ファンだけでなく家族連れにも話題となっています。これらのニュースは、テーマパークや地域イベントと組み合わさることで、冬のレジャー計画に新しい選択肢を与えてくれます。

ハウステンボスの冬イベントと鉄道旅の相性

ハウステンボスでは、冬の時期にイルミネーションやクリスマスをテーマにしたイベントが連日行われ、園内全体が華やかな光に包まれます。夜には花火やショーが組み合わさった演出もあり、1日を通して特別な時間を過ごせるのが特徴です。

こうしたハウステンボスの冬イベントは、鉄道旅との相性も良く、夜まで楽しんだあとに周辺ホテルでゆっくり滞在したり、翌日に近隣観光地へ足を延ばしたりと、旅全体の満足度を高めてくれます。特に家族旅行やカップルの記念旅行として、イルミネーションと列車の旅を組み合わせるプランが人気です。

東武60000系・80000系プラレール販売(12月13日~)

まず注目したいのが、東武鉄道の通勤電車「60000系」と「80000系」をモチーフにしたプラレールの販売です。2025年12月13日から発売が始まり、沿線の鉄道ファンや親子連れから大きな関心を集めています。

  • 販売開始日:2025年12月13日
  • モデル:東武60000系・80000系車両
  • 対象:鉄道ファン、プラレール好きの子どもたち、コレクター

60000系や80000系は、東武鉄道の新しい世代を担う車両として、快適性やデザイン性が評価されている形式です。そのデザインがプラレールとして再現されることで、実際に乗車した思い出を“おうち遊び”として楽しめる点が魅力です。

また、鉄道グッズは旅のきっかけにもなりやすく、「実物を見に行きたい」「今度はこの電車に乗ろう」といった家族の会話が生まれやすくなります。ハウステンボスのような遠方のテーマパーク旅行と組み合わせれば、「行きは東武沿線で遊んでから、別の日に九州旅行へ」というように、年間を通じた鉄道旅の楽しみ方が広がっていきます。

名鉄ハローキティ展記念乗車券(12月19日~)

続いてのニュースは、名古屋鉄道(名鉄)が発売する「ハローキティ展記念乗車券」です。2025年12月19日から販売されるこの乗車券は、人気キャラクターとのコラボ商品として、沿線のイベントとあわせて話題を呼んでいます。

  • 発売開始日:2025年12月19日
  • 内容:ハローキティ展を記念したデザインの乗車券セット
  • 特徴:記念性が高く、台紙やイラストもコレクション性が高い企画券

ハローキティ展などのイベント会場へ足を運ぶ際、この記念乗車券を利用すれば、移動そのものが特別な体験になります。かわいらしいデザインの券面は、使用後も記念として保管するファンが多く、鉄道趣味とキャラクターグッズ収集の両方を楽しめる点が魅力です。

ハウステンボスでも、キャラクターショーや季節イベントが家族連れに人気であり、「好きなキャラクターに会いに行く旅」という楽しみ方は共通しています。鉄道会社とイベントのコラボレーションは、移動と目的地の体験を一体化させることで、旅全体を「ストーリー性のあるレジャー」として感じさせてくれます。

小田急ロマンスカー臨時51号(1月5日運転)

そして年明けには、小田急電鉄の特急「ロマンスカー」で臨時列車「臨時51号」が、2026年1月5日に運転される予定です。ロマンスカーは首都圏と観光地を結ぶ特急として長年親しまれており、展望席やゆったりとしたシートが特徴の人気列車です。

  • 運転日:2026年1月5日
  • 列車名:ロマンスカー 臨時51号
  • 利用シーン:年末年始の帰省・行楽のピークを避けた旅行、箱根などへの小旅行

臨時列車の設定は、混雑期前後の需要に応えるだけでなく、「この日だけの特別な列車」として乗車体験そのものに特別感を与えてくれます。ロマンスカーは、車窓からの景色や車内サービスをゆっくり味わえるため、日帰りであっても「旅に出た」という満足感が得られる列車です。

ハウステンボスでも、夜のイルミネーションを楽しんだあとに、ホテルや周辺都市へと移動する時間そのものが“旅の余韻”となります。快適な列車での移動は、観光地でたっぷり遊んだ後のひとときを穏やかな時間へと変えてくれるため、年末年始の旅では「どの列車に乗るか」を考える楽しみも大きな要素になります。

ハウステンボスで楽しむ冬の夜と花火

冬のハウステンボスでは、園内を彩るイルミネーションのほか、クリスマスシーズンには特別なショーや花火が組み合わされたイベントが行われます。音楽と光がシンクロする演出は、テーマパークならではのスケール感で、老若男女を問わず感動を与えてくれます。

年末には、カウントダウン花火など、大晦日に合わせた企画が行われる年もあり、家族や友人と新年を迎える場所としても注目されています。こうしたイベントは、鉄道や飛行機を利用して遠方から訪れる人も多く、「旅先で新年を迎える」という特別な思い出づくりの舞台となっています。

鉄道グッズとテーマパークがつなぐ家族の時間

東武のプラレールや名鉄の記念乗車券、小田急ロマンスカーの臨時列車といった鉄道関連ニュースは、一見するとバラバラに見えますが、「旅をもっと楽しくする工夫」という点で共通しています。手元に残るグッズや限定の乗車体験は、旅の前後の時間も含めて、長く語り合える思い出をつくるきっかけになります。

ハウステンボスのような大型テーマパークでは、現地での体験そのものが主役ですが、そこへ向かう道のりや帰り道も、どの列車に乗るか、どの切符を使うかといった選択で「物語性のある旅」に変わります。鉄道各社の取り組みと、ハウステンボスのような観光地の魅力をうまく組み合わせることで、年末年始のレジャーはさらに豊かで思い出深いものになっていきます。

参考元