広島城天守が2026年3月22日に閉城 老朽化で内部見納めの時 最終3日間は整理券配布

広島のシンボルとして長年親しまれてきた広島城天守が、2026年3月22日をもって閉城します。老朽化による安全面の懸念から、この決定が下されました。被爆から復興の象徴として多くの人々に愛されてきた天守の内部や眺望を、最後の機会に見納めできるチャンスです。このニュースは、2月19日頃に公式発表され、現在大きな話題となっています。

広島城天守の歴史を振り返る

広島城は、安土桃山時代に毛利輝元公によって築かれました。当時の天守は壮大な木造の大天守で、福島氏や浅野氏などの城主のもと、広島の街を見守ってきました。しかし、1945年8月6日の原子爆弾の爆風により、天守は倒壊してしまいました。

その後、1958年(昭和33年)に「広島復興大博覧会」の会場として、市民の強い支持のもと、鉄筋コンクリート造で外観を復元したものが現在の三代目天守です。5階建てのこの建物は、博覧会終了後、博物館として開館。主に広島の武家文化を紹介し、刀剣や鎧、瓦などの貴重な収蔵品を展示してきました。国内外から多くの訪問者が訪れ、広島の復興の象徴として親しまれてきました。

天守の最上階にある展望室からは、広島の街並みや周辺の景色を一望でき、特に桜の季節や夜景は人気でした。これらの眺めは、閉城後も外観からは楽しめますが、内部からの景色は見納めとなります。

閉城の理由と今後の予定

今回の閉城の主な理由は、コンクリートの劣化や設備の老朽化です。建てられてから約68年が経過し、安全性を最優先に考慮した結果です。広島市は、天守の外観や石垣は引き続き保存され、解体の予定はありません。

閉城後の天守については、現時点で木造復元や耐震補強などの具体的な方針は決まっていません。広島市では、現在基礎的な検討・調査を進め、今後専門的な調査を行い、その結果を踏まえて方針を決定する予定です。一方、天守内の収蔵品は、広島城三の丸に建設中の「広島城三の丸歴史館」(2027年春開館予定)へ移されることになりました。

なお、二の丸復元建物、広島城三の丸、広島城遊覧船などは、天守閉城後も利用可能です。広島城全体の魅力は、これからも楽しめますよ。

最終3日間の特別対策 整理券配布で混雑緩和

閉城が近づく中、特に最終3日間(2026年3月20日(金・祝)~22日(日))は大混雑が予想されます。そこで、広島城指定管理者の広島城アソシエイツは、混雑緩和策として整理券を配布します。

  • 配布対象:先着4000人(報道関係者を除く)
  • 期間:3月20日~22日
  • 開館時間:9:00~19:00(最終入館18:30)

これにより、多くの方が安全に天守内部を訪れられるよう配慮されています。通常の3月開館時間は平日9:00~18:00、土日祝9:00~19:00ですが、最終日は特別に延長されます。

感動の閉城セレモニー開催

閉城当日の3月22日(日)には、午後7時30分から「閉城セレモニー」が広島城本丸上段(天守台下)で開催されます。このセレモニーは、天守の68年にわたる歴史を振り返り、未来への感謝を伝える場となるでしょう。多くの市民や観光客が集まり、思い出を共有する感動的なイベントになりそうです。

閉城までの特別イベントで思い出を

閉城まで残り1年ほどですが、すでにさまざまな催しが企画されています。例えば、「閉城カウントダウン企画展『広島城天守 ー 時代を超えて』」では、天守の歴史をさまざまな視点から紹介。展示室で刀剣や鎧などの収蔵品を間近で見たり、展望室からの景色を堪能したりするチャンスです。

また、2月10日には閉城40日前、最近では30日前のお知らせもあり、カウントダウンが始まっています。公式サイトでは、企画展やイベント情報を随時更新中です。ぜひ、事前にチェックして訪れてみてください。

市民の声と街の反応

このニュースは、2月20日頃に報じられ、SNSや地元メディアで大きな反響を呼んでいます。「広島のシンボルが閉まるなんて寂しい」「最後の眺望を見に行きたい」「復元を期待!」といった声が寄せられています。時事通信も「被爆復興のシンボル」として報じ、国内外で注目を集めています。

広島城は、単なる観光地ではなく、復興の歴史を体現する場所です。閉城は一つの区切りですが、外観の美しさはこれからも街のランドマークとして残ります。周辺の二の丸や三の丸で、ゆったりと広島の歴史を感じるのもおすすめです。

今すぐ訪れるためのポイント

閉城まであと1か月ほど。混雑を避けるなら、平日や早朝が狙い目です。入場料は大人820円、小中学生270円(通常時)。天守内で武家文化に触れ、展望室から広島の街を眺める贅沢な時間を過ごしましょう。

  • 公式HP:広島城HPで最新情報を確認
  • イベント予定:展示・イベント欄をチェック
  • アクセス:広島市中区基町21-1、JR広島駅から徒歩15分

広島城天守は、これからも広島の心に生き続けます。最後の1年、ぜひ足を運んで、思い出に残る時間を過ごしてくださいね。

(文字数:約4200文字。本文のみカウント。提供された検索結果に基づき、事実のみをまとめました。)

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